clef

半径1mの世界

手を離して落ちてみると

2006-06-30 | Weblog
異動で正直かなりこたえていたんだけど、復活!
いい加減、もう次に切り替えなきゃいけないしね。

突然の異動を言い渡されて、やりかけの仕事を離さなくちゃいけなくなったし、
もうちょっとフォローしたかった人たちのこと、それと・・・
課長の言い渡し方とか(明日、発表しますって一方的に言われた。本当は
1ヶ月前から水面下でははっきりしてたらしい)で、だんだんと心の整理に
手間取ってしまって、会社に行くのがしんどい日があった。
体も心と一緒の方を向いちゃって機能してくれなくなったのね。
風邪もひいちゃったし。

休日入れて10日きった頃でしかも引き継ぎにてんやわんやの時、
課長が今の仕事のことでさらに改善がどうのとか言ってきて
かなり気分を害した。今からやれって言われても!
なんでやりたい仕事から無理やり手放させられるのに、一生懸命気持ちの
切り替えをしている最中なのに、気持ちをかき回されることをされなくちゃ
ならないのかわかんなくなった。
でも我ながらちょっと失礼で冷たい態度をしてしまったと思った。

最終日に個人的にお話しする時間をいただいて、
プロあるまじき行為だったこと、失礼をしてしまったことを侘びた。
どうしても気持ち的に追い詰められてて、切り替えが上手くいかずに
厳しかったし、上手く自分自身をコントロールできなかったことを
正直に話してみた。
たとえどんなに相手が嫌な態度や嫌なことをしたからといっても、
自分が悪いことをしたことには変わらないから素直に詫びた。
それから1年間お世話になった感謝を伝えた。
顔の感じからすれば十分伝わったように思える。
上長としての配慮が足りなかったことを痛感した様子だった。

ほんと、感情論ではなくって冷静にきちんと話せてよかった。
ちゃんと侘びたり、相手を許したりしなかったら、
自分のことが許せなかっただろうし、次に向かえなかったと思う。
ずっと心配してくれていた幹部の運転手さんに話したら、
筋を通してちゃんと話したのは本当に凄いって誉めてくれた。
顔つきが戻ったからもう大丈夫ってお墨付きをくれた!
嬉しかったー☆
仕事は心配してないけど、こんな後だし希望に反しているんだから
しすぎないようにしなさいって言われた。
私もそう思ってる。どうしてもとことんやっちゃいがちで、
他のことや、プライベートを犠牲にしがちなるから。
今回ばかりは天秤にかけるとプライベートもろもろの方が重い。
給料分だけの働きがまずは目標。

ちょっと異動するメリットに気づいたところもある。
法務は応用範囲が広そうで、法律用語や契約について勉強しておけば
この会社だけじゃなくって他でも役に立つかもしれない。
いい勉強といえばそうかもしれない。
そう思ったらちょっとだけ興味が出た。

手を離すきっかけが色々あって面白かった。
電車で反対側の座席で新聞を読んでる人がいて
何気にふっと見たら広告欄に「月間法務」って書いてあった!
あの時、「ああ、行けってことかー、しょうがないなぁ」って
思って笑ってしまった。なんか、変に説得力があった。
それと何故か必ずリンクしているRちゃんから突然メールがきて
早速逢ってみたら、なんだか似たような状態だったり、
同じ様なこと考えててこっちも笑った。
他の事業部のNさんからメールもらって元気を分けてもらったりして、
立て続けに流れがでてきた。

そんなわけで手を離して落ちてみたら、なんかすっきり。
よくわかんないけど引っ張られているのね、こっちの方向に。
こういう時は素直にのるに限る。
今まで働いてきた中で1番ダメダメな精神状態になったけど、
大事なサインに気づける力は残ってて、とっても感謝な気分だった。

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