ミノルタ初の35mmハーフサイズカメラ「Repo」~その1台目の個体.
ゾーンフォーカス.露出計をはじめ、その機能にはなんの問題もない品
だったが、ひさしぶりに使おうとしたら、何故か露出計がまったく機能
しなくなっていた.ストロボ使用時のシャッター速度が 1/30秒固定と
2.8~16までの任意の絞り流用の、変則的なマニュアル操作は可能だが、
好きな機種だっただけに、不具合の発生はショックな出来事.同型機の、
あまり状態の良くない2台目を入手したばかりだったので、気になって、
今度はこの1台目では壊れた露出計を悲しみながら、モノクロで撮影を.
Minolta Repo
●レンズ:Rokkor 30mm/F2.8
●シャッター速度:B・EV8=1/30秒,F2.8~EV16=1/250秒,F16
●焦点調節:距離計はなく前玉回転式の目測式
●電池:セレン光電池 追針式露出計
●サイズ:107×66×46mm 約400g
●当時価格:9800円 ●発売年:1963年
マニュアル操作はやはり面倒に感じる時も.被写体ごとにおおよそだが、
デジタルカメラで露出をはかって、このフィルムカメラでのマニュアル
撮影の参考にする.写りはやはりよかった.さすがはミノルタのカメラ.
ただいつも感じているが、モノクロ写真撮影では、そのコントラストの
弱さが気にかかる.実際は撮影時に工夫が必要なのかもしれない.専用
のフィルターも使った方がよさそうだが.露出をアンダーぎみにすべき
なのだろうか.ネットで調べてみようと思う.いい写真を撮りたいので.