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半径1mの世界

自然の一部になりに行く

2005-08-13 | Weblog
8/13-14、ダンス白州に行って来ました。
ガムラン&泯さんの共演とシカラムータが私のお目当て。

駅で出会ったカナダ人のNさん。なんだか不安そうにウロウロと
していたので声をかけてみたら、行き先が一緒だった。
キュートでとても素敵な女性で、会場までの道のりが楽しい。
あまりまだ日本語が出来ないので、片言英語でおしゃべり。
蝉ってカナダにいないとか、日本の好きな場所とか、日常のことなどなど。
急に、鞄をゴソゴソするので「?」と思っていたら、小さなみかんが。
ご馳走になりました。とても甘くて美味しかった。
可笑しかったのは、お財布代わりに「ソックス」を使っていた。
小銭がジャラジャラするかららしいけど。本当に、オチャメだ。
残念ながら、ボランティアでお仕事なので会場でいったんバイバイ☆
だけど、夜道であったり、会場で逢ったりして滞在中楽しかった。

相部屋テントを申し込んでいたのだけれど、スタッフ混乱中で
とりあえず会場をウロウロ。
山羊がいたり、ロバがいたり、ちょっとしたカフェもある。
カフェの前には可愛いわんちゃんが2匹。少し、遊んでもらった。
カフェで夕飯を頂く。玄米ご飯とラタトゥユ。
ここで取れた野菜で作っているそう。とても美味しい!
相席した泯さんの熱烈なファンの方と色々ワイワイと話す。
色んなお話を伺って楽しい晩御飯になりました。

そうこうしているうちに、バリガムラン「スダマニ」のイベントの時間。
総勢20名近い名手が一同に奏でる。
ガムランはソプラノ、アルト、テナーといった感じにパートが分かれている。
他には横長な太鼓やら、大きな鍋蓋のような鐘、ドラみたいなものが楽器。
ガムランは叩くものによって音の高さが違うのかもしれない。
ソプラノは金属のトンカチのようなもの、アルトは棒にフエルトのような
ものがまきついているし、テナーはゴムのような大きいハンマー。
日頃、1人は演奏しないで待機するそう。トランス状態の人を起こすらしい。
この微妙な揺らぎやテンポは落ちやすいかもしれない・・・納得!
曲によっては、「さくらさくら」のような波のあるものもあり
意外な共通点が面白いと思った。
1曲、闘鶏のお金のかけあい---まるで、証券のやり取りみたい!---が
とっても面白い。ああでもない、こうでもないといった感じで声を張り上げ
左右の演奏者達が体を乗り出してかけあう。
後ろで見ていた子供も「おもしろいねー」と言っていて楽しかった。
踊りが入ったものも何曲かあった。
足使いや手の使い方が、歌舞伎の見得を切るような部分と似ていたりして
こちらも意外な共通点を見つけて興味深かった。
泯さん登場。カラフルなガムランと奏者達の前に、ストイックな黒の
シンプルないでたちで登場。なんとも存在感が大きい方。
ガニ股で踊る姿がちょっとガムランの踊り手とダブル。
刻々と変わっていく表情に身体の流れに圧倒される。
間に合わず見れなかった独舞が凄かったらしい。色んな人たちから伺った。
うーん、そっちも見たかった。
始まりは夕暮れだったのに、気が付けば真っ暗な森になっていた。
結構な時間見ていたような気がする。

今日の公演はここまで。
早速シャワーを浴びに行こうと思い、真っ暗な中5分くらい歩いて本部へ。
最初は有料と聞いていたのだけれど、ラッキー、無料だった☆
本当に簡易なかんじのシャワーだし、脱衣場もやっとのBoxタイプだったけれど
お借りできただけで感謝~。
すっきりし、また5分の暗闇に向かおうとしたら、事務局の人が戻るらしい。
ご一緒させていただいた。ついでにちょっとだけ物品の運搬を手伝う。

電気なしと聞いていたので、ハンディードライヤーなんかで
ベンチで星空の下身支度☆
暗いのであんまり分からないからいいか・・・(恥)
さすがに深夜になると半袖では寒かった。
星空を眺めたり、たまたま居合わせた人とお話したり、
犬とあそんでもらったりした。
本でも読みたかったけど、さすがに暗い。早朝に起きることにした。
スッゴイ草むらの奥地にあるテントだったので、見えなくって(鳥目)、
ちょっと足を切った。危ない~
テントに行ってみると、相部屋の方はまだ戻ってきていなかった。
取りあえず真っ暗なので、携帯を電気代わりに寝床の準備。
寝袋頼んでなかったんだけど、たまたまあってよかった!
バスタオルを枕代わりに丸めて、長袖を着込み寝袋に包まったけれど
凄く寒い。さらに借りていた毛布をかけた。寝ようと思ったら丁度
相部屋の方がいらしてラッキー。自己紹介をして就寝☆”
子供の頃、テントが大好きだったから結構平気みたい。
久しぶりな屋外で楽しかった。

ちなみに、面白い写真を撮ったので掲載☆お題「食べほうだ~い♪」

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