FO-29の電力供給源は太陽電池で、放射線に対して強いガリウムひ素太陽電池を使用しています。使用している枚数は、2×2cmのものを770枚。1×2cmを830枚使用しています。太陽電池の表面には厚さ100μmのカバーガラスが貼られています。
設計では打上げ直後(BOL:beginning of life)の発電能力は平均20W程度とのことでしたが、打上げから14年を経過した現在でも20W以上の電力を供給しています。
FO-29の形状は26面体で、その内の1面はカップラーと呼ばれるロケットとの結合部で太陽電池は貼られていません。太陽が当たる方向により太陽電池の発生電力は図のように増減します。衛星の真横から少し上の方向である太陽角70度くらいが最も発電量が大きくなります。
設計では打上げ直後(BOL:beginning of life)の発電能力は平均20W程度とのことでしたが、打上げから14年を経過した現在でも20W以上の電力を供給しています。
FO-29の形状は26面体で、その内の1面はカップラーと呼ばれるロケットとの結合部で太陽電池は貼られていません。太陽が当たる方向により太陽電池の発生電力は図のように増減します。衛星の真横から少し上の方向である太陽角70度くらいが最も発電量が大きくなります。