アンドレの「今日もいい天気!」

「いい天気!」とは、いつも明るく前向きに、人生をプラス思考で生きる人の「心の天気」のことである。

“少し早い初がつお”

2007年03月25日 | 美食の話題編
全国で最も早く3月13日開花と発表された静岡の桜も、気象庁のデータの間違いだったことが分かって19日に訂正されたが、その後開花が確認されたのは結局3月24日だった。平年より4日、昨年より7日遅い開花だった。真冬が温かすぎて桜の開花もかなり早そうだと思い込んだのが間違いのもと、3月に入ったとたんに メッキリ寒くなってしまって、東京では観測史上最も遅い初雪を3月15日に観測した。所詮自然は気まぐれで人間の思うようにはならない。それでも、暑さ寒さも彼岸まで、彼岸の中日を過ぎたら温かくなった。

温かくなった3月23日に、もう海も気持ちが良いかもと、用事で帰ってきた孫たちを連れて久し振りに静岡県の最南端、御前崎までドライブに行って来た。相変わらず女性陣は途中道の駅に立ち寄ってのんびり買い物を楽しんでの気楽なドライブでした。お昼は民宿が経営している料理屋に寄ってカツオの刺身定食をいただいた。初がつおは5月が旬だが、少し早いはしりのカツオである。さすがに港町、御前崎港で上がったばかりの新鮮なカツオがとても美味しかった。(2007・3・24)

“もう案山子の季節”

2006年09月19日 | 美食の話題編
今日は早くも秋の彼岸の入り、暑さ寒さも彼岸まで、と昔からよく言ったもので、さすがに随分過ごしやすくなった。真夏のあの暑さは何だったのだろう、と思うくらいである。このところ運動不足だったので久し振りに佐鳴湖公園にウォーキングに行って来た。里山保全地区の田んぼのイネも黄金色に実ってきて、今年もいろいろな案山子がお目見えした。一番可愛らしい女の子の案山子を撮って来た。

ところで、なんで「案山子」と書くのか、ふと!疑問に思って調べてみた。なんでも案山子は古くは髪の毛や魚の頭などを焼いて串に刺して田畑に立てたものであった。悪臭で鳥や獣を追い払っていたことから、「嗅がし(かがし)」と読んだ。その後、「かかし」と清音化した。やがて、竹や藁で作った人形が使われるようになった。

では、漢字で「案山子」と書くのはなぜだろう。案山子は、もともと中国の僧侶が用いた言葉で、「案山」は山の中でも平らなところを意味する。「子」は人や人形のことである。このことから「かかし」を当て字として「案山子」と書くようになったという。何気なく使っている言葉でも以外に正確に知っている人は少ない。今日は一つ利口になりました。(2006・9・20)

“久し振りに美味しかった温泉ホテルの料理”

2006年06月06日 | 美食の話題編
5月の最後の土曜日に恒例のいとこ会の一泊バス旅行があった。1年に1回いとこ同士夫婦でマイクロバスを借り切って一泊旅行をする会であるが、年月の流れには逆らえず、最年長は88歳、一番若いいとこも今年還暦を迎える。当初は12組24人の盛大なバス旅行も、今年は8組15人になってしまった。20回目の今年は区切りのいいところで20年間続いたバス旅行も、残念ながら最終回にすることとなった。

今までなら信州の長野、岐阜あたりを計画するところだが、足が少し不自由になった人もいて、今年は近場の焼津のホテル“アンビア松風閣”でのんびり一泊することにした。大崩れ海岸の断崖絶壁に建つこのホテルは、部屋からは勿論、大浴場、露天風呂からも目の前に広大な駿河湾、雄大な富士山、遠くに伊豆半島が一望のもとに望める最高のロケーションであった。

また、宴会の夕食料理が良かった。一人一人船盛がついていた。お膳いっぱいの料理の他に、次から次に料理が出てきて、しかも、焼津は言わずと知れた有名な漁港だから新鮮な海の幸には事欠かない。久し振りに美味しい温泉ホテルの夕食をお腹いっぱいただいた。20年前とは随分お酒の消費量も減ってしまったが、素晴しいロケーションの部屋と温泉、美味しい料理、そしてのんびりとくつろいで、宿泊費はそれなりのいい値段だったがみんな満足した最後のいとこ会の旅行だった。この日は宿泊客もかなり多かったが、やはり人気のあるホテルのようだった。(2006・6・6 )

“美味しかった「そばの実御膳」”

2006年01月10日 | 美食の話題編
先日初詣での帰りに、久し振りに豊岡村の「花咲乃庄」へ寄って、昼食に「そば茶屋・一貫」の“そばの実御膳”をいただいた。ホタテの入ったかき揚げ天ぷらに白胡麻をまぶしたご飯と漬物が付いて¥1,250は値段も手頃で結構おそばも美味しい。食堂の隅で職人さんがそばを打っているところも見学できる。こちらへ出かけた時にはよく寄らせてもらう。ここで食事をすると、2階の多目的ギャラリーや御蔵のギャラリーの催し、昔のお宝や古きよき時代の生活用品などの展示が無料で見られる。花の季節には庭の散策も楽しい。

ここは江戸末期天保の時代から昭和40年頃まで続いた造り酒屋。その昔、庄屋も務めた旧家である。現在の当主が停年退職を機会に「花咲乃庄」を開業した。ご主人は私の友人の高校時代のご学友である。大手自動車メーカーの元エンジニアとは思えないほど愛想が良く、商売人になりきっている。皆さんも近くを通ったら是非お寄りください。(2006・1・10)

“あゆづくしを堪能しました”

2005年07月20日 | 美食の話題編
私は別に食道楽ではない。出された料理は「美味しい!美味しい!」と、文句も言わずに何でも食べる。至って楽な亭主だと思っている。そんな私も最近は目がかすむ、耳が遠くなる、身体がしんどくなって、すっかり老人力が付いてきた。そうなると、楽しみと言えば美味しい料理を食べるのが一つの楽しみになってきた。食欲だけは大いにある。至って健康な証拠である。今月から毎月1回、ドライブを兼ねて美味しい昼食を食べに行くことにした。家庭では味わえない料理を、予算は1人2,500円、2人で5,000円以内である。
7月のある日、愛知県の足助町に久し振りに行ってきた。秋の紅葉で有名な香嵐渓のあるところである。ここは既に5~6回訪れている、私のお気に入りの町である。朝9時頃出発して、途中道の駅に寄ったら、丁度昼頃着いた。藁葺き屋根が印象的な料理店「一の谷」に寄って、季節の料理の「あゆ定食」を注文した。1人2,650円は予算オーバーであったが、あゆの塩焼き、味噌だれ、刺身、ゆず味噌あえなど、あゆづくしを堪能して満足であった。巴川の河原に面して最高のロケーションのこの料理店は、この日は広い店内、家族連れで大いに盛況で賑わっていた。あゆはやはり塩焼きが一番美味しかった。食事の後、街並み散策と「三州足助屋敷」で遊んで帰ってきた。(2005・7・20)>