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( Art で逢いましょう)

いいものだろう~Mamiya 35 Crown:Range Finder,maintenance,First photography

2014年09月24日 | ●Camera:Range Finder 2

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マミヤの35mmフィルムカメラは複数の機種を持っているが、そのほとんど
がレンジファインダーだが、いやすべてが? それらの良さなどをひとつに
まとめて、作り直した印象のシンプルなカメラ.「Mamiya 35 Crown」~
デザインもよく使い勝手もよさそう.撮影の基本だけを考えた.マニュアル
の専用機.トップカバーを分解してファインダー内部の清掃を.経年劣化が
かなり進んでいて、構図用のフレーミングのマスクなどが、変形をしていた.
汚れもひどい.だが手間を惜しまずメンテナンスを行うことで、かなりいい
状態に復帰した.しかしファインダー内は不思議な眺めに.ピント合わせは
可能だが、中央部分でのみ円形に被写体が見える.そのまわりは暗くなって.
これでピント合わせと構図を.使用は不便なようだが、私はほとんど満足を
している.いいカメラを長年の眠りから再生させて、以後つきあえるように.
そんな達成感の気分も.写りもたぶんいいものだろうという予感とともに.

感度400/24枚撮りのカラーネガフィルムの半分を使用.
(残りはCanonet 2nd 、で)ピントは左右にずれが少し.
~10.キャル 1/25 1.9 11.小鳥 1/50 4 12.植物 1/100 11

撮影枚数が少ないことの反省を.やはりいい写りだったので.操作性もよい.
露出計が存在しない分、割り切って、自身の光に対する感覚のみでカメラの
操作を.それは余計なものが介在しない、純粋な撮影行為のようにも思える.
ただ何故かフィルム面に傷が発生していた.1本のフィルムをこのカメラと
キャノンの Canonetで使い分けたので、どちらかに原因があるはず.ともに
フィルム室内のガイドレール他を調べたが、その部分に錆や傷がついていた.
サンドペーパーで拭き掃除をしてみる.できるだけ滑らかな状態に復帰を.


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Mamiya 35 Crown
 ●型式:35mm判 レンズシャッター式カメラ
 ●画面サイズ:24×36mm
 ●レンズ:Secor 48mm/F1.9 4群6枚構成 アンバー他各種コーテング
 ●ファインダー:一眼距離計連動逆ガリレオ式 パララックス自動修正
 ●焦点調節:二重像合致式距離計 直進ヘリコイド ブライトフレーム付
    倍率0.66 基線長46mm 有効基線長30mm
 ●最短連動距離:3 feet
 ●シャッター:レンズシャッター Seico-sha MXL
 ●シャッター速度:機械制御 B.1~1/500秒 ライトバリュー付
 ●巻き上げ:一操作レバー式(操作角175度)自動巻き止め
    フィルム枚数計復元式 (余裕角15度)巻き上げ表示装置付
    シャッターはフィルム巻き上げで自動セット
   (セルフコッキング) 二重撮影防止
 ●シンクロ:M.F.X接点切替(フルシンクロ) B型ターミナル付
 ●サイズ:80×135×70mm 708g
 ●当時価格:22800円 ●発売:1958年(昭和33年)
 *ボディはダイキャスト製.フィルム巻き戻しはクランク式.
 *裏蓋は開閉式 * シャッターボタンに保護環がついた.
 *ボディ底部にフィルム装填確認とフィルム送り識別装置付.
 *マミヤ35メトラから電気露出計を省略した姉妹機.
  基線長の長い連動距離計を組み込んだブライトフレームを
  出す方式を、明かり取り窓式に変更.カメラの上面にある
  各種インジケーターの配置と形を少し変えた.
 *輸出名は「Mamiya Exercutive35」
       (MamiyaのHPより仕様などを転載してリライト)


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