ヤシカの4点ゾーンフォカスのコンパクトカメラ「35-ME」~露出は
プログラムAE。1974年に発売。操作性やファインダーの内部に表示を
される絞り値と速度情報など、同じピント合わせのシステムのコニカ
の C35 E&Lとそっくり。どちらかがOEM製品だったのかもしれない。
私の 35-MEはフィルムカウンターが不動。シャッターを切りフィルム
巻き上げレバーを動かしても表示に変化がないのでおかしいと思った。
ブログの古い記事を確認してみたら,オークションで安価に買った時
からそうだったようだ。私は忘れていたらしい。さらには何故かこの
カメラは2台持っているという誤った記憶も。そんな不可思議な自分。
フィルム室内のモルトの劣化もはなはだしい。メンテナンスに出した
ほうがいいのかもしれない。あるいは同型の動作品をもう一台買うか。
微妙なボディのカーブのデザインとコンパクトさなどが、とても気に
入ったカメラだから、長く使いたいのだ。ひさしぶりに使ってみたが、
ほとんどのカットがいい写りだった。目測でのピント合わせの設定を
忘れて、ピンぼけになってしまったものがすこしだけ。老いのせい?
室内でもこれくらいのいい表現力があれば,ストロボは不要。今回は
たしか感度400のフィルムを使ったので露出がオーバーぎみに。次は
100を使おう。シャッター速度や絞りは古いカメラなので数値は低い。