写真の出来をはやく見たくて，昨年末の心療内科の受診日にあわせて、
街のDPEショップに現像の依頼を。使用した24枚撮りのすべてのカット
がいい写りをしていた。感だよりの、じつにアバウトな露出での撮影
ではあったが。ネガフィルム故に露出の感受性が広いのだ。素人向け
の使いやすいフィルムなのである。ポジではこうはいかないだろうが。
おなじく旧ソ連製の、Zenit-Cに付属していた、フィルム巻き取り用の
スプールは、このコピーライカ「Zorki-1」にぴったりのサイズだった。
なんの問題もなくフィルムが巻き上げられ，最後のカットまで撮影が
できた。今後しばらくは不具合を感じることなく使用できるだろう。
偶然に、露出が適切だったら，じつにいい写真を撮影できる。コピー
商品であっても，作りもレンズもよく，問題の多い、個体差の状態の
激しい旧ソ連製のカメラとしては、程度のいい個体だ。そうとう昔に
作られた古いコピー商品だからと、私が十年以上も前に買ったカメラ。
最近作られたものなら買うことはない。著作権に反したくないから。
ボディに貼られた，たぶん合成皮革が，ところどころで剥がれている
ので自身でメンテナンスをしようと思っている。そしていつかレンズ
の清掃を専門店に依頼するかもしれない。くもりはじめているからだ。
とにかく長く使いたい，いいカメラだから。故障などないように願う。