『神獄塔メアリスケルター Finale』
シリーズ3作目にして最終作、こんな事になるんなら2で終わりにしておいて欲しかった某作品とは違って(かまいたちの悪口はそこまでだ)有終の美を飾ったんじゃないでしょうか。
1と2の主人公と仲間達に加えて3からの新キャラもいて、全シリーズの最後まで生き残っていたキャラ全員が登場するとの大所帯に、これはどう進めるつもりなのかと思ったら、3チームに分かれてのザッピング攻略とか。
イージーモードでやってる身言うのもなんですが、頑張ればちゃんと進めるのでやりがいがあります(メガテンの悪口もそこまでだ)伏線の回収もキッチリとされて、まさかのキャラの真実まで暴かれて……ちょ、おま、まさかのそんな設定ってΣ(゚д゚lll)
で、今回の敵キャラは総じて主人公達の事をゴミ虫扱いしてくれてた訳ですが(ので、ラスボス倒した後には「ねえ、ゴミ虫に倒されるってどんな気持ち?ねえ今どんな気持ち?」と言い放ってやりましたが)そのラスボスが果てる時に。
虫を殺すのはいつだって善良な人間なのだ。
と言い放ったのがなかなかに重みを持ってたなって。主人公達はなんだかんだで人間では無かったし、例えそれが人間を救ける立場であったとしても、マイノリティであったなら迫害される成り行きもあるのだと。そう言う。
まだ、おまけシナリオとかあるのでもう少しこの世界観に浸ってますが、ホントにいい作品だったなって。
本当に絵の具ひねり出してデコっても気付かず食いそうだよな、奴ら。『ジーザス!このクリーム甘くないぜ、トム!』とか言いながら(偏見)。