blueな日々

( Art で逢いましょう)

感じる~Flash Fujica Date:Zone Focus

2013年08月11日 | ●Camera:Zone Forcus
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フジカ初のストロボ内臓カメラの Flash Fujicaに、デート機能を搭載した
プログラムEEカメラ.距離計はなく目測式で、巻き上げ巻き戻しの操作は
ともに手動で行なう.デート機能はもちろんOFFも可能.いつ購入したの
か不明な同型機が自宅にあるが,電池室内の不具合で動作しない.しかし
かわいいデザインのボディなので,安価な動作品が見つかれば入手したい
と考えていた.この春オークションで150円+送料=500円という安値で
この「Flash Fujica Date」を落札.動作に問題はなく外観の状態なども
かなりいい個体らしい.…試写は気が向いた時にでも.やはり使いたいと
感じる優先順位はそれほど高くないので.コンパクトカメラは私の中では
そんな位置づけだから.あわてることもない.もっと古い時代のカメラの
ほうを先に使ってみたい.まだフィルムも通していないものがあるので.


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Flash Fujica Date
 ●受光素子:CdS ●ピント合わせ:目測式.4点ゾーンフォーカス
 ●シャッター:電子プログラムシャッター 1/4秒F2.8~1/800秒F13
 ●レンズ:Fujinon 38mm/F2.8 ●フラッシュ:固定式.GN14.手動
 ●電源:単3型乾電池×2 ●サイズ:127×76×53mm 約360g
 ●当時価格:36800円 ●発売:1976年
 *ボディ背面にあるスライドスイッチは、フィルム装填時空写し用の
  強制レリーズ用で、通常ではシャッター速度が1/30秒以下になると
  ロックがかかる仕組み.このスイッチでロックをキャンセルすれば、
  最長 1/4秒まで使用が可能に.このカメラのプログラムも同社の
  GERと同様シャッター速度1/4~1/125秒は絞りが開放F2.8のまま.
  1/125秒より速くなると一緒に絞り込まれてゆく.
 *デート合わせのやり方は、上面カバーを開けるとファインダー内に
  日付が現れて、それを見ながらカバーの中のダイヤルを回して行う.
  現在ではDXコードによってフィルムのISOの自動セットは当たり
  前になっているが、DXコードが開発される前に発売された本機は、
  当時のフジフィルムを使った場合に限ってISO100と400のみ自動
  でセットされるようになっていた.
 *名機 GERの直系とあって、このカメラで撮った写真も見た途端に
  派手な印象を受ける.色彩がそれぞれ強烈に主張し合っているかの
  ごとく.ただGERよりも本機の方が幾分シャープに感じる.レンズ
  構成の違いがシャープネスに反映していたのかもしれない.
 *本機はフラッシュ充電完了のサインに特徴があり、上面でグリーン
  のランプが点灯し、更にオレンジのランプが点滅するという派手さ.
 (以上、仕様その他についてはネット上の資料を転載してリライト)


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