これはキャノンのレンジファインダーカメラ「Canonet QL25」~普及機
ではあるが,その写りのよさに感激した機種.時代を感じさせるシンプル
なボディデザインも悪くない.ふたたび撮影を.今度もいい写りのカット.
ファインダー内部の二重像を合致させて被写体のピントを合わせる.その
操作が好きなのだ.シャッター速度優先のオートでの露出も現在でもほと
んど狂いなく機能している.昔からの日本のカメラ技術の高さでもあろう.
このカメラもたぶん製造されて半世紀以上はたつだろう.不思議な感覚に
も私は襲われるのだ.…私のこの個体は、レンズがすこしがたついている.
ボディから外れてしまうかもしれない.そんな不安にも.気になっている.