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半径1mの世界

「壁」を見たら、はりつく?

2004-12-18 | Weblog
今日はインテグラルビューティーで「ボディーメイクピラティス」松本宗子先生。
新体操でナショナルメンバーだったという凄い先生。やはり体つきが違う。
いわゆる「美容」と思われるのはちょっと違います。
「体について学び、健康な体に整える」ピラティスといった感じ。
その効果で痩せたりという事はあるとは思いますが。

ところで、自分の姿勢に自信ってあります?
子供の頃、母に公の場で「ちゃんと座りなさい」とそっと注意を受けました。
素直に真剣にちゃんとしてみたら、「ふざけている」と叱られました。
子供ながら不条理に思ったのですが、何故こんなことになったか。
イメージと実態がかけ離れていたからです。

イメージでは美しい姿勢を保っているつもりでも、実際は大きくかけ離れていたりします。
ヨガと違いピラティスは胸式呼吸で行います。重要なのはお腹はいつも凹んでいる。
下腹に手で三角形を作り当ててみると骨盤に対して恥骨が後ろにあるのが分かった。
腰が反った状態でした。
壁にぴったり背をつけて立ってみるとよくわかります。腰の部分に手1枚以上の隙間がある。
首もいつもは上げすぎだったみたいだし、肩は大分湾曲している。
本来使うべき筋肉を使っていないので、バランスを取ろうとしてゆがんだ姿勢をとり、
その結果片寄った場所に脂肪がついたり、凝りがでてしまうわけです。深い!

鼻から息を吸い、口からはきだしながらポーズをとっていくのですが、常にお腹の凹みを
意識しなければいけないし、状態も真っ直ぐにしなければなりません。
真剣にポーズを取っていても、ふと鏡を見るとなんて猫背!!ビックリしました。
すかさず先生が「棒」を持ってきてくださり背中に置いてくださった。
あー、首が上がりすぎ。
1時間30分という長めのレッスンですが、体に負担になるようなレッスンではないし、
十分な満足感がありました。きちんと体を温めるし休ませる時間も十分にとってくださっている
レッスンだからだと思います。
それにしても、レッスン後お昼時なのにまたお腹がすかない!
日頃から思ってはいたけれど、ちょっと栄養過多なのかもしれませんね。

慣れないと、ピラティスは決まりごとが多く難しいようですが、
体の状態が良くなることは間違いないと思いました。
医療現場でリハビリで使われているというのも納得。
まずは今日教えていただいた正しい姿勢を意識してみようと思います。
壁を見たら張り付いて確認ですね☆

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