blueな日々

( Art で逢いましょう)

きれいなままの~Konica Acom-1

2011年02月14日 | ●Camera:Single lens reflex
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コニカの一眼レフカメラ「Acom-1」~オートモードの露出が
過敏すぎて,たぶん代替電池の電圧の違いが原因で,あるいは
不具合が。露出がアンダー過ぎるのだ。私の感覚では感度100
のカラーネガフィルムを使って今朝のようなくもり空の戸外で、
シャッタースピードを1/250秒にする場合,絞りはf/4くらいで
いいはず。なのにオートモードにすると何故か1/1000秒でf/16
になってしまう。狂いすぎている。本来の適正な露出はそんな
おかしな数値にはならないはず。そこで今朝はマニュアルのみ
で撮影してみることに。うまく写ってくれることを祈りながら。

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私の感覚で露出を決めて撮影をしてみた。やはり名玉との評価
の高いレンズAR HEXANON 52mm/F=1.8。素晴らしい写りだった。
やがて強い雨が降ってくることになる,うすぐもりの天気の朝。
低速から高速までシャッターも絞りも問題なく撮影できていた。

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接写でもボケ具合も美しい。室内の暗がりにもしっかりと対応
して色彩の陰影なども表現できている。いいカメラなのに比較
的安価に入手できてうれしい。オート撮影の露出の不具合?に
ついては,おいおい考えてみることに。代替電池の電圧を整え
る専用のアダプタがあれば、動作の不具合などを確かめること
が出来るが,高額なので買いたくない。他の古い一眼レフなど
では電圧の違う代替電池を使っても,露出にそれほどの影響は
なかった。ネガフィルムを使うので、ラチュードが広いからだ。
このコニカのAcom-1だけが特別に敏感?なのだろうか。だが、
とりあえずマニュアル撮影ではいい写りをすることがわかった。

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これから長く使ってゆくだろう。コンパクトなボディにも好感
が持てるのだ。状態がよくきれいな個体でもあるし使っていて
気持ちがいい。最後の4カット↑は,ストロボを使って撮影を。
嫌味のない、ちょうどいい具合の明るさに写っている。OKだ。




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