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あこがれのシェーンブルン宮殿での『夢のコンサート』 ~日本人の誇りに胸躍った日~

2009年07月23日 | Weblog
1995年6月10日に開催された、シェーンブルン宮殿でのウィーン・アイルランド・日本の、三カ国合同コンサートを記念して、小冊子が編さんされています。(完成:平成8年11月3日、編集責任者:酒井 弘子さん)

今日は、その中の小嶋星子先生(=シルバーエコーささやま指揮者)の寄稿を掲載させていただきます。

『「シルバーエコーささやま」は結成されて12年、地域の中で親しみをもって声を掛けて頂くことが多くなった。各種イベントや福祉大会などあらゆる所で活動をしている。その中で海外公演の経験がなく、団員の中からも「一度は海外公演を」という声があり、旅行社などを数々当ってみたが、海外の公演となると、演奏場所を見つけ、観衆を集めるのはそう簡単なことではなかった。

そんな折、丹波の森協会から平成5年6月予定のウィーン13区と姉妹提携のための親善旅行に参加しないか、とのお話しがあった。

シルバーハウスでの演奏会を、とのことであったが、一般の人達と一緒で年寄りの方にはハードスケジュールで、10名の参加しか出来なかったが、大庭園いっぱいのお年寄りを前に合唱演奏できたことは、感激であった。

高台でゆかた姿で日本の歌を歌った。デカンショを踊りながらねり歩いたり、13区の合唱団や議員さんたちと共に歌ったり、しゃべったり、時の立つのも忘れた一時だった。

そして11月、ウィーン13区と丹波の森の姉妹提携の調印が出来、友好都市になった。シルバーコーは提携都市調印の一翼をになったのだと感無量だった。

平成6年の6月、私たちのコンサートには13区長、一議員からメッセージを頂いたり、コンサートのために来日、公演を計画してくださる議員もいた。こうしてシルバーエコーは、ウィーン13区と次第に親しくなっていった。

「今度こそ、団員揃ってウィーンで演奏したい」その願いがだんだん膨らんできた。10月には単身ウィーンへ。13区長はじめ議員さんたちと出会ったり、ミカエル合唱団という三十数名ではあるが、すばらしい合唱団を紹介され、練習を見学させてもらった。

「シルバーエコーがウィンで演奏会をするのなら、喜んで協力するよ」と皆が協力を約束してくれた。海外で準備するのは困難なのに演奏できるなど、本当に有り難いと思った。私のレッスンも含めて、見通しも明るく帰国した。「ウィーンでなら、たとえ病人が出てもどうにかなる」などと13区の人たちの温情を思い、前向きに企画を始めた。

(※続きは、また・・・)

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