教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

大分県での講演(県内全学校CIO(校長)・情報化推進リーダー向け)

2014-05-09 | 研修・セミナー・講演など
2014年5月8日(木)
大分県大分市の駅前にあるホルトホールにおいて、講演させていただきました。
対象は、県内全学校CIO(校長)・情報化推進リーダーの皆様でした。

演題は、「教育の情報化の目的と学校CIO・情報化推進リーダーの役割」というものです。

前半では、
教育の目的のお話から始め、現代社会の特徴(高度情報化、スピード化、多様化、グローバル化など)を踏まえた教育目的のお話。
その目的を実現するためのICTの利活用、メリットや課題など多岐にわたる総合的なお話です。

また、佐賀県武雄市での小学校の反転授業導入、早稲田大学向後教授による反転授業の動画をみていただきました。
講演が一方通行にならないように、参加された先生方にひとこと感想を付箋に書いてもらったり、書いた内容について隣同士でシェアリングもしていただきました。

後半では
実際のアクティブラーニングやICTを使った先駆的な授業実践(高校のもの)の具体例や、学校CIO(最高情報責任者)および情報化推進リーダーの役割などについて説明させていただきました。


大分県では、学校CIO(最高情報責任者)を校長と明確に定め、校内には情報化推進リーダー(教務主任クラス)を置いて本格的に教育の情報化に取り組まれているようです。
県独自の教育情報化推進戦略もたてておられます。

よくあるのが、こうした研修では費用節約のために県内のICTに詳しい先生を講師に招いてちゃちゃっと済ますケースが多いのですが、わざわざ外部講師を雇って講演を企画したり、公立高校の全教室に情報カート(PCとプロジェクターが一体となって収納されているカード)・黒板に設置する簡易スクリーンを完備するなどコストをかけた取り組みをしていらっしゃるところに並々ならぬ熱意を感じ、感動しました。

写真は教育庁のコーディネーターの方が写してくださった写真です。画面上が教育委員会様の説明、下の部分が私の講演の様子になります。




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