神奈川県立フラワーセンター大船植物園の「シャクヤク」が、今年も満開になりました。色々な品種を撮りましたが、今年は自分にとって節目の年”古稀”なので、偶然にも「古稀の色」という品種がありましたので、それをアップしました。大船植物園のシャクヤクは、ほとんどが明治の末から昭和の初めまでこの地にあった神奈川農事試験場で品種改良が行われ、数多くの品種が育成され、現在、大船系として栽培されたものだそうです。この他に、寒川町の生産者大谷氏が育成した大谷系や外国系、そして外国品種間との交配によって育成された新品種が栽培されているそうです。約２００品種２０００株。（古稀の色＝白色大輪の品種。花弁は切れ込みや乱れが少なく、全体的に豊かでふくよかな印象をうける。花色は中心が白く周辺が淡く色づき繊細な変化を見せる。）
２０１２年５月２１日、この日は地球、月、太陽が一直線に並び、太陽が月に隠れてリング状になる金環日食が見られる。今回のように日本の広範囲で見られるのは、平安時代以来９３２年ぶりとか。ところが、夜明け前から厚い雨雲に覆われ、シトシトと雨が降る天気。テレビでは、金環日食中継で大騒ぎをしているが、自分のところは刻一刻と日食の時間が迫っているのに雨はやんだものの厚い雲のまま。次は３００年先でなければ見ることが出来ないとかで、何としてでも見たいとダメもと覚悟で三脚片手に妻と一緒に、観察できる場所へ行ってスタンバイ。あと数分で日食「もう駄目か」と思ったとたん、雲が切れ、待ちに待った太陽が顔をだし、無事見ることが出来ました。（写真）団地の皆さんもあきらめていたのか、私どもが騒いでいるのを聞きつけて外に出てこられる状態。兎にも角にも数人ではあるが、一緒に偉大な自然現象を見ることが出来たのは幸いだった。ほんの数分しか撮影できなかったが、撮った分をアルバムに載せています。