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神奈川県が、就職先が決まっていない今春卒業の高校生を非常勤職員として100人を採用へ!!

2010年03月20日 00時00分00秒 | 神奈川の社会・政治・社会や政治の問題など

昨日3月19日(金)の神奈川新聞社会面・総合面などから
『カナロコ・県が就職難の高卒者支援、非常勤職員
100人採用へ/神奈川県』

という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。

神奈川県と神奈川県教育委員会が、深刻な高校新卒者の
就職を支援するため、就職先が決まっていない
今春2010年卒業の高校生を神奈川県教育委員会の
非常勤職員として採用する
支援策を発表しました。

『スクール・アシスタント配置事業』と銘打って、
雇用期間は6ヶ月以内で、前期、後期各50人、
年間延べ100人を雇用する予定で、
神奈川県立高校での授業の実習助手などの
業務を予定
しています。

先の3月3日(水)の神奈川新聞社会面などに
『カナロコ・高校生の就活は例年になく厳しく、
内定率は7割/神奈川県内』

として記事が掲載されたように、神奈川労働局の発表によると、
1月末の神奈川県内の卒業を控えた高校生の
就職内定率は73.5%で、前年2009年同時期の
83.2%から9.7ポイント下がっていて、高卒対象の
求人数も半分程度にとどまっている
といった現状があって、
今春2010年卒業の大学生と同様に就職氷河期
近い水準にあると言われていますからね。
やはり自治体・行政での支援というのも大切になってきそうですね。
何しろ長引く不況の影響で、採用する企業などでは、
学生であっても即戦力を求め、例年のような
育成型の学生の採用は見合わせざるを得ない

といった状況にあるそうですからね・・・。正規採用のの就職先が
決まるまで、フリーターで過ごすという卒業生も多いようですし、
今回、神奈川県が『スクール・アシスタント配置事業』では、
企業などが育成型の学生の採用を見送る代わりに、
神奈川県立高校の授業助手などの業務を行うことで、
即戦力としての育成という意味合いも強いのではないでしょうかね?
2月10日(水)には
『湘北短期大学で、高校在学中から大学で
社会人としての基礎力を養う入学前科目を開講!!』

として取り上げたように、厚木市温水の湘北短期大学で、
高校在学中から大学で社会人としての基礎力を
養う入学前科目『コミュニケーションリテラシー』
が開講し、
湘北短期大学と教育交流協定を結ぶ連携校27高校《県央地域や
県西地域、湘南地域などの神奈川県立、市立高校計27校》からの
入学予定者が181人が参加し、社会人基礎力の向上を
目指し『読む・書く・話す・パソコン』を学び、
コミュニケーション能力を発展させる
といった狙いが
ありますからね。これも厳しい学生の就職状況を考えて、大学側が
即戦力の育成煮積極的に取り組みを始めた1つの例だと思います。
長引く不況で、どこまでこういった学生の厳しい就職状況が続くのか
分からないですし、学生も不安でいっぱいの中で就職活動を続けないと
いけない状況で、肉体的・精神的にもギリギリに追い込まれて
しまっていると思いますし、今回の神奈川県の取り組みや湘北短期大学の
ような大学・短期大学等の取り組み、あるいは専門学校や市町村などの
自治体などでもこういった取り組みが、今後も増えてくるのではないでしょうか?


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