学生の頃は、社会を知るために会社へ入り
すぐに退社・独立をしてCafeを経営したい。
なんてことも考えていた。
その考えが全く無くなった訳ではないが、
社会に出たことで、出たなりの考え方が出てきた。
それは、学生時代の夢を諦めたわけではなく
自分と言う人間が社会に出ることで、考え方自体に幅が出てきたのであろうと思う。
ただ、アウトローな第一歩を踏み出すことに躊躇していることには変わりない。
そんな事を考えたりしている僕にとって、面白い文章を見つけました。
村上春樹が国分寺でジャズ喫茶店主をしていた時に
「JAZZLAND」という雑誌で一問一答に答えている文章です。
「ジャズ喫茶のマスターになるための18のQ&A」
全文は
こちらのブログで拝見できます。
その中でも僕が好きなのはこの言い回し。
Q16 それではジャズ喫茶とは一体何なのでしょうか?
A ジャズを供給する場所です。ジャズとは何か?
僕はそれは、人生における一種の価値基準のようなものではないかと思うのです。
茫漠とした時の流れの中で、僕たちの人生がどんな風に輝き、どんな風に燃えつきていくのか?
ジャズの中に沈みこんでいる時、僕たちはそんな何かをみつけだせるような気がするのです。
Q17 そういう考え方は少し誇張されすぎてはいませんか?
A すみません。その通りです。ただ僕の言いたいのは、
ジャズ喫茶のマスターがそういった使命感を忘れたらもうおしまいだっていうことなのです。
何かの信念があり、その使命感を持って何かをやる。
果たして今の自分に使命感はあるのだろうか?
思い悩んでいるわけでは決してありませんが、考える事すら止めてしまったら
日々をこなすために生きているようで、自分が望んでいる生き方では無い気がするんですよね。
そうだ インド、行こう
それくらいの刺激が必要なんですかね(笑)