感度100/24枚撮りカラーネガフィルムの半分を使用.14枚撮影.
ボルタ判の専用スプールに装填して使用.ハーフサイズの規格で.
撮影ごとに巻き上げノブを3/4回転させる.露出は1/50秒.F8.
?1寝室2キャル3広場4木5自転車6階段から7キャル
雨8雨の中の遊具9雨の朝、鳩10雨の公園を
晴れ11田んぼの先の12ドーム13ビルの色14通り
昨年だったろうか.たぶん同時期に入手したMeisupiiと比べても、より
トイカメラ然としているプリンス光学?の「Prince D-1」~異様に軽い
ボディで、やはり感触は貧相にも感じられる.写りもあまり期待しては
いけないような雰囲気.現行品35mmフィルムをボルタ判専用スプール
に巻き替えて試写を行う.後継機に関しては、ネットにわずかに紹介の
記事があったが、この D-1をスペックアップさせたもので、それほどの
参考にはならなかった.まあやはりアバウトな撮影になるだろうか.
Prince D-1
●レンズ:プリンスレンズⅠ 35mm/F8 SM単玉
●焦点調節:固定 ●ファインダー:透過式
●シャッター:ロータリー、B、I(1/50秒?)
●最短撮影距離:1.5m ●画面サイズ:24×24mm
●フィルム巻上げ:赤窓によるノブ巻上げ
●サイズ:99×63×42mm 165g
●当時発売価格:不明 ●発売:昭和30年代
●製造:プリンス光学?宮城産建株式会社?
10数カットだけ撮影できた.ボルタ版用のフィルム室内ゆえに、35mm
のハーフサイズ~そのマスクを自作、では、パーフォレーションも撮影
されてしまう.その部分もスキャニングを.おもしろい写真だ.写りは
期待以上によかった.そう思う.数年前に使用期限が切れたフィルムを
使ったはずだが….撮影できた枚数が少なかったので、遊びのつもりで、
その部分をカットしてトリミングしてみた.より写真らしく見えるかな.
パソコンの写真管理ソフトの機能で、モノクロにも変換してみた.その
効果は、濃密な、本物のモノクロフィルムでの白黒写真の陰影には及ば
ないような印象だ.だが楽しい時間.私は写真で遊ぶのは好きなのだ.