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耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

トイレのリモコン

2014年02月03日 13時06分01秒 | 世相今昔
 我が家のトイレは、Washletである。

 日本が世界に誇るハイテクの一つが、お尻が洗えるトイレである。
汚物は温水で洗い流してくれるから、拭き残しで下着がよごれること
が無いし、トレペの使用量も減る。

 しかし律儀な日本人は、何にでも改良改善を考える。通常、便座の
横に付いている、操作用のスイッチ類を、リモコンにすることを考えた
奴がいる。


 ある日、そのリモコンが利かなくなった。電池切れである。
そうなると、手動操作が出来ないWashletは哀れである。水で洗えなく
なってしまう。
 リモコン器の中には乾電池が使われているが、狭い空間の無線だから
電池の消耗が少ない。購入後9年間一度も電池交換していないから、
液漏れして電池ホルダーの電極が錆びついていた。
 何とかリモコンをバラして、錆を削り落として使える状態になったが、
メーカーに問い合わせしたら、リモコン全体の交換が必要だという。
一体どういう設計思想なんだろう?


 そもそも、あの狭い空間で何故リモコンが必要なのか?

 便座の横の操作盤に手が届かない人が喜んだと言うが、そんな人が
何人居るんだろう。基本的に温水でお尻を洗うだけで十分だと思う。

 便座を温める機能も有難いが、そのために電子レンジ並みの電力を
必要とする事を承知しているんだろうか?

 温風で乾かしてくれるというのも、時間がかかるし自分で拭わないと
納得しない人の方が多い気がする。

 ノズルが前後に動いたり強弱のリズムでマッサージしたり、至れり
尽くせりだ。

 先日ガッチリマンデーで「引き算でガッチリ」をやっていたが、
画面が無いテレビとか、オーブンレンジからオーブンを取ったとか、
余計な機能を省略して成功した例が紹介されていた。


 何でもかんでも、無くてもいいような機能を付ければ良い、と言う
事では無い、と思うがどうだろうか。



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