近年、厩舎取材中に見かけるのが、洗い場で水でヒザから下を冷やす風景(写真)。かなり効果があり、脚に疾患をもった馬にかぎらず、多くの馬でおこなわれています。
朝の調教の後が主で、野球のピッチャーが登板を終えた後に氷を肩にあてて冷やすのとよく似ていますね。
さて、その仕様はパイプの中から水が送られ、ヒザのらせん状に巻かれたたパイプ(黄色と青色)に中心に向けてあけられた小さな穴から水が出る仕組み。
水はヒザから下を絶え間なく流れ熱を吸収します。これを数十分間おこなうようです。
※写真上は田嶋弘幸厩舎でマヤノオスカー(オープン)が、ＣＤラジカセから流れるレゲエを聴きながらリラックスしている様子です。 佐々木
