十都十色

人ひとりひとりに個性があるように、町一つ一つにも個性があります。

あなたの住んでいる町は何色ですか?

犬吠駅(千葉県銚子市)

2011-05-19 19:55:42 | 南関東
犬吠駅は「関東の駅百選」に選ばれている駅である

関東最東端にある犬吠埼灯台の最寄り駅としても知られている

この駅に停車する路線:銚子電鉄


駅舎

この駅舎はポルトガルの宮殿風建築となっていて、その美しさから先述の通り「関東の駅百選」に選ばれている

駅舎内ではぬれ煎餅の実演製造・販売がされている




ホーム

1面1線を有する、他の駅よりもホームの長さが長くなっている




駅を出て辺りを散策

犬吠埼灯台は犬吠駅を出て徒歩10分程のところにある

この灯台は関東最東端にあり、「日本の灯台50選」や「世界灯台100選」に選ばれている日本を代表する灯台のうちの1つである






犬吠埼灯台からの眺め

犬吠埼灯台からは広大な海を一望することができる

毎年1月1日には初日の出を見に来ようと、多くの人達がここを訪れる

また銚子電鉄もこの日は銚子-犬吠間で終夜運転を行う






関東地方最東端の地である犬吠埼

是非実際に足を運んで、犬吠埼灯台からの眺めを楽しんでいただきたい





訪問日:2009.12.9

間藤駅番外編~足尾線廃線区間を歩く~

2011-05-10 21:10:54 | 北関東
この記事では足尾線の廃線区間を紹介します

間藤駅周辺の情報はこちらを御覧ください


かつては間藤駅から足尾本山駅まで貨物列車が運行していたが、現在では鉄道事業免許も失効し、鉄道がここを走ることはない

しかし線路や信号機、踏切などの施設はほぼその当時のまま放置されている


間藤駅のホームから10m前後のところに車止めはあるが、線路はそのまま続いている




暫く歩くと踏切が現れる

地元の人はここがもう踏切で無いことを知っているので、車で通る際一時停止をしないが、外から来た人の中にはここで一時停止してしまう人が少なくない




踏切を越えるとすぐに橋があり、線路は渡良瀬川を越える

私にはここを渡る勇気はないので、回り道をすることにした




再び線路の上に戻る、目の前には長いトンネルが立ちはだかる




入口からは出口の光を見ることは出来ない

早速入ってみることにする

中は闇に包まれているのでライトは必須だ




歩くこと数分、出口に到着




トンネルを出ると少し先に腕木式信号機が見えてくる






腕木式信号機の横の短いトンネルを抜けると、色々なサイトで載っている有名なあの風景が目の前に現れる






以上が旧足尾線の廃線区間である

ここを訪れる際はマナーを守って自己責任で散策をしてもらいたい







訪問日2010.3.12


間藤駅(栃木県日光市)

2011-05-07 15:19:37 | 北関東
間藤駅はわたらせ渓谷鐵道の終着駅である

以前は間藤駅から足尾本山駅まで続く貨物線があったが1970年に当駅の貨物営業が廃止され、1989年の第3セクター化と同時に間藤駅から足尾本山駅間の貨物線は廃止された

この駅に停車する路線:わたらせ渓谷鐵道


駅舎

現在は無人駅であるが、全盛期には18人もの駅員がこの駅にはいた

また、この駅は紀行文作家の宮脇俊三が国鉄完乗を達成した駅であり、駅舎内の待合室には、宮脇俊三に関する展示がある




ホーム

現在は1面1線であるが、かつては切欠式1面2線のホームであった




駅名標




駅を出て辺りを散策

暫く歩くと足尾精錬所跡が見えてくる、今でも一部施設は稼動している

今は解体作業が行われており、メインの建物は解体されてしまっているらしい




足尾本山駅跡




山に木が生えていないのは、冬だからではない

足尾銅山鉱毒事件によって破壊された環境は、長い年月がたった今でもその爪痕を残している

しかし緑地化の取り組みによって徐々にではあるが、緑は確実に戻りつつある




奥に見えるのは足尾砂防ダムである




足尾銅山社宅跡

ここにいるとタイムスリップをしたような感覚に陥る








昭和初期には4万人近くもの人が住んでいた足尾も今では10分の1以下にまで人口が減ってしまった

そこにはもうかつての賑わいはない……




訪問日 2010.3.12