blueな日々

( Art で逢いましょう)

そして朝

2008年12月26日 | 08~ふたたび
1226

午前6時。百円玉を3枚とタスポカードだけを持ってタバコを
買いにいった。人は誰もおらず、24時間営業のスーパーの照明
だけが暗がりに浮かんでいた。寒いが、いい感じの孤独である。


ブログの記事をいくつか書いて、コーヒーを飲んで、小鳥たち
と愛犬に食事を用意する。またタバコに火をつける。ゆっくり
と朝の時間が過ぎてゆく。無為に傾きがちな私だが、だいじに
したいひととき。ジャージの上からジーパンをはいて、厚手の
上着を着こむ。また外へ。バス停の人ごみに、意気がしぼむ私。

病院から薬局へ。大量の薬をもらい、またゆううつ感がつのる。
服用することで私は自身を見失っている、ともいえるのでは?
そんな疑問が私にわき起こる。薬の効果と副作用が強いからだ。

さて買い物に行こう。ペットたちのフード。私の食料。そして
35mmのフィルム。街にいるのはめったにないことなので安価
なものをまとめて買っておくのだ。私を知る人がだれもいない
ので私は安心できる。気分がよければ帰りは少し歩いてみよう。

自宅近くの、郊外型のカメラ店へもいってみた。中古カメラの
コーナーもあったが、興味が薄い一眼レフばかりが並んでいた。
小型のメンテナンスセットだけを買った。自分にできる範囲で
カメラの掃除をしたいのだ。風が強くなっていた。痩せた身体
には寒さがこたえる。世界の広がりなど意識できず、我が身の
ことだけでも持てあまし気味の日々。あきらめと喪失でもある。

疲れてしまい、身体は冷えていたので、また午後はやい風呂に。
ベッドで横になってすぐに眠りに落ちた。30分意識がなかった。
ネットでマニュアルカメラの操作方法などを調べてみた。夜に
なっていた。軽く食事。心身の限界をむかえたので寝室に避難。

そして、また朝。おなじ時間。だいじなひととき。
自分がまだ、この世に存在しているということの不思議。
(今日は晴れるようだ。いくらかでも活動的でありたいと願う)




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