blueな日々

( Art で逢いましょう)

できるのだ~Canon Canonet 28: First photography

2012年11月18日 | ●Camera:Zone Forcus
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キャノンのゾーンフォーカスカメラ「Canonet 28」~シリーズの中では
おなじ目測式のCanonet Juniorとともに.異質な存在だろう.現在では
見ることもないキューブ式のフラッシュを使用する.簡易フィルム装填
方式のQL機構を省略して、3群4枚構成による40mm/F2.8の普及レンズ.
セレン光電池式の完全プログラム式EE.ボディは強化プラスチック製…
レンジファインダー機 Canonetシリーズの普及型として 1968年に発売.
レンズは40mm/F2.8.シャッター速度 1/30F2.8 ~1/250秒F22まで.
ファインダーは採光式ブライトフレーム.焦点調節は前玉回転式のゾーン
フォーカス.露光調節はセレン光電池式.フィルム送りはレバー巻き上げ、
クランク巻き戻し.そんな普通のスペック.安価に入手できた個体は状態
はいいのだが,露出計の精度は不明だが、機能はしているので,使用する
フィルムの感度を変えながら試写を.感度100/24枚撮りのカラーネガで.
カメラ側のフィルム感度設定を,ISO50.100.200と設定を変え、被写体
ごとに3カットづつ撮影.いわゆる露出補正である.アナログなやり方で.
カメラに内蔵された露出計の精度しだいだが,どれかの感度でたぶんよく
写っているはずである.24枚撮りのフィルムを使用して各3カット撮影
したので,結果8種類の被写体のみを撮影することに.その結果は…,

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(左から、感度100のフィルムで 50.100.200 にISO設定を変えて撮影)

露出計の劣化はほとんどなく,感度設定を変えることもなく,オートのみ
で撮影しても問題はなさそうなレベル.不安なら,1段階増感してもいい.
いや、そちらのほうがいいかもしれない.つまりこの個体はほとんど劣化
がないということ.またも幸運なのである.以後はほとんど完動品という
ことで不安なく、感度を1段だけ上げ、オートのみでの撮影ができるのだ.

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