blueな日々

( Art で逢いましょう)

すぐれもの?~Autoboy Prisma

2009年10月13日 | カメラたち
1013ap1
このカメラも、ヤシカの35-MEとおなじように、動作が未確認の、
すでに壊れているかもしれない品だった。オークションで二百円
で落札した。北海道から定形外郵便で送られてきた。

Autoboy Prisma~通常のアイレベル式の他に、ローアングルファ
インダー機構を備えた、AF35mmの全自動カメラ。 世界で初めて
カメラにワイヤレスのリモートコントローラーを採用。ボディと
一体型の送信部を取外し簡単な操作で自分も入った写真が撮れた。
ローアングル用ファインダーの光学系にダハプリズムを使用した
のでプリズマの名前が…(キャノンのサイトより、仕様を抜粋)

1013ap2

カメラを軽く構えて、上からのぞき込んで撮影ができる。つまり
私は何気なく下を向いた状態で、前方の被写体を撮影できるわけ。
このカメラの上部の出っ張りが、ふたつめの、ローアングル用の
ファインダーだ。また奇妙なものを作ったものだ。トイカメラと
いわれても仕方ないような気もする。写りがよければ、便利だし、
使いつづけるかもしれない。…動けば、だが。カメラのデザイン
は微妙だが、赤いシャッターボタンが効いて?いる。

1013ap3

カメラが届いた。電池を入れ、レンズの横にあるスイッチをオン
にして、シャッターを押したら、うるさい音がして撮影ができた。
ストロボも自動的に光った。今も使えるカメラ。生きていたのだ。

正面からは、不細工で見られない。真上から見れば、かっこいい。
うるさい音もストロボの自動発光も、撮影者は、コントロールが
できないらしい。被写体が暗ければストロボが光る。発行禁止に
はできない。操作音は評判になるくらいの騒音レベルとか。いい
ところがないみたいだが、やはりローアングルのファインダーは
おもしろい。カメラ上部のファインダーをのぞき、構図を決めて、
シャッターを切ることができるのだ。被写体のほうを見なくても
撮影が済んでしまう。すぐれものではないか…。

1013ap4

ローアングルファインダーの機構を備えた国産のカメラは、他に、
京セラから発売されていた。T-Proofという、全自動35mmのAE
レンズシャッターカメラ。Prismaより四角いデザイン。悪くない。
(以上、この記事は,夏に書いていたもの)

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。