キャノンの古いレンジファインダーカメラ。官公庁のオークション
に出品されていた。開始価格は千五百円。入札の保証金が百五十円。
ネットで、私も入札の、仮の参加申込をした。入札の開始は今月の
下旬からになり、オークションの終了は来月の初旬になるらしい。
入札参加申込書という書類をダウンロードして自宅でプリントした。
必要事項を記入してから郵送する。役所で受理されて私もはじめて、
入札に、具体的な金額を考え、参加できることになる。なんという
手間だろうか。結果が出るまでに、そうとうな日数もかかる。
人気の機種で、状態がいいようなので、入札の参加者は多いだろう。
価格は大幅に上がってしまうだろう。もちろん私には買えないほど
の金額に、たぶん。一度は、官公庁のオークションに参加するだけ
でもいいのではないか。そう考えたのだ。間違って、奇跡が起きて、
私のものにならないとも限らないのだから。夢ではあるが。
これもオークションに出品されていたカメラ。ロシアの古いレンジ
ファインダー。ライカのコピーモデル。ため息が出てしまいそうな
ほど美しい。欲しかったが、価格が高すぎて、私には、入札にすら
参加することができなかった。見知らぬ人のものになったカメラ。
（写真は３枚とも、ネットオークションのサイトから転載した）
（Canonet QL17とZolki3～ともにレンジファインダーのカメラ）