blueな日々

( Art で逢いましょう)

死期に処するの難きなり

2007年03月30日 | 読書メモ

H19bp

読書を中断した本。どうも落ちついて読めない。今、もっと
気軽に、天真爛漫な物語を欲している。軽めのフィクション
を楽しみたいと思う。下記は内容をおぼえていたら、つづき
から。いつものように忘れてしまったら、最初からまた読む
つもり。いつになるかは不明だが。いい本ではあるので。

………
『司馬遷~起死回生を期す』
著者:林田慎之助 出版: 角川書店
発行:2002.10 古書を購入(文庫本)
出版社の内容紹介:二千年前、中国の歴史家・司馬遷は友人
である将軍・李陵を弁護したため、漢の武帝の逆鱗にふれた。
朝廷に五十万銭さし出すか、宦官に身を落とすか、あるいは
死刑か。孤立無援の彼には、男根を切除する陰惨な刑を選ぶ
しかなかった。彼は生の証として壮大な歴史記録「史記」を
完成させる。数奇な運命を生きた司馬遷の劇的な生涯を描く。

興味がつきない、人のいとなみ~思想だが、今はどうしても
読み進むことができない。第一部のみ~老子の生涯を読んだ
だけで、今回は本を閉じることにする。後日また。

………
『アラビアの夜の種族~全3巻』
著者:古川日出男 出版: 角川書店
発行:2006.07 図書館を利用(文庫本)
出版社の内容紹介:偽りの平穏に満ちたエジプト。迫り来る
ナポレオン艦隊。侵掠の凶兆を迎え撃つ、支配階級奴隷アイ
ユーブの秘策はただひとつ、極上の献上品。それは読む者を
破滅に導き、歴史を覆す書物『災厄の書』である。彼の術計
は周到に準備される。権力者を眩惑して滅ぼす、奔放な空想。
物語は夜、密かにカイロの片隅で譚り書き綴られる。驚異の
物語。日本推理作家協会賞&日本SF大賞受賞作。

非常に気になる物語。読書の喜びを満喫させてくれるはずの、
大作~作品ではあるが、これもまた何故か私には今読めない。
長いプロローグのみを読んだ。アラビアンナイトを踏襲した
作品である。次は、秋の夜長に、じっくりと読んでみたい。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。