blueな日々

( Art で逢いましょう)

もちろん~Mamiya Mamiyaflex Junior:Twin Lenz Reflex

2013年10月17日 | ●Camera:Twin Lenz Reflex
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この春のころにオークションで落札.絞りなどの動作には問題がないらしいが、
シャッターが切れないために、ジャンク扱いの個体.即決価格700円+送料で.
めずらしくひと目惚れしてしまった、二眼レフカメラ「Mamiyaflex Junior」
個性的.センスのあるボディデザイン.黒と銀色のツートンカラーがなんとも
いえず美しい.非常に好きなカメラメーカーでもあるし.いつか修理に出そう
と考えて入手をしたもの.普段から、そのための貯金は小額だが毎月していた.
近いうちに修理を依頼できそうな雰囲気も.数千円ほどの金額が貯まっていた.

秋になって、いつも利用している隣の県にあるカメラ修理専門店に実機を送り、
見積もりを依頼してみた.シャッター関連の修理やレンズ清掃その他で数千円.
思っていたよりも安い費用だったので依頼することに.いつもこの店は安価に
修理をしてくれるのだ.すでに数年来の取引がある.ネットで知った実店舗だ.
修理が済んでカメラが送られてきたのは今月の初め.レンズはきれいになって、
撮影のための各部の動作も問題なく機能を.当初不明だったフィルム巻き上げ
の操作は、そのダイアル横に配置された小さな巻き上げロック解除用のボタン
を手前に軽く動かすだけだった.フィルムの装填は1カット目のカウンターが
表示されるまでは赤窓を見ながら行い、最後は、撮影中に、ボディ横の小窓で
変化するフィルムカウンターを確認するだけ.巻き上げは自動でストップする.

やや特殊な操作はそれだけ.他は普通のマニュアル操作.絞りと速度とピント
調節と専用のシャッターチャージだけ.ウエストレベルのファインダーは明快
でよく見えている.ルーペを使えば被写体がさらに詳細に見える.いい感じだ.
別途、安い時にオークションで買い貯めている120ブローニーフィルムを使う.
ISO400/12枚撮りのカラーネガ.撮影はもちろん楽しみ.好きなカメラゆえ.


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Mamiyaflex Junior
 ●型式::6×6cm判 二眼レフカメラ ●画面サイズ:6×6cm
 ●ビューレンズ:F75/3.5 ●テイクレンズ:Neocon 75mm/_F3.5
 ●焦点調節:前玉回転 上下連動式 ●シャッターチャージ:独立式
 ●シャッター:Stamina B.1~1/200秒 フラッシュシンクロ内臓
 ●シャッターセット:手動 ●レリーズ:撮影レンズの左側にあり
 ●絞り:3.5~22 ●最短撮影距離:3.5 feet
 ●巻き上げ:回転ノブ式自動巻き止め 赤窓でフィルムの1枚目を表示
       カウンター復帰ボタンによってカウンター窓に1を出す
 ●レリーズ:右側面レバー 押し下げ式 ●フィルム送り:下から上へ
 ●巻き上げ:右側面ノブ 1枚目のみ赤窓 以降は自動
 ●フィルター径:? ●/フード取り付け:28.5mm 36mm 被せ式
 ●裏蓋:引っ掛け式 ●サイズ:82×138×100mm 975g
 ●当時価格:21000円 ●発売:1948年(昭和23年)
 *ファインダーレンズの上部に距離目盛りと焦点深度輪を備えている。
 *ピントグラスの全面が見られる大型ルーペ付。
 *ファインダーフードは、片手一操作の開閉式。
 *マミヤ最初の二眼レフカメラ
 *オートマットAのダイキャストを流用して、先に製品化して販売
 *フイルム装填時、赤窓でカウンターの1カット目のみを確認する.
  以降は撮影ごとに、巻き上げノブ脇のボタンを手前側にスライド
  させてから巻き上げれば、自動で巻き止めが効く方式.
 *二重露光防止機構はない.二眼レフ大国でもあった日本で、最後
  まで生産を続けたメーカー.そのマミヤ初の二眼レフが、マミヤ
  フレックス・ジュニア.梨地の飾り板が特徴的でもあり、上下の
  レンズギア連動式スタイルから安価な普及機にも思えるが、巻き
  止め機構を持ちテイクレンズも4枚構成の中級機ともいえる仕様.
  開発が先行していたオートマットのダイカストボディを流用した
  ことで剛性も向上を.…ネットを参照に仕様などをリライトした.?




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