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研究で使う特殊な装置を求めていた横浜国立大学のために、中小企業が装置を共同開発!!

2009年12月18日 00時00分00秒 | 神奈川の特産・名産・産業・事業

昨日12月17日(木)の神奈川新聞経済面から
『カナロコ・ユニークな産学連携、大学の研究装置を
中小企業が共同開発/神奈川』

という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。

研究で使う特殊な装置を求めていた横浜国立大学の
ために、中小企業が装置を共同開発
したそうです。

産学連携は企業の側が大学の技術を活用する
ケースが多く、マッチングした横浜市中区の
神奈川産業振興センター《KIP》は
『これまでに仲介した中では初めてのケース』
としていますが、
確かにこのブログでも今まで取り上げているものでは、12月4日(金)に
『「廃油エマルション(乳化)燃料」の実用化に向けて、
神奈川大学が産学連携で試験運用を開始!!』

として取り上げた、神奈川大学が、開発した環境に優しい
『廃油エマルション《乳化》燃料』の実用化に向け、
試験運用
を始めていますが、これは、設立したベンチャー企業
『未来環境テクノロジー』が前田建設工業などと
産学連携
で行っているように、神奈川大学が開発した技術を
ベンチャー企業、中小企業などが取り組んだり、学生のアイデアを地域の
企業が生かすといったものが主なので、本当に今回は、産学連携の
新たな一歩
として多方面から注目を集めることになるでしょうね。

今回のこの産学連携は、横浜国立大学の多々見純一准教授が、
相模原市の試験装置メーカーの精光技研に生産

依頼したものですが、不況の影響から、親会社となる企業の下請けとなる
中小企業は、親会社の業績不振をもろに受ける格好になり、受注生産が
大幅に減ったり、生産自体がストップ、工場の閉鎖、中小企業の倒産という
流れに、歯止めが掛からない状況になっていますからね。実際、神奈川県内の
多くの中小企業やいわゆる町工場は、閉鎖、倒産似合いついで追い込まれている
ところが多いですから・・・。本当に今回の産学連携というのは、そういった
中小企業や町工場の生き残り、新たな産業のカタチとして、
神奈川県内はもちろんのこと、全国的にも取り組みが進められるようになって
いきそうな気がします。それだけ大学・短期大学・専門学校や
研究所などでは需要がある
ということですからね。
こういった産学連携は、学校側にもメリットがあると思いますし、すぐには
難しいかもしれませんが、新たな技術開発や人材育成
《人財育成》
にもつなげることが出来ると思いますし、これからも
この新たなカタチの産学連携が少しずつ定着していって欲しいと思います。


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