和!

出会った多くの方々に、季節の写真を通して「ホット」一息ついていただければ幸いです。皆さんよろしく

’10早春

2010-03-13 21:13:08 | 歳時記

_mg_53142 2月5、24日、春の訪れを伝える花(梅)を撮りに横浜・三溪園に行ってきました。
 三溪園の園内(175,000㎡=約53,000坪)には、10棟の重要文化財を含む17棟の古建築物散りばめられ、四季折々の花々との調和を見せています。庭園には、寒椿、梅、ボケ、コブシ、桜、睡蓮、ハス、萩、彼岸花、さざんかなど数多くの花が一年を通して咲き乱れています。
 2月中旬~3月中旬にかけて約600本の梅が咲き、香ばしい香りを辺り一面に漂わせ、訪れた人々を楽しませています。また、満開の梅の花にはメジロ(目白)が飛来し、一生懸命蜜を吸っていました。梅園には、下村観山の屏風絵の名作「弱法師」(よろぼし)に描かれた梅の木のモデルになった臥竜梅(がりょうばい)や中国・上海から贈られた花弁を支える萼(がく)の部分が緑色の「緑萼梅」(りょくがくばい)などの珍しい種類もあります。
※横浜の東南部、本牧の地に広がる日本庭園「三溪園」は、地元の実業家・原三溪氏が、1906年(明治39年)に自宅を一般に公開したのがスタートです。
※臥竜梅=竜が地を這うような枝振りの梅。
(写真は、臥竜梅)