blueな日々

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その判断は~Balda Baldax :Spring Camera,Zone Focus,First photography

2014年10月09日 | ●Camera:Square,Semi,etc

こちらは文句のない撮影の結果に.カメラ自体にはやや冷たい印象のある
モデルだが、実力は確か.Balda社の初期のスプリングカメラ「Baldax」
そのたぶん型.半世紀以上も昔ドイツで作られたものだろう.だが何故
か外観はZeiss社の「Semi Ikonta~型」とほとんど同じ.不思議なのだ.

レンズの開放値は f4.5だが、絞りの設定リングにはその表示がなく、f6.3
から f32まで.今回の、このカメラの初回の撮影時には、1段階ずらして、
絞り「6.3/8/11/16/22/32」を「4.5/5.6/8/11/16/22」で実行することに.
そして、その判断は正解だった.どのカットもみないい写りだったからだ.

感度100/36枚撮りのカラーネガフィルムを使用.27枚?撮影.
35mmの縦位置.巻き上げはノブを 1回転.
 1.愛犬 1/100 5.6 5f 2.洗濯もの 1/100 8  5f 3.自転車
 4.自転車 5.窓 6.木 7.駐輪 8.自転車 1/50 5.6 13f
 9.木肌 10.自転車 5f 11.T字路 12.アパート 13.店舗
 14.家 15.家 16.通り 1/100 16 17.小鳥 18.外を
 19.ベランダ 20.植物 21.接写~人形 22.接写~植物
 23.接写~盆栽 1/100 11 24.接写~植物 25.植物 5f
 26.愛犬 5f 27.棚 1/25 4.5 7f

 




現行のインスタントカメラ専用の簡易接写レンズとの相性も良かったようで、
被写体までの距離を 30cmほどに出来る.近接の撮影もうまくいった印象だ.
ピントがほぼ合っているではないか.最接近撮影ゆえのフレーミングのずれ
~視差の変化、これは今後のよう確認事項でもある~はあるが、いい雰囲気
で被写体のアップ写真もよく撮れている.接写のみでフィルム1本すべてを
使ってしまってもいい.そして現状ではなんの問題なく使用可能なカメラ.


Balda Baldax(Semi)Balda baldax camera
with Meyer Gorlitz Trioplan 7.8cm f/4.5 lens
Original Gouthier vidanar lens  75mm

 ●使用フィルム:120 6x4.5 16exp.
 ●レンズ:Meyer Gorlitz Trioplan 1:4.5 F=7,5cm 3枚玉
 ●絞り:F4.5~32 ●ピント調節:ゾーンフォーカス Feet表示
 ●シャッター:Prontor T.B.1/25,1/50,1/100秒
 ●最短撮影距離:5Feet ●Maker:Balda ●発売:1930年代

 

 

 



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