知床沖での遊覧船事故。
外野も遺族もマスコミも大臣も、後付けではみなさん簡単に言いますが。。
・出港時の画像では、波も穏やか。
・注意報も警報ではない。
・午後から荒れても、その頃には戻っているはず。
そんな中で会社にも客にも、欠航を言えるのかどうか。
例えば、運送業の従業員が「駐車場に空きがなく路上駐車は違法なので今日の配達はできませんでした」って帰って来たら?
んなもの誰も許容しないでしょう?。
日ごろの安全係数が低いわりに、事故が起きたら賢者ぶって叩くって図式はなんとも。。。
特に、国土交通大臣においては、こういう危険とされる運行が規制されるような行政を司る必要があるわけで、未然に防げない手落ちを、事故の後他人事のように非難しても、ちっとも成績にはなりませんから。
> 船体にひびが入ったまま平気で運行
> 錆だらけ
事故の数日前の4/20に、船舶検査をしている船です。
仮に、浸水に影響する亀裂なりがあったなら、それは船舶検査にも問題があります。
船体はFRPなので、錆びません。
シロウトが外見で大騒ぎしても意味がありません。
> 漁船は帰ってきているのに、出港するのはおかしい
漁船が帰港したのは昼過ぎ
遊覧船が出港したのは10:00
遊覧船の帰港予定は13:00
予定通りなら、漁船と同じころに帰港しています。
> 通信方法を携帯電話に変更して検査通過も携帯電話の通話範囲外
検査体制にも問題はありますが。。。
今回、これが適正に通信ができてたとしても、海上保安庁の現着に3時間もかかっているので、実質影響しません。
機能しない内容での申請は、それが虚偽申請でなくても、問題はあるが、どこまで認識できていたのかと言う。。。
そして、検査する側も、いい加減な申請を見破れる能力は求められるわけで。
> 救命胴衣なんかあっても、低温の海では助からない。
確かにそうなんですが、そうすると、冬場の小型船舶はすべて運行禁止が求められるわけで。。
川の渡し船とか、冬期運休ってのは、非現実的で。
> 膨張式救命いかだが必要
あった方がいいんでしょうけど。
小型船舶には、重量、スペース的に、どこに搭載するのかと言う。
> 社長会見で、土下座強要。。。
気持ちはわからなくもないですが。。。
要求する方も過剰
土下座する方もパフォーマンス
> 海上保安庁の現着に3時間も
海上保安庁の巡視船艇では、しょせん船なので港から遠ければ何時間もかかることは否めません。
が、そのために航空機があります。
当初、天候不良と言う情報が流れていましたが。
どうも、別のポイントへの出動があって、燃料補給のために一度航空基地に戻る必要があったとか。。。
こういう時のためには、体制を拡充する必要がありますが。。。
ただ、ヘリはともかく、千歳の固定翼機は?
> 海上保安庁の説明対応がお粗末?
進展があれば随時報告されるでしょう。
それとも、捜査にあたっている巡視船艇が、毎日いちいち寄港して、海上保安庁職員が並んで報告すれば満足ですか?
海上保安庁が今すべきは捜索救助であって、報告なんかは後回しでしょう。
> 海上保安部の巡視船の到着が遅い。バウスラスターもついていないから?
その日は天候が悪く、航洋性の高い巡視船と言えども危険を伴う状態。
バウスラスターは、離着岸のサポートのためのモノで、悪天候の対処能力はありません。
> 条件付き出港
航空機でも「目的地空港付近の天候状況によっては、別の空港に向かったり、引き返す場合がある」という、条件付きフライトがあるわけで。
いちいち「条件付き出港」としなくったって、出港段階で想定した安全に不安があれば、船長判断で引き返すのは、言わずもがな、当たり前の話。
> 知床の観光業者は風評被害を懸念
「うちは悪天候なら出港しないから安全」って言いきってしまうと、少々のことでも欠航で楽しめない懸念が出れば、そりゃあ目的地を変更されてしまいます。
東京2020パラリンピック選手村警備 海上保安庁巡視船 (記事には関係ありません)
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外野も遺族もマスコミも大臣も、後付けではみなさん簡単に言いますが。。
・出港時の画像では、波も穏やか。
・注意報も警報ではない。
・午後から荒れても、その頃には戻っているはず。
そんな中で会社にも客にも、欠航を言えるのかどうか。
例えば、運送業の従業員が「駐車場に空きがなく路上駐車は違法なので今日の配達はできませんでした」って帰って来たら?
んなもの誰も許容しないでしょう?。
日ごろの安全係数が低いわりに、事故が起きたら賢者ぶって叩くって図式はなんとも。。。
特に、国土交通大臣においては、こういう危険とされる運行が規制されるような行政を司る必要があるわけで、未然に防げない手落ちを、事故の後他人事のように非難しても、ちっとも成績にはなりませんから。
> 船体にひびが入ったまま平気で運行
> 錆だらけ
事故の数日前の4/20に、船舶検査をしている船です。
仮に、浸水に影響する亀裂なりがあったなら、それは船舶検査にも問題があります。
船体はFRPなので、錆びません。
シロウトが外見で大騒ぎしても意味がありません。
> 漁船は帰ってきているのに、出港するのはおかしい
漁船が帰港したのは昼過ぎ
遊覧船が出港したのは10:00
遊覧船の帰港予定は13:00
予定通りなら、漁船と同じころに帰港しています。
> 通信方法を携帯電話に変更して検査通過も携帯電話の通話範囲外
検査体制にも問題はありますが。。。
今回、これが適正に通信ができてたとしても、海上保安庁の現着に3時間もかかっているので、実質影響しません。
機能しない内容での申請は、それが虚偽申請でなくても、問題はあるが、どこまで認識できていたのかと言う。。。
そして、検査する側も、いい加減な申請を見破れる能力は求められるわけで。
> 救命胴衣なんかあっても、低温の海では助からない。
確かにそうなんですが、そうすると、冬場の小型船舶はすべて運行禁止が求められるわけで。。
川の渡し船とか、冬期運休ってのは、非現実的で。
> 膨張式救命いかだが必要
あった方がいいんでしょうけど。
小型船舶には、重量、スペース的に、どこに搭載するのかと言う。
> 社長会見で、土下座強要。。。
気持ちはわからなくもないですが。。。
要求する方も過剰
土下座する方もパフォーマンス
> 海上保安庁の現着に3時間も
海上保安庁の巡視船艇では、しょせん船なので港から遠ければ何時間もかかることは否めません。
が、そのために航空機があります。
当初、天候不良と言う情報が流れていましたが。
どうも、別のポイントへの出動があって、燃料補給のために一度航空基地に戻る必要があったとか。。。
こういう時のためには、体制を拡充する必要がありますが。。。
ただ、ヘリはともかく、千歳の固定翼機は?
> 海上保安庁の説明対応がお粗末?
進展があれば随時報告されるでしょう。
それとも、捜査にあたっている巡視船艇が、毎日いちいち寄港して、海上保安庁職員が並んで報告すれば満足ですか?
海上保安庁が今すべきは捜索救助であって、報告なんかは後回しでしょう。
> 海上保安部の巡視船の到着が遅い。バウスラスターもついていないから?
その日は天候が悪く、航洋性の高い巡視船と言えども危険を伴う状態。
バウスラスターは、離着岸のサポートのためのモノで、悪天候の対処能力はありません。
> 条件付き出港
航空機でも「目的地空港付近の天候状況によっては、別の空港に向かったり、引き返す場合がある」という、条件付きフライトがあるわけで。
いちいち「条件付き出港」としなくったって、出港段階で想定した安全に不安があれば、船長判断で引き返すのは、言わずもがな、当たり前の話。
> 知床の観光業者は風評被害を懸念
「うちは悪天候なら出港しないから安全」って言いきってしまうと、少々のことでも欠航で楽しめない懸念が出れば、そりゃあ目的地を変更されてしまいます。
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