和!

出会った多くの方々に、季節の写真を通して「ホット」一息ついていただければ幸いです。皆さんよろしく

シチメンソウ

2012-12-19 00:17:42 | 歳時記

Photo_2  11月中旬、故郷佐賀へ帰郷した際、シチメンソウが赤く色づいているということを家族から聞き、撮ってきたものです。「シチメンソウ」は、アカザ科の植物で、ホウレン草と同じ仲間です。塩生植物で満潮の時に海水が入ってくる土地にだけ生える珍しい種類で、朝鮮半島や中国東北部、そして日本では有明海沿岸などごく限られた地域にしか生えていません。絶滅の危機が大きくなっていて、ボランティアや地元の人たちによって大切に保護育成されています。シチメンソウは、夏には緑色をしていますが、秋には鮮やかな赤色に変わり、有明海を美しく彩ります。さらに、季節に伴って紫色へと変化していきます。名前の由来は、さまざまな色に変わっていくのが七面鳥シチメンチョウ) の顔のようだということでシチメンソウという名前が付けられたといわれています。(撮影:佐賀市東与賀町)Photo


紅葉1・三溪園

2012-12-17 11:20:10 | 歳時記

12_3  今年の紅葉は、どこも素晴らしく訪れた人たちを十二分に楽しませました。これは、秋から冬にかけて寒暖の差が大きかったからだと言われています。横浜・三溪園の紅葉も内苑、外苑とも素晴らしいと言うより見事!の一言でした。同園では、紅葉の時期には内苑の古建築3棟を内部公開していますが、今年は、初めて臨春閣の内部も特別公開されました。古建築と紅葉のコラボは、ここならではの絶景でした。この他に内苑の最深部にある季節公開された遊歩道からは三重塔と紅葉の聴秋閣を一望出来ました(写真)。内苑だけでも紅葉を十分に満喫出来ましたが、外苑も紅葉と古民家の組み合わせも横浜のど真ん中とは思えない自然一杯の雰囲気を味わえました。