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たたかう犬@セント

「クッシング症候群」と診断されたシーズー☆セント。病気とたたかうセントの記録です。

10月の検査結果

2007-10-26 17:04:16 | 通院・治療の記録

10月18日の検査結果が分かりました。

ACTH刺激試験コルチゾール後の数値は 6.6
一応正常範囲内。

9月の数値は 6.3 だったので、先月からほとんど変化がない。

毛根が生きている部分の毛は延びてますが、石灰化された部分の皮膚はそのままで、これも変化なし(石灰化部分からは毛が生えてない)

そこで、デソパンをもう少し増やしてみることになりました。

朝1/2錠 夕1/4錠朝夕ともに1/2錠に。
つまり、1日1錠に・・・。

本日郵送でお薬が到着。
明日の朝から量を増やします。

ステロイドの分泌量にどんな変化が現れるか、当分はセントの様子、要注意です。

甲状腺の方は、1.6 で正常範囲ではあるけど機能はちょっと低め。
しかし、クッシングの症状が勝っている時に、両方同時に薬の量は増やせないとのことで、今までと同じ量・・・ チラージン1錠1日2回投薬。

セントそのものは大きな変化なし。
私が部屋から部屋へ動くと、ラブとセントはまるで金魚の○○みたいに付いてくるし、ホットカーペットの上にグタッとなっているように見えても「おやつ」という言葉にはササッと反応して、目を輝かせてママのところにおねだりに来ま~す


約1ヶ月ぶりの通院

2007-10-19 18:15:04 | 通院・治療の記録

昨日18日、ほぼ1ヶ月ぶりに通院、検査。

前回の検査は9月20日でACTH刺激試験の数値は6.3
5.0以下で維持できるのがベストということで8月30日より、

デソパン1日2回  朝(1/2)・夕(1/4)

が続いている。今回の検査結果を見てデソパンの量を再度検討ということになった。(結果は来週。電話で)
今回は甲状腺の検査も行った(同じく結果は来週、電話で)

左顎下に溜まった水は、ずいぶん少なくなった。
これまでは2週間に一度、ASCかホームドクターで抜いてもらい、1回で50ccというのが続いていたが、今回は約1ヶ月ぶりで30cc強
クッシングが落ち着くまでは根本的治療(手術?)ができずに、ずっと対処療法(水抜き)だが、少しは良くなっているのかなぁ。

体重が6.5kgと増えていた。フードを替えたせいか?
1ヶ月前にモッピー&ナナ・ライトエナジー混合 → ロイヤルカナン・セレクトスキンケア+ユーカヌバ・カスタム混合(ラブの皮膚病の治療に行った病院で購入)へ。

ダイエットが必要かも・・・ 



右写真の点線内が溜まった水。 






  左:水抜き前

  右:水抜き後










ACTH刺激試験、注射をしてから1時間の待ち時間の間、お蕎麦で有名な深大寺に深大寺蕎麦を食べに行きました。ASCから車で10分くらいのところ。


 神代植物公園入り口に一番近い深大寺そば『松の木』

 店内と店外にテーブルがあり、店外席はペットOKです。

 この店は7月に妹が上京して来た時にラブ&セントと来たことがあって、ペットOKはリサーチ済みでした。






 店外席のセント。

 深大寺は参道内の蕎麦屋&茶店、店外席はほとんどのところがペットOKのよう。

 ママはとろろそば(950円)を食べましたが、とろろの粘りが本物で美味しかった


お薬が届いた!

2007-05-20 10:25:21 | 通院・治療の記録

     

5月19日(土)

 5月25日から2週間分のお薬が届きました。

 今回送られてきた薬は 『デソパン 15㎎ 14日分』 のみ。

 抗生剤の センセファリン は25日からは一時休止。様子を見ることに。

 甲状腺の チラーヂン は前回もらったお薬をカットして引き続き飲ませる
 
ことに。
 というのも、実は・・・手違いで 25mg の錠剤のはずが 100mg が出されて
 おり、それを1/4にカットして与えているんです。

 前回、病院から帰って夕飯時、薬を与えようとした時、薬の色が前回と違うことに
 気がついてよくよく見たら、1錠 25mg でなく 100.mg の薬。すぐにドクターに
 電話して問い合わせたところ、間違って 100.mg が入ってしまったと判明。
 なので1回分は100.mgを1/4にカットして与えています。

 気がついてよかった・・・・・・・・

 いつもの4倍の量の薬を処方されてたわけだけど、もちろん、お薬代はいつもの
 お薬代のみ。

写真:ピル・カッター
 お薬を1/4にするのに、最初はぺティナイフで切ってましたが、不衛生だしピル・
 カッターを購入。
 近くで探したんだけど、なかなか見つからなくてヤフオクで見つけました。
 商品 760円+ 送料120円  計 880円

 シンプルだけど、キレイに切れるし重宝してます。

         

 セントの飲水量、600cc を切って 500cc台の日も続くようになりました。

 毎日毎日、安定した状態が続くよう、祈るばかりです。

          

  ちょっと迷っていたんだけど、セントの治療費に関して記録している表をUPする
  ことにしました。他の方の参考になればと。

   セント治療費 (初診月の出費は涙です でも、お金には代えられない
               もんね)
   ラブ&セントのページ

 


第3回ACTH刺激試験結果

2007-05-18 04:20:43 | 通院・治療の記録

5月17日(木)

中間日、電話での問診。

第三回目のACTH刺激試験の結果が分かりました。

7.8 でした。

正常値が 1~20 なので正常値範囲内。

第1回4月11日   65.3
第2回4月27日    2.7
第3回5月11日    7.8

前回はあまりに低くなりすぎて・・・ ステロイドの分泌が押さえられ過ぎると、
パタッと倒れてしまうこともあり得る
 ・・・と聞いていたので、それはそれで心配
だったけど・・・。

(その時のため、緊急に与えるステロイドは初回にもらっている)

今回は高過ぎず、低過ぎずなので、今の容量で投薬を続けてみることに決定。
2週間分のお薬を郵送してくれることに。

気になることがあればすぐに電話することとして(ドクターの携帯番号を教えても
らっている)、次回の通院日を6月上旬の日に決めて予約。

これからも続く長~い治療。電話でのきめ細かい問診、相談、お薬の郵送などで
通院の負担を少しでも軽くして下さる病院の配慮に感謝です。

(お薬郵送時の薬代等費用は銀行振込で支払うことになってます)

 


第3回ACTH刺激試験

2007-05-15 06:02:52 | 通院・治療の記録

       

5月11日(金)

いつもより30分早く10時半予約なのでバタバタと家を出る。

まず問診。
  水分摂取量&食事時間表 4月 5月
  飲水量グラフ          4月 5月
  食事時間グラフ        4月 5月

以上、三点をドクターに提出。

飲水量は最終目標の(二頭で)600cc以下まであと少し。

食事時間は、見事にバラバラ。それもそのはずかも。
水の方は、毎日午前7時に計量して入れ替えている。
だが、食事の方は時間が時々遅れたり、内容も時によって異なる。

主食は「イノーバドッグ シニアプラス」だったのを4月30日から小粒の「WYSONGシニア」と半々に。移行期間が終わったら全面的に「WYSONGシニア」に切り替え予定。

ドクターからは特に食事指導はなく、喉に詰まらせないようとのアドバイスだけ。
よって、小粒で、低塩、良質なタンパク質、微量 栄養素を必要としている腎臓、肝臓、心臓などの障害がある犬にも最適だということで「WYSONGシニア」を選んだ。

トッピングはきびちゃん(犬用煮干)だったり、「d.b.f ささみ+さつまいも」だったり「DENES ささみ+レバー」だったり、無糖ヨーグルトだったりとまちまち。

水分が多いのやら少ないのやらで食べる時間も左右されてしまう。

なのでドクターのアドバイスで、トッピングは当分、無糖ヨーグルトに統一することに。
ラブはカプセルと粉と錠剤、セントもカプセルと錠剤二種のお薬をそれぞれ服用しているが、ヨーグルトと一緒だと何の疑いもなく()すんなりとお薬を口に入れてくれる。

ACTHの注射をして一時間の待ち時間の間、この日も待合室でいろんなワンちゃんに出会った。

埼玉からご夫婦で連れてきた(多分)チワワちゃんは、セントと同じクッシング。
多飲多食、尻尾の毛がねずみの尻尾みたく抜け落ちているのは同じだけど、このチワワちゃん、背中の毛は大丈夫だけど、お顔と足の毛が抜け落ちて、その部分の皮膚が黒く変色している。

かかりつけのお医者さんで一度は治ったそうだが、また再発。それでASCにやってきたとのこと。

同じクッシングでも症状の出方は様々なんだね。

それから、色は白黒でセントと同じだけど、大きさはセントの4倍はあろうかと思うほど大きなシーズーちゃんにも会った。
以前にも巨大なシーズーや巨大猫を見たことはあるけど、このシーズーちゃんが最大かも。パッと見た目はフレンチブルくらいの大きさ。体重は9キロだそうだ。

セントは最大7キロの時もあったけど、でもでもセントは顔が小さくて見た目はそんなにおデブちゃんには見えなかった。

セントより体重は少ないけど顔が大きいラブ。そのラブと比べても三倍くらいは顔が大きいような気がするシーズーちゃんだった。
病気は足の裏の皮膚病だそうだ。

待ち時間も終わりかけに神奈川からのパグちゃんとご夫婦に再会。

ここで出会ったご夫婦のご主人はみんなお仕事をリタイアされた年代。
子供たちは独立、家にご夫婦2人だけ、そこに子供代わりのワンちゃんが・・・ということみたい。

そういう時代なんだね・・・としみじみ思ってしまう。

待ち時間終了後、採血して、セントの左下顎の水を抜いてもらう。
あ、この水(液)だけど、4月6日、11日、19日と抜いてもらったが、そのすぐ後からまた貯まりはじめて、数日でパンパンに腫れていた。
なので4月27日に抜いてもらった後、次の診察日まで2週間もあるので心配で、あまりに腫れたら近くのホームドクターに水だけ抜いてもらう予定だった。

ところがところが、デソパン(トリロスタン)の効果が現れはじめたのか、今回は水が貯まる速度が遅くて、二週間経っても以前のようにパンパンに腫れるということはなかった。

今回、抜いた液の成分もサラサラした状態から唾液に近い粘着性のある水分になってきたとのこと。
抜いた液に細菌は見当たらないが、念のためにもう少し消炎剤も続けることになった。

よってお薬は今までと同じ。
 ☆デソパン 1/4錠 1日1回 (ステロイドの産生を抑制)
 ☆チラーヂン25 1錠 1日2回(甲状腺)
 ☆センセファリン 1カプセル 1日2回(抗生剤)

今回も帰りは井の頭公園をお散歩(写真上)

 


第2回ACTH刺激試験結果

2007-05-14 20:16:36 | 通院・治療の記録

5月2日(水)

前回2週間分のお薬をもらったが、中間のこの日、電話で検査結果を聞き、お薬の
量の調節をすることになっていた。

ACTH刺激試験の結果は・・・

な、なんと、2.7

前回は65.3と異常に高値だったが、今回は低すぎる・・・

ただ、飲水量は着実に減っているし、それなりに元気もあるし、お薬は現状維持で
与えることに。

 


2回目ACTH刺激試験

2007-05-14 19:33:21 | 通院・治療の記録

        

4月27日(金) 通院

2回目のACTH刺激試験
ACTH注射後、待合室でセントと一時間待っている間、神奈川県からやってきたと
いうパク゜ちゃんの飼い主さん夫婦といろいろお話。

ご主人がリュック型のバッグにパグちゃんを入れて背負って連れてきたとのこと。
電車の中、通勤ラッシュに遭遇して大変だったらしい。

遠くから大変・・・うちなんかまだ近いほうだ

飲水量が第一目標の1000ccを切って、お薬の効果が見えていることから、これ
までと同じ量のお薬を処方。

背中の毛も生えはじめて、家でもグッタリした感じはあまりなくなった。
一時に比べると元気。

帰りは井の頭公園に寄ってしばしお散歩。
留守番させているラブのことが気になるけど・・・。でも、ラブはしっかりしているから
一人で留守番させていても安心。

セントはお外が大好きで歩きたがるけど、無理をさせないよう、半分は折り畳み式の
ペット用バギーに乗せる(写真上)


 ← すっかり抜けた尻尾の毛。

   ここの毛は元に戻るのに時間が掛かりそう




 


いよいよクッシング治療開始

2007-04-21 05:37:16 | 通院・治療の記録

4月19日 ASCへ通院

改めて院長先生から昨日の検査結果とこれからの治療方針などについてお話し
がある。

セントの副腎は二つともが肥大しており、コルチゾール(ステロイド)の生産を指令
している下垂体性クッシングの疑いが濃いという。(犬のクッシングの90%が下垂
体性)

下垂体が原因の場合、腫瘍や癌などの存在も疑われる。もしそれらができていた
ら神経を圧迫したりと神経系にも異常が出る。

よって、検査を担当した教授(神経学の専門家でもあるという)が、セントの反射反応
(刺激を与えて、その反応を)診たところ、異常はなく、下垂体の腫瘍はないだろうと
いうことだった。

それらのことから、治療は内科的(投薬)治療と決定

次は、どの病院で治療するか? に関して話し合う。
ホームドクター、大学病院、ASCの三つの選択肢のうち、通院に時間はかかるが
私はこのままASCでの治療をお願いした。

ホームドクターの病院なら歩いてすぐだ。しかし、昨年五月の定期検診の結果に対
してクッシングを全く疑わなかったホームドクターはクッシングには詳しくない

2006年5月12日 定期検診結果 ALP 3500、GPT 123、TCHO 450
            ※クッシングが疑われる三つの値が高値。特にALPは異常値。

2006年5月23日 超音波検査
            ※ホームドクターも何らかの異変は感じていたのかも。この時、
             腎臓だか肝臓だかが少し腫れているので、注意するようにと
             言われたような気がする。
 
2006年12月3日 尿検査
            ※皮膚病がひどくなり受診した時に、飲水量とおしっこの量が
              異常に多いと伝えたところ、糖尿病を疑って尿検査をした。
              結果、PHが基準値より少し低いだけであとは正常。よって、
              糖尿の心配はないということだった。

この尿検査から4ヵ月後にホームドクターから「皮膚病の専門病院を紹介しましょう
か?」といわれ、ASCに辿り着いた。

そのことから、ホームドクターはクッシングに関しては明らかに臨床治療経験はない
と思われる。
なので、私の選択肢としてはクッシングに詳しいASCしかないわけで・・・

※ホームドクターを選ばない理由として、上記のことを院長先生に伝えた。ただ
 し、クッシングに関してはそうであっても、決してホームドクターを信頼してい
 ないわけではないことはきちんと付け加えた。

では、ASCを中心として治療していきましょうと院長先生。

※ASCでは検査結果などをホームドクターにも報告してくれており、緊急の
 場合などにはすぐ近くのホームドクターでも対応できるよう、連携を取ってく
 れるとのこと。

次に治療薬とその費用などに関してのお話しがある。
院長先生からの一通りのお話しが終わると、担当医が決定

ASCの中でもクッシングの事例を多く扱っており一番詳しいというS先生が担当して
くださることになった。シャキッとした感じの(私から見たら)若い女医さんだ。

院長先生とバトンタッチして、S先生から治療薬や費用に関してより詳しい説明が
ある。

まず、二種類の治療薬の説明。

①OP-DDD(ミトタン)
 コルチゾールを過剰に分泌する副腎を部分的に壊して破壊。分泌量を必要最低限
 度に抑える治療薬
 (副腎皮質の細胞をすべて破壊すると、活力が低下し過ぎる。反対に生き残った
 細胞が多いと再発する)

②トリロスタン(デソパン)
 コルチゾールの分泌自体をコントロールする薬剤
 (安全性が高いが、生涯投与し続けなければならない)

 コルチゾールの分泌自体をコントロールする薬にはトリロスタンケトコナゾール
 がある。
 副腎がステロイドホルモンを作るためには、材料であるコレステロールと、いくつか
 の酵素が必要で、ケトコナゾールもトリロスタンもこのような酵素を阻害する(酵素
 の働きを邪魔する)薬。ただ、二つの薬は邪魔する酵素の種類が違う。

 ケトコナゾールが邪魔をするのはチトクロームP450という酵素。この酵素は副腎
 だけでなく、いろいろな臓器で大切な働きをしている。とくに、肝臓が解毒作用をす
 るために、なくてはならない酵素なのだ。

 一方、トリロスタンが邪魔をするのは3β-ヒドロキシステロイド脱水素酵素といっ
 て、極端に言えばステロイドホルモンを作るためだけにある酵素。
 トリロスタンの副作用が少ないといわれるのは、おそらくこういった理由によると思
 われる。

 セントには トリロスタンを使用することになった。
 ただ、この薬は生涯使用しなければならないこと、さらに高価なために経済的負担
 になること・・・とS先生より説明がありギクッ

 miyuさんのブログで大体の値段は分かっていたけど、それでもこの病院ではど
れほどの値段になるのか一瞬、困惑。
 だが、どんなにお金が掛かろうとも、セントの命には代えられない。
 倹約、節約、そして仕事を頑張って稼ぐしかない・・・と改めて覚悟する

 明日からトリロスタン投薬開始にあたって、いくつかの指示があった。

チェック項目
 ☆飲水量(標準は60cc./体重1kg)
   ※給水器がラブとセントは一緒で分けることができない。
     2頭(体重5.3kg.+5.2kg.)で標準は630cc.。
     だが、今現在2頭で1000cc前後の飲水量。明らかに多い。
 ☆食事に掛かる時間
 ☆食物に対する興味

 参考:セントの水分摂取量&食事時間

注意事項
 ☆喉につかえない食物、おやつを
   ハードフードは小粒に代えた方がいい。
   私が仕事で長時間留守をする時は長持ちするグリニーズと牛皮ガムなどを
   与えているが、消化が悪く、喉に詰まる可能性のあるものは与えない方がい
   いとのこと。
 ☆疲れさせないこと
 ☆体調に変化が見られたら、勝手に判断しないですぐにS先生に電話する
   こと。

そして、三種類+一種類のお薬をいただく。
 ☆デソパン(ステロイドの産生を押さえる)→1日15ミリ(1/4錠)
 ☆チラーヂンS(甲状腺ホルモンの薬)
 ☆センセファリン(抗生物質。細菌感染の予防)

 ☆緊急用ステロイド(プレドニン2.5mg4回分)
   ステロイドの産生が押さえられすぎると、体が動けなくなって犬がパタッと倒れて
   しまうことがある。その時には少量のステロイドを摂取させると回復する。万が
   一、セントが動けなくなっても慌てずにこのステロイドを与えるよう指示された。

さてさて、支払いにちょっとドキドキ・・・

お薬代と診察料で 計 8330円
 
(診察料3000+内用薬3340+処方料1600)

この倍くらいは予想していたので、ちょっと、ホッ

さあ、明日から治療開始だっ。頑張らにゃ

 


超音波検査へ

2007-04-19 06:42:29 | 通院・治療の記録

      

写真:日本獣医生命科学大学 付属動物医療センター

 

4月18日(水) 日本獣医生命科学大学 付属動物医療センターへ検査に。

セントの肝機能はかなり良くない、ということでMRIは中止になりました。
なので超音波検査のみ。

1時間弱で終了して、教授から検査結果を聞く。

二つの腎臓共に肥大しているとのこと。
今後は投薬による内科的治療になるだろうという結果でした。

今後の治療方針に関しては19日(今日)に皮膚病センターで聞くことになっています。

改めて長い闘いになりそうだけど、がんばらにゃ

 

検査前、名前を呼ばれて診察室に入ったら若い獣医さんが2人いたんで、
エッ、教授ってこんなに若い人だったんだ! とママはお得意の早っとちり。

検査後、結果を聞きに入ったら、本物の教授(50代?)がいました。
教授の周りにはインターンらしき若いドクターたちが10名くらい。
検査前のドクターはその中でも先輩格だったんですわ・・・

老若男女のドクターたちに取り囲まれてもセントはそれほどストレスを感じてない
みたいだったけど、抱き上げたらしがみついてきた

やっぱ不安だったんだね・・・

良く頑張ったね、セント

 

それにしても、大学のすぐ傍にある武蔵境駅手前の踏み切りは異常だ
まさに開かずの踏み切り。20分近くはここで足止めを食らった気がする(15分だったかもしれないけど、
待つ身にはとてつも長く感じられた)

大学の北方面から車で行く人は、踏み切り待ち時間考慮して早めに行った方がいいよ。

 


お薬が届く

2007-04-16 06:29:24 | 通院・治療の記録



4月15日朝、宅配便でお薬が届きました。

 

 タリビット1/2 1日1回5日分

 

タリビットは合成抗菌剤で,細菌による感染症の治療薬。

 

 早速、1回分を飲ませました。間もなく、便をしたんですが(お食事中の人ゴメンナサイ)、ちょっと緩かった・・・

朝食時に与えたヨーグルトのせいなのかお薬のせいなのかは不明。

でも、夕方の便は正常だったので、食べ物やお薬は問題なしということで

 

 夕方「お散歩行く?」と声を掛けたらビクッと反応。

 

おやつやご飯、お散歩という言葉には、今でも反応はいいです

 

で、ラブとセントを連れてお散歩へ。

セントはちょっとした段差でもつまずき、顔から転んでしまいます。

それでもお散歩は大好きなセント。

 

 頑張れセント

 


2回目通院

2007-04-13 13:41:13 | 通院・治療の記録


第2回通院 4月11日(水)16:00


前回検査したACTH刺激試験と甲状腺ホルモン検査の結果を聞きました。


 ACTH検査とは 

 「コルチゾール(ステロイド)を出せ!!」と命令するホルモン(ACTH=副腎皮
  質ホルモン)の働きを調べる検査。

 少量のACTHを注射してその反応を見ます。
 副腎が正常に働いていれば、ACTH投与1時間後のコチゾールが増加する。
  
もし副腎が大きくなっているとコチゾールの異常な生産が見られる。


 正常範囲とされるのは 1-20 mcg/dl


セントの検査結果


 投与前   5.2 mcg/dl
 投与後  65.3 mcg/dl


なんと、正常範囲の3倍以上の異常な数値でした。



 甲状腺ホルモン検査 


 正常範囲   0.5-3.5 μg/dl


セントの検査結果  0.9 
μg/dl


一応参考基準値の範囲内ですが、甲状腺機能の低下がみられるそうです。

 次回予定 


異常コチゾール(ステロイド)が下垂体が原因なのか副腎が原因なのかを
特定するために、大学病院で超音波検査やCT検査をします。



CT検査のためには全身麻酔が必要ですが、セントが全身麻酔に耐えられる
状態かどうか、検査当日、放射線学の教授に判断していただくことに。


もし、全身麻酔が無理だったら超音波検査だけで診断することになるかも。

 投 薬 


甲状腺の機能を少しでも正常に近づけておくために、来週の検査日前日ま
で甲状腺のお薬・チラーヂンS25を1日2回服用。




写真:ママの背後でセントの動く気配が・・・
    振り返ると、手にしっかりと牛皮ガムを持ったセントが。
    食いしん坊セント健在ママはそんなセントの姿にちょっとホッ。


    でも、以前のように硬いものでもガツガツ食べる気力はなくなったよ
        うで、牛皮ガムを傍に置いたまま寝ていた・・・



いざ、どうぶつ皮膚病センターへ

2007-04-10 19:27:42 | 通院・治療の記録

07年4月6日(金)

 朝10時過ぎ、かかりつけの動物病院のドクターが予約してくれた時間に間
に合うよう、ラブ&セントを車に乗せて、少し早めに我が家出発

 

 11時半丁度に調布市の『ASCどうぶつ皮膚病センター』へ到着。駐車場は
ないけど、病院の玄関前に2台くらい停められるスペースがあり、そこに車を
入れる。



 天気も良く、外の日差しが結構暑かったので車の中にラブを置いて行く訳
にいかず、病院の了承を得て、ラブも付き添い()として中に連れて行く。

 

 早速、問診室で問診開始。かかりつけのドクターから必要なデータは送ら
れていたようだけど、改めて聞かれるままにこれまで気になっていたことなど
お話しする。

 

 担当してくださったのはインターネットでお顔とお名前を確認していた院長
先生。
 この病院は全国でも有名などうぶつの皮膚病専門の病院らしくて、院長先
生は名医らしい。最初はちょっと緊張していたけど、しっかりと聞いてくださる
ので、だんだんと緊張も解けてくる

 

 今日は最初に必要な検査(血液、尿、X線など)とACTH刺激試験をやるこ
とになり、数時間セントを病院に預けることになった。

 

 お昼過ぎ、ラブとママは病院を出て、立川の昭和記念公園のドッグラン
 車で走り出してやっと気が付いたんだけど、この病院は神代植物公園ドッ
グランのすぐ近くだったのね。神代植物公園ドッグランは何度か来たことが
あったんだわ。

 

 セントが検査で頑張っている間、ママとラブは立川・昭和記念公園をお散歩
して、ドッグランで遊んで・・・

 

 夕方5時にセントのお迎えと検査結果を聞きにどうぶつ皮膚病センターへ。

 院長先生より、すごく丁寧に検査結果と病名と、これからの治療方針など
のお話しがある。

 

 今日行った検査

  • 血液検査 (血液学的検査・血液生化学的検査)

     検査結果からステロイドホルモンの影響が強い疾患だと分かった。
     クッシング症候群と宣告される。

  

  • ホルモン検査 (ACTH刺激検査・甲状腺検査)

     疾患が下垂体、副腎のどっちが原因になっているのかを判別する
     ための検査。検査結果は次回。

 

  • 尿検査  

     合併症で感染症を起こしやすいので、検査。結果は(-)。
     膀胱炎は大丈夫だった。

 

  • X線検査   

     副腎の状態や内蔵の位置などの説明がある。

     さらに詳しくX線読影の専門家に診てもらうとのことで、詳しい結果

     は次回。

  • 細胞診   

     左下顎のリンパ節の腫れの細胞診。腫れている部分の液を採ろう

     としたら、思いがけず大量のサラサラの液が出てきた。  

     注射器に採ったその液を見せてくれた。  

     リンパ液ではなく唾液が多く混じっているらしい。

     クッシング症候群の場合、細胞が石灰化しやすく、血管など脆く

     なっているとのこと。多分唾液腺も脆くなって、右下顎に唾液が溜

     まっているのでは?ということだった。

  • 皮膚組織検査  

     石灰化している皮膚表面だけど、感染症になりやすいので検査し  

     たところ、結果は(-)で寄生虫などの心配はなかった。

 

 

 これからの治療方針として、さらに下垂体性クッシング副腎性クッシング
 正確に判別するために、超音波やCT検査を行うことに。

 

 それらの検査は設備のある近くの獣医大学で行うことになるのだけど、
 予約して1~2ヶ月待たなければならないのだと。

 

 とにかく、その検査まではとりあえずの対処療法で抗生剤を服用になった。
 次回診察は5日後。

 今回の治療費は検査費を入れて約4万円ちょっと。
 痛い臨時出費だけど、仕方ない・・・命には変えられないもんね(キッパリ

 夕方、日が落ちて寒くなってきたので、ラブは車の中で待っててもらった。

 セントはよほど不安だったのか、ママが院長先生と話している間、ママにし
がみついている。お腹を撫ぜてやるとやっと落ち着いてきて、ママのお膝の
上でお腹を見せてリラックス体勢に

 

 夜7時過ぎ我が家へ帰宅。
 ラブもセントもお腹が空いていたようで、夕飯のドライフードをガツガツ食
べる。

 そんなセントを見ていて、ホッとすると同時にいろんな不安がこみ上げてくる。
 

 クッシング症候群という病名がママの頭の中にこびりついている。
 これまで、いろんな変化・症状に気が付きながら、なんでこの日までその病気
 ということが分からなかったのか・・・

 

 この小さい身体で一生懸命、病気と闘っていたんだね。
 もっと早くに分かっていれば、もっと軽くて済んだかもしれないのに・・・


 無邪気な目でママを見るセントに、「ごめんね」と思うと同時に、涙がこみ上げ
てしまう・・・

 

 いかん、いかん、しっかりしなくちゃね・・・

 

犬・血液検査基本資料へ 
     セントの血液学的 7/04/06  全数値検査結果