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耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

菊花展

2014年11月17日 15時15分41秒 | 都会の風景
 秋である。秋なら、菊である。

 花札では、菊は9月である。重陽の節句は菊の節句と
言われている。



 浦安市では、例年市役所の庭にテントを張って、
菊の花を並べる。今年は市庁舎建て替えの工事中なので、
若潮公園の芝生にテントを張った。
 
 


 厚物、管物、懸崖、ダルマ、千輪作りなど、一応の鉢が
揃っていたが、石付きの盆栽が見事だった。


 

一年でここまでの風格を出すのは、並大抵のことでは無い
だろう。

 きれいな花を見たので、本格的な菊花展を見たくなった。


 ネットで調べると、近くに善養寺という菊の名所が有る
と言う。小岩不動尊とも言い、影向の松という名の、枝を
大きく広げたクロマツが名物だが、秋は菊の花壇や大鉢が
並ぶ。



菊人形ならぬ、菊の花で出来た白馬が居た。

 



 栃錦の横綱が飾られた山門の脇に、萩の植え込みが
有った。可憐な花が見頃だった。



 ちなみに花札では、萩は赤豆、7月である。花札は旧暦
だろうから、少し季節感覚がずれている。




 一週間後、都内に出る用事が有ったので、ついでに日比谷
公園と湯島天神に廻った。
 日比谷公園では、東京都観光菊花大会というのをやっていた。
さすがに大輪の花が素晴らしい。




 湯島天神には菊人形が有ると言うので、楽しみにしてきたが、
時期が遅かったのか、みすぼらしい黒田官兵衛が立っていて、
幻滅だった。

 

 

 湯島に来たからには、合格蕎麦、だろうと入った蕎麦屋が
美味かった。
ここの蕎麦は、腰が有る。というか硬い。しっかり火は通って
いるが、歯ごたえが強い蕎麦だった。



 天気が良いし、せっかく都内の高い駐車場に停めたから、
すぐ裏の旧岩崎邸にも寄ってみた。



 風格のある建物と庭で、ゆっくりとくつろぎながら見て
歩くのには良いところだと思った。

 65歳以上の老人は入場料が安いこともあって、ここは
年寄り向きであろう。



 都内には、まだまだ見どころが有りそうだ。



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