“恒例「秋の富幕山ハイキング」”

我が家の秋の恒例「富幕山ハイキング」に行ってきた。野の花を見に行くのが大好きな我が家では、いつの頃からか、毎年９月に引佐町の富幕山にハイキングに行くのが恒例行事になったいる。場所が近いことと運動量が適当なこと、大好きな野の花がたくさん見られることがこの山の魅力である。９時４５分ごろ出発して途中おにぎりを仕入れて１０時４５分に登山開始、最近は急な坂の「ハリキリコース」は遠慮して「のんびりコース」を登る。今年はいつもより来るのが遅かったけど、道中はマツムシソウ、オミナエシ、ワレモコウ、ホトトギスなどがまだまだたくさん咲いていた。ナンバンキセルもススキの根元にまだ結構咲いていた。

１１時半過ぎには５６３メートルの頂上に到着。もう何組かの熟年グループがお弁当を広げていた。こちらも一角にシートを広げておにぎりをいただいた。今日はちょうど曇り空で暑さも一段落で気持ちがいい。３０分ほど休憩して細江コースで山お降りる。いつもならアケボノソウがたくさん咲いているはずなのに、今年は全く見られなかった。時期が遅かったにしても、一株も見ることができなかったのはどうしたことか。そういえば、いつもなら秋のハイキングシーズンにはボランティアグループが下草を刈って整備してされているのが、今年はほとんど手入れされていなかった、どうしたのだろう。そんなことを思いながら山を下りて帰路に就いた。道中の彼岸花が、いつもなら既に満開を過ぎているころなのに、今年はまだ５分咲ほどだった。今年の夏の猛暑で狂ってしまったか。１週間ほど遅れている。２時半には我が家に帰って１時間ほど昼寝をした。今日は久しぶりにいい運動をした。（2007・9・24）

“秋の気配”

暑さ寒さも彼岸までと昔からよく言いますが、最近は昔の諺が通用しなくなりました。今年の夏は異常に暑かったが、９月の半ばを過ぎても相変わらず日中は３０度を超えている。一昨日は佐久間町で３５度以上あったそうだ。そうは言っても空の雲はすっかり秋模様になりました。アカトンボも気持ち良く青空を飛んでいます。・・・と、気持ちだけはそんなイメージを浮かべてみました。日中はまだまだ秋とはほど遠い感じはありますが、セミの声も時々遠くでツクツクボウシが鳴いているだけ、夜になると秋の虫の声の合唱がにぎやかです。庭で子供のコオロギやバッタをよく見かけるようになりました。今年の紅葉は夏の暑さの反動できっと美しいに違いないと期待してしまいます。北海道の大雪山ではもう紅葉が始まっているそうです。今日は彼岸の入り、両親のお墓参りに行ってきます。（2007・9・20）

“残暑、残暑・・・・・さい残暑！”

ことのほか暑かった夏もやっと終わったと思いきや、今年は残暑もまた厳しい。むしろ、真夏に体力を消耗してからの残暑のほうが体にこたえる。今日は予定もなく、台風一過お天気もよさそうで、日中暑くなりそうなので山のほうへ避暑でも行こうと。前々から一度行こうと思っていた南信州の「ヘブンスそのはら」へ行ってきた。相変わらず道中道の駅に寄りながら地場産品買い物ツアーをしながらののんびりドライブである。

１２時少し前に到着して、駐車場からロ－プウェイで約１０分、１４００メートルの山頂に到着。ここまで来ればさぞ涼しいだろうと来てみたが、結構暑かった。もう、季節的には花は少なかったが、渓流沿いの湿地帯の散策路を４０分ほど歩いた。さすがに林の中は涼しく手気持ちがいい。胸一杯オゾンを吸って、いい森林浴をしてきた。ここはもともとスキー場だが、５～７月の花の時期と、１０～１１月の紅葉の時期がよさそうである。またいつか来てみようと思う。（2007・9・8）

“夏のおわり”

猛暑、酷暑、炎暑・・・・とにかく暑かった今年の夏もやっと終わりました。さすがに９月になったら急に朝晩は涼しくなってだいぶ過ごしやすくなりました。とは言っても、日中はまだまだ暑い日が続いています。あんなに鳴いていたセミの声もまばらになってきました。クマゼミやアブラゼミに代わってツクツクボウシが鳴いています。庭や、時には２階のベランダにセミの亡骸がたくさん落ちています。夏中存分に鳴いて、子孫を残して、もう思い残すことなく天国に行ったセミたちです。世界陸上も最後に女子マラソンで土佐礼子選手がみごと銅を獲得して、かろうじて日本のメダルゼロがまぬがれました。高校野球、世界陸上が幕を閉じてテレビも静かになり、やがて秋に向かいます。夜パソコンに向かっていると秋の虫の声が盛んに聞こえてきます。（2007・9・４）