ときおり、私は写真に、光を感じてしまう.そしてあらためて、
その不思議さに胸をときめかせる.こんな年になっても.今も、
不遇に暮らして、自身の情けなさやふがいなさも、知っている.
しかしこれからは、光を見つめる心、そんな感性というものに、
私の生涯の最後の日々の、なにかしらの、救いのようなものが、
見いだせるかもしれない.そう思えるなら、やはり生きるべき.
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つらい暑さはわずかで.今年の夏の、私の記憶は、
異常なほどの長く強い雨が.そんな日々.という
より、荒れ狂う豪雨も.だっただろうか.被害は
各地で大きなものに.過酷さを増す自然の驚異に、
人々は翻弄されることに.途上で命を失うことも.
私たちは嫌われているのかもしれない.
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通院.バスに乗って.早く家を出たので、少し歩くことに.
バス停ひとつ分先まで.10分ほど.川に架かる橋の上から.
川底の砂地が干上がっていた.この春のことだったろうか.
パソコン=iMacの写真編集ソフトの中で見つけたカットだ.
見慣れぬ眺め.普段は水の底に.なんだか私は妙な気分に.
そしてこちらはその手前.まだ私の家に近い場所.となり
あったアパート.違う日に撮影.というかつい最近のこと. . . . 本文を読む