blueな日々

( Art で逢いましょう)

こんばんはお月さん

2006年06月06日 | At the action

D24p

今朝から、私は微妙に意識が揺れていた。そして、
す~っと空っぽになったこの心。そこに虚しさが
染みわたる。私が長く、慣れ親しんだblueな感覚。
逃避のべつの表象でもあるだろう。などと自己を
分析してみても、孤独感には変わりがない。

やむにやまれず、ビールを買いに行った。
食事を終え風呂に入って今、夜の8時を過ぎたところ。
夜風が気持ちよかった。ささいなことに泣きそうな私。
飲んで美味しさは感じないが、少しでも酔えればいい。
ひさしぶりに、ネットで発見したpocoapocoという人
の音楽を聞いている。どういえばいいか、すこしだけ
シュールで、クラッシカルな、すばらしい音楽~音を
奏でる路傍の、かわいい小石たちの集い。
私のblueな気分に、ぴったり寄り添ってくれる。

虚しさは深く、夜、本を読めなかった。この数ヶ月で
初めてのことか。ポール・オースターの3部作の最後
の一冊も読めなくなってしまった。もちろん他の本も。
まさに何も出来ずに~唯一、音楽だけが私を受け入れ
てくれた~こんな夜には、どこかのビルへ侵入したい。
屋上を目指す~飛び降りるわけではない~空の近くで
吠えていたい。何故、自分はこうなんだと。

小石たちのことを想像してみたら、何だか私は愉快に
なってきた。もう大丈夫だ。いつか、死ぬその日まで、
生きてゆけるだろう。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。