clef

半径1mの世界

自由と調和

2007-02-01 | Weblog
先月、clepsydra@新宿Pit inに出没。

Jazz Fesぶりの演奏なのに凄い。本当に凄い。
Little Treeからおかにつないだ演奏にまず浸食される。
言葉の域を超えた演奏としか言いようがない。
Little Treeの冒頭のaccのキーンとした高音からどっときた。
今日の井上さんは、1歩踏み出していてそれがとっても好きだった。
背景とか密かだけど存在感もあって流れていくかんじの演奏も好きだけど、
このほんの1歩が物凄くきいていて素敵だった。
それにメンバーそれぞれ自由さがUpしているのに、素晴らしく調和している。
何が結び付けてるんだろうっていうくらい。
言霊っていうけど、音霊がある。

2部のSpirits of the Forestも参りました。
これがどうにもならない。冒頭エメラルドグリーンって思っていて
不思議なキラキラした幻想的な感じ。
林さんの疾走もとてもいいし、しみじみなんていい調和だろって思った。
その先はもう自分が制御不能というか、言葉の概念の外の状態で。

Beyond the flameもまた違った展開。
Bojanのneiの奏者のように佐藤さんが自由な世界。面白い。

深く入った後のKamameyo-ho!はずるい(笑)けど、
めちゃくちゃ楽しませてもらった感じ。
観るほうも忙しいLiveです。

ずっとはいつも入り込みますが、今日はなんかとっても明るく
希望を感じる演奏でなんだか暖かく優しかった。

clepsydraの演奏は毎回なんだか驚きや面白さや違った世界が広がっていて
好きだし、同じ曲だけど明らかにその日ヴァージョンというか、生きている。

形にするのが全てではないけど、なんか残さなきゃいけないって
心底思ういい演奏だった。

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