「ハンカチの木」(ダビディア科ダビディア属)=中国原産。
2枚の白い笣(ほう)が最大20cmにまで達して「ハンカチを木に下げた」ようになることから、この名前がつけられています。開花する木になるまでに10~15年かかるため、県立大船フラワーセンターのように多数花をつける木は希少だそうです。なお、この木は19世紀に、フランス人神父マルマン・ダビットによってヨーロッパに紹介されたそうです。このダビット神父は、パンダを紹介した人として知られ、「ハンカチの木」の学名にも名前が付けられています。写真は、県立大船フラワーセンターで見かけた「ハンカチの木」(球状の頭状花は、5~6月に2枚の大きな白い笣(ほう)の中で咲きます)
今年の春は、3月11日、世界を揺るがす東日本大震災が発生、風光明媚な三陸を襲った大津波は全てを瓦礫の山と化してしまいました。春といえば“桜”が日本の代表的な花ですが、今年は、地元の桜の開花が4月2日と昨年(3月21日)より10日も遅かった。気候が不順だった事もありますが、東日本(東北)の被災地の人々にちょっぴり気を遣ったのでしょうか?この震災に自粛すべきだ、いや今まで通りにすべきだなど色々意見がありますが、日本全国落ち込んでしまっては復興するパワーが出てこないのではと思います。どうなんでしょうかね。さて、今年の花見ですが、いつもの通り団地の桜、大和市福田の引地川千本桜、戸塚の桜、大岡川の桜と新たに三溪園の桜を見に行ってきました。前に書きましたが、開花の時期が遅かったせいか満開には葉が一部出てきてピンク(桜色)一色ではなかったのが残念でした。写真は、いつもと同じ感じですが、楽しんでいただければと思っています。今年の春は、色んな写真を撮りましたので、序章から最終章と銘打ってアップをしました。見ていただければ幸いです。写真は、戸塚区吉田町の桜(4月10日撮影)