Cogito,ergo Sum

積み深いとの認識はあるようだが特に自戒の意図は所持していないと思われる。ゲームとかゲームとかゲームとか。あと本な。

こんなに利発な6歳児がいるか

2023年05月16日 | 書籍
コナ◯くんなんですかねぇ……

『子狐たちの災園』

両親の不審死(父親に雷が落ちて母親が以前自分に悪戯をしようとした変質者に襲われたっぽい)を機にちょいと特殊な孤児院?に引き取られる事になった6歳の少女の話。


もともと蕎麦屋を営む実家の近くのお稲荷さんの祀られた小さな森で遊んでいた主人公だが、失せ物探しが得意で言い当てる事多数(ただし個人的な感情の振れ幅によって正答率は変動する)

しかしある日知り合いになっていたキレイなお姉さんに、実はあなたは私の実の妹なのだとの衝撃の事実を明かされ、そうして実の生家へと還る事に。

それが祭園と呼ばれる施設で、先に引き取られた子供たちが数人居たが、一応は園長の子供として養子縁組?されてはいるが、園を出て行っている者も多数居て……そもそも産みの母親がシャーマン的な事をやっててだな。


お告げを受けて相談者の悩みに答えるんだけど、その為の特殊な構造の屋敷があってだな。

………廊下が異常に角を構成してして、走って通過する、のが不可能な感じ?
そんなお化け屋敷向けの構造(先が見通し難く廊下なのに物陰多数)なのに、新入りの洗礼みたいにそこで度胸試しをやらされる6歳児(園長の実の娘であることは5人の他の子供たちには隠している)


先に祭園に居た同い年位の男の子とは次第に仲良くなり、園の謎を解明する為の手伝いに使ったり使えなかったりするんだが……最初は頼りない、と思っていた相手の信用度が高くなったり嫉妬したりと、ちっさい女の子の心理の機微が出ていてちょっとによる。

その男の子が本好きでホームズとか読んでるのもまだwwwこっちこそコ◯ンくんやまいかwww



まぁ、ベースは『お狐様』にまつわるあれやこれやなんですがね、タイトルそのもので。

コメント (1)
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