神々の雑談

三重県内及び近県の神社を写真を添えて紹介します。

伊勢神宮125社 皇大神宮別宮 瀧原宮(たきはらのみや)   皇大神宮摂社 多岐原神社

2010-10-25 09:37:58 | 神社
             皇大神宮別宮 瀧原宮(たきはらのみや) 三重県度会郡大紀町滝原  場所

祭神は天照大御神御魂で、古くから皇大神宮の遙宮(とおのみや)と称され尊ばれている。倭姫命(やまとひめのみこと)が天照大御神の永遠のご鎮座を求めて大和からご遷幸されたとき、この地に宮殿を建てられた。その後、さらによい宮所を求めてご巡幸になり、ついに五十鈴川の川上の現在の大宮所にご鎮座になったといわれる。
手水舎はなく清らかな谷川(頓登川・とんどがわ)の水で、手を洗い口をすすいで参拝する。向かって左に瀧原竝宮が並び、向かって右には瀧原宮所管社(若宮神社・長由介神社)がご鎮座されている。先づ瀧原宮に参拝する。 サイトお伊勢さん125まいりより


過去、7、8度参拝に訪れたことがあります、伊勢の地の華やかで賑やかな内宮、外宮のそれとは違いまるで隔離されたように辺境の地、度会にたたずむ、瀧原宮。伊勢神宮125社のなかで私がベストワンに選ぶ社です、そして数々の煩悩を癒してくれる、私的隠れスポットでもあります。毎回、訪れようと最初の感動が薄れることなく、まして神々の存在が現実にあるかの如く錯覚をしてしまう、唯一の場所でもあります。



 


          鳥居をくぐり、神域に身を委ねた時から神々の囁きが聞こえてきます、意味は分かりません、心地よい呪文のようなメロディーの様にもきこえます。









          歩きつづけます、参道には私以外の参拝者はいません、少しずつ不思議な恐怖が私に襲いかかります、神々とこの世に生かされている、
          ちっぽけな人間との対峙です。天から地から四方八方から神々の視線が突き刺さります・・・・・・・・






                                        御手洗場です、禊ぎ所です。









          歩きながら、考えました、なぜ私は好んでこの瀧原宮に来るようになったんだろうと・・・・・たぶん、私はエゴイスト、貪欲な生き物なんです、
          神様と会話ができるいうこのトリック的シチュエーションを一人占め出来る快感を得にこの場所に・・・・・・・・・






          本殿が見えてきました、現実的な私を包む非日常空間・・非金属な異次元風景・・・・・・・・・




























この場所には 神社の名称、由来、祭神などの小賢しい言葉はいりません、日本人の感性による木と石と空気で作り上げた、素晴らしいトリックアート空間に神の存在を感じるわけにはいけませんでした。




                           皇大神宮摂社 多岐原神社(たきはらじんじゃ) 場所
三重県度会郡大紀町三瀬川祭神は倭姫命が宮川を渡るのをお助けした土地の神、真奈胡神。地元では祭神から「真奈胡さん(まなこさん)」といい、信仰のあついことで知られる。ここから三瀬坂峠(みせざかとうげ)を越えて瀧原宮の方へ出るのが熊野古道(約1時間)である。社頭には常夜燈2基があり、紀州藩が享保甲辰(1724)に建てた禁殺生石がある。宮川本流の右岸にあって、社域は山水の美を兼ねそなえた地である。サイトお伊勢さん125まいりより



 














仲山神社 三重県津市美杉町下之川

2010-10-02 17:22:31 | 神社
今日の紹介する仲山神社はあるサイトで面白い狛犬とある奇祭行われることがが私の好奇心を刺激し、
早速、訪れて観ました。神社そのものはそれほどの特色はありませんが、かといって山間の小さなの神社としては神域の手入れも行き届き、立派すぎるほどの社屋が鎮座しておりました。








祭神 金山彦神


ある奇祭とは、毎年、2月11日に行われる「ごんぼ(牛蒡)祭り」っていうちょっとおもしろいお祭りがあるそうですす、別名「へのこ祭」。氏子地域の各家では、多量の牛蒡を蒸して、味噌・胡麻・唐辛子・山椒などを練り合わせた調味料をたっぷりこすりつけホウ葉で包んだものを用意します。この料理は男性が担当するんだそうです。そして、祭りの当日は、盛大な宴会が行われ、皆で牛蒡を食します。宴が終ると、当番に当たっている人々が、男女両性を形造った、注連縄の造り物を担いで次の当番家を訪れ、当渡しを行います。そして、残った牛蒡は神社に奉納するんだそうです、男女の性器を信仰する風習は、子孫繁栄(豊作)「穀物豊作」の願いと結びついていることが多いようです。
祭神が金山彦命の神社にはSEXをテーマにしたお祭りが全国あるのは確かです、この神様は金山毘古神(古事記)、金山彦神(日本書紀)とも表記し鉱山の神として信仰されている、神話ではイザナミが火の神を産んで火傷をし、苦しんでいる時の嘔吐物から生まれた神。嘔吐物の外観と溶けた鉄類の類似性からの連想か鍛冶に使う鞴のピストン運動が男女の性交を連想させることなどから、性神としても信仰されている。鉱業・鍛冶など、金属に関する技工を守護する神とされています。
三重県人でありながらこんな奇祭が行われているのは知らなかったです、以前 天下の奇祭愛知の田縣神社・大縣神社の豊年祭は見学させていただいたのですが・・・・・・

















私はこの2匹の狛犬に会いにわざわざ鈴鹿から山深い美杉村の神社に足を運びました。いいお顔をしています。






帰りの車中では2匹の狛犬の表情を思い出し、ニヤニヤ顔のわたしでした、よかった会えて。

場所

彼岸花(曼珠沙華)  愛知県半田市岩滑西町矢勝川堤周辺

2010-10-01 10:12:24 | 日曜散策
私の好きな花があります、真紅の薔薇、桜、サツキ、紫陽花、ハイビスカス、ブーゲンビレアなど・・・
しかし秋になるといつも気にかかる花があります、彼岸花(曼珠沙華)です。





彼岸花(ひがんばな)の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来する。別名の曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来すし、"天上の花"という意味も持っておりますが
異名も多く、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、はっかけばばあと呼んで、日本では不吉であると忌み嫌われることもある。また、韓国では夏水仙のことを花と葉が同時に出ることはないから「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味で「相思華」と呼ぶのに、彼岸花も同じく花と葉が同時に出ることはないので彼岸花も相思花と呼ぶことが多い。日本では上記の「花と葉が同時に出ることはない」という理由から「葉見ず花見ず」とも言われる。     

花言葉は「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」。       ウィキペディアより





雨上がりの朝、意を決し彼岸花群生の地、半田矢勝川堤を目指しました・・・・・

幼いころから毒のある花、縁起の悪い花と教えられ陽の目を見ない日陰花、しかしそれゆえに怖いもの見たさの何とかで まるで少年が成熟しきったエロく毒々しく妖艶な女を
裏窓から覗き憧れるそれに似て、後ろめたい姿が彼岸花にはだだよっています。






































場所