暮らしをともにする犬。名前はキャル。動物管理センター
の里親探しの会で、生後2週間の子犬だった彼女をもらい
受けたのは5年ほど前のこと。いいお嬢さんに成長した。
私は近所でも人づきあいがないので、自然と彼女も他人や
別の犬に対して、なかなかなじめないようす。散歩の途中、
おじいさんに抱かれた子犬をじっと見つめていた。彼女は
いったい何を思うのか。そんな大晦日の朝である。
今日から数日のあいだ、この地方もかなり冷えこむらしい。
台所仕事での身を切るような水の冷たさや、暖房費節約の
ために冷え冷えとした室内の寒さも、我慢をするしかない。
さいわい私は、そうつらいとも感じないし。
正月は、この3台のカメラの試写を行なってみようと思う。
左からオリンパスのPEN~ハーフサイズと、APSのNEWPIC
~超接写が可能、そしてある知人から譲り受けたロシア製
の35mm一眼レフカメラ。みな古いもので、撮影した後で
現像に出してしてみないと、今も現役かどうかは不明だ。
PENとNEWPICは、ひと昔前に、たぶん中古で買ったものだ
と記憶している。昨日ひととおり手入れをしたので、3台
ともに外観だけはきれいになった。APSのフィルムもかなり
古いもので、とっくに使用期限が過ぎている。露出や発色
などに致命的な影響があるかもしれない。35mmのフィルム
は先日、ネットで数本を安価に~激安で購入した。
一人と一匹がここに生きている。生命は、瞬間のきらめき
ではあるが、ともにこの世界に存在することに想いをめぐ
らせてみよう。いくらかでも、よりよく生きられるかも…。