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たたかう犬@セント

「クッシング症候群」と診断されたシーズー☆セント。病気とたたかうセントの記録です。

久々の通院

2008-02-16 08:34:54 | 通院・治療の記録



写真:漫画家の福田素子さんが粘土で作ってくれたセントとラブ。

2月15日(金) ASCへ通院

10日振りの通院で、主治医の先生に思わず「お久しぶりです」と言ってしまった。

3日に一度、水抜きのために通っていた日々を思うと、
「お久しぶり」と言えるのがちょっと嬉しい

まずはACTH検査のためにコルチゾールの注射をして1時間待機。

この待機中にセントを車に乗せて、病院の近くのガソリンスタンドに行き
ガソリンを満タンにする。
病院の行き帰りにあるガソリンスタンドの中では、いつもこのガソリンスタンドが
一番安いので、病院に来たついでに給油というわけで。
この日はレギュラーガソリンが1リッター145円。
他のスタンドは149円とか147円とかだったので、安く入れられてちょっと嬉しい
セルフの給油にも、ようやっと慣れてきた感じ。

早めに病院に戻ると、ドアの向こうの診療室からワンちゃんの痛そうな叫び声が
聞こえて来た。
待合室にいた飼い主さんは、ワンちゃんの悲痛な声が聞こえるたびに
辛そうに耳を塞いでおられた
そのお気持ち本当によく分かります・・・

コルチゾールの注射後1時間で採血。
セントは注射針を刺されても身動きもせず、またウンともスンとも言わず平然。
コレはコレで、感覚が鈍感過ぎやしない? と心配になってしまう
ドクターによると、クッシングの子はおとなしくて、我慢強い子が多いそうですが。

それから、顎下の液がちょっと黄ばんだように見えて心配だったけど
細胞診では雑菌もなく、特に心配はないとのことでホッ。

お薬は、これまでいただいたお薬で中途半端に残っていたものを
改めて現在の服用量にパッケージし直して、新しいお薬と足して
計14日分の投薬。
顎下消毒用のマスキン水は前回もらった分があと1/3になったため
今回は小分けせずに1ボトル(500ml.)ごといただいて帰る。


ACTH検査の結果は一週間後。
目標値に達していることを祈るばかり・・・


※トップの粘土の写真は2000年11月、
セントがまだこんなに ↓ 小さい頃に作ってくださいました。



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一喜一憂の日々(1)

2008-02-09 13:18:25 | 通院・治療の記録

     

2月5日(火) ASCへ通院

昨年12月、顎下のドレーン手術のために入院した川口動物医療センターのドクターの来院日。
ASCの主治医と川口のドクターとともに今後のことについてお話を伺う。

川口のドクターは、破裂したセントの傷口があまりにもキレイに円形になっていること、さらにあれだけ膨らんで伸び切った皮膚が思ったほどたるんでないことなどに驚いておられた、

ドレーン手術の最終目的は“今のこの状態”を人為的に作ることだったが、セントの場合、自然破裂でドレーンが出来てしまった・・・ということだ。

破裂した穴を縫えば、また水が溜まりだし、これまでと同じことになってしまう。
よって、穴はこのままにして、自然排液させることになった。

この状態で一番心配なのは穴(破裂した傷口)からの細菌感染。
この心配はドレーンを設置できたとしても同じで、とにかく家庭での消毒をしっかりやるようにとの指示。

自然に垂れてくる排液を吸うのに、これまでトイレシートを切っていたが、ドクターによると生理用のナプキンが吸収性があっていいらしい。

ペット用のサニタリーナフキンがあるのを思い出して、それを使うことにした。
また、残枚数が不安なので、帰りにスーパーに寄って、人用の薄くて小さいパンティーライナーを購入しておくことに。

シャンプーに関しては、首から下は従来のペット用シャンプーを。
患部を含む首から上はノルバサン・サージカルスクラブを使用するようにとのこと。

 
 前回出してもらった消毒薬はマスキン水。

  これで傷口(穴)を洗い流します。

 

 






 ノルバサン・サージカルスクラブ 100ml.

 手術野の殺菌消毒薬。

 上記、マスキン水と同じ酢酸クロルヘキシジンが主成分。

 界面活性剤を含んでいるので、泡立つ。

 これで患部の首から上をシャンプー。






帰宅してすぐと、夕方と夜寝る前、マスキン水で消毒して、吸水処置をする。

ペット用ナフキンは留めるところ(糊の付着部分)が小さいので、夜寝る前は端から端までしっかりネット包帯に固定できるパンティーライナーを使用。

ペット用ナフキンは個別包装ではないが、パンティーライナーは一個づつ個別包装で、その点、衛生的で Good! だったんだけど・・・

※トップの写真:2月5日 神代植物公園

 


 

 

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大雪の中、通院

2008-02-04 17:15:32 | 通院・治療の記録

                      

2月3日(日) 通院 

  東京は朝から雪が降り続く。
 いつもは午前中が多いのに、この日は午後4時の予約になっていた。
 昼になっても雪は降り止む気配はなく、ノーマルタイヤでの走行は危険かも、と
通院をキャンセルすべきかどうか迷う。

 しかし、我が家の窓から見える五日市街道は交通量が多くて、雪は積もってない。

 セントの破裂した傷口は今のところ特に異常は見られず、1日診察を延期しても
大丈夫そうだけど、でもそれはあくまで素人の私の勝手な印象。
 できれば、ドクターに診てもらった方が安心に決まっている。

 迷った挙句、午後二時に通院を決断。サササッと出掛ける準備に取り掛かる。

 最近、カーナビの案内を無視して、裏道を通る好きな通院路を発見。でも、裏道
は雪が積もっている可能性があるので、今回はカーナビに素直に従い大きな幹線
道路を通ってASCへ。

 夕方になると道路の凍結が恐いので、午後4時予約なのに早めの午後3時半前
にASCに到着。
 雪のためにキャンセルが多いという事で、すぐに診てもらうことが出来た。

 
ドクターから消毒薬と傷口の消毒方法を教えてもらう。

消毒薬は、消毒力は弱いけれど傷口を刺激しない○○という製品。

○○にしたのは、伏字という意味じゃなくて、薬品名を私が忘れてしまったためっす

てっきり、ラベルの貼られた消毒薬をそのままいただけると思ったら、別の容器に小分けして(200~300ccくらい)出されたので、名前は失念。次回改めて聞いときます。

消毒法方は、傷口に直接この消毒薬をかけて洗い流すという方法。
この容器はそのためにも最適なのでした。

病院では、傷口用のガーゼを当ててネット包帯で固定。

オリジナルネット包帯、大活躍です!

次回は、昨年末ドレーン手術で入院した川口の病院のドクターの来診がある
火曜日にということで、無事診療終了。

午後4時過ぎ自宅に帰りつき、ホッ。

夜、ガーゼを外して傷口消毒して、再びトイレシートを切ったものを傷口に当てる。

病院で手当てしてくれたガーゼは傷口にくっつかないと言ってたような気がする
が、外す時、粘稠な液のせいで喉全体にガーゼが張り付いていた。

セントは痛がりはしなかったけど、剥がすのがちょっと可哀相だった。

やっぱり、吸水性のいいトイレシートの方が排液をよく吸い取ってくれる。

我が家のトイレシートは、いくつか試した結果、デオシートに落ち着いている。
デオシート以外のトイレシートは、ひどいのだとシートに吸い取ったはずのおしっこ
がセントやラブの足に付くし、どれもおしっこの臭いが気になるものがほとんど。

その点、デオシートは吸水力、脱臭ともに満点です!

今のところに引っ越す前は、お安いデオシートをネットで探して注文していたけど、
こちらに引っ越してからは、近くのドンキホーテだけでなく、ホームセンターや
スーパーでも、どこかが100枚1200円台(もっと安い時は1100円台)で安売りして
いるので、助かってます。

 

ただただ、デオシートはセントの喉に当てるために切ると、粉状の吸収体(パルプ
や高分子吸水材)がこぼれてくるんだよね。

今朝は、試しに以前使って残っていた、デオシート以外のトイレシートを切って
使ってみた。これは、粉は出ない代わりにやはり吸水力は弱かったです。

トップの写真は、今朝のセントさん。
カットしたデオシートをネット包帯で固定。その上から白いマフラーを巻いてます。


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今年に入って10回目の通院

2008-01-31 12:18:01 | 通院・治療の記録

1月30日 今年に入って、なんと10回目の通院でした

排液量は72ml.くらい

というのも、今回は液が白濁しており、さらに朝からセントの様子が変だったため、
そんなことをいろいろ話していて、量を聞くのを忘れてしまった・・・

まず、排液の白濁に関しては、1月28日に抗生剤を中止したが、その途端に
細菌感染・炎症を予測させる白濁が起こった。

よって、抗生剤(ケフレックス)を再開することとなった。

この日はとにかく朝から様子がおかしかった。
あの食いしん坊のセントが、朝、食事に呼んでも来ないし、やっと食べ始めたかと
思うと、いつもよりかなり時間をかけて食べ、しかも半分も食事を残してしまった。

これは異常事態です! ハイエナ・セントが食事を残すなんて!!!

主治医によれば、排液の白濁からして、断裂した唾液腺が化膿して腫れて熱を
持っているかもしれず、そのせいで食欲が落ちたのでは? と。

同時に、一番心配なのは増量したデソパンの影響。
デソパンが効きすぎて、ステロイドの分泌が抑えられすぎると、身体が動けなくなってしまう。

食欲が落ちてしまっているのは、デソパンの影響も考えられる。
ということで、30日夜と31日朝夜の2日間デソパンを中止してみる事となった。

診察が終わると、ドクターが下さったごほうびの小さなジャーキー、セントはいつもの
ようにむさぼるように食べました

少しは元気回復・・・かな・・・

 

 


 

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なんでやねん・・ママ、大ショック

2008-01-28 09:49:52 | 通院・治療の記録

1月27日 通院  排液量 84ml

 飲水量が減ってきているので、少しは顎に溜まる量が減ってきているかと思いきや、
 1日約20ml前後という排液量に大きな変化はなし。ガクッ

 ところが、もっとショックな事実が待ち受けていた。

 1月20日のACTH検査の結果が出た。

 コルチゾール後の数字は・・・13.5・・・

 12月の数値が 6.9 だったので、それより下がっているはずと確信していた。
 なので、13.5 と分かって本当にショック。
 主治医の先生もこの結果に意外そうだった。

 ママは一瞬、頭の中でいろいろと考えてしまった。
 いったい、何が悪くて数値が上がってしまったのだろう?
 食べ物だろうか? 水だろうか? なにか余計なストレスを与えたのでは?
 などなど、自分を責めることばかり頭に浮かんでしまう。

 数値としては1~20の間は正常値なので、激しく悪化したということではないんだけれど、5.0以下を目標値として治療に頑張っているというのに・・・なかなか5.0以下にはなってくれない。

 1月に入ってからは2度目になるが、今回の数値が出たことでまた改めてドクターよりお話しがある。

 このまま、デソパンを増量し続けても、もし下垂体の腫瘍が大きくなっていれば、薬の効果もあまり効かないということになってしまう。

 もし、薬を増量しても数値が上がるようであれば、腫瘍を叩くための放射線治療を最優先選択肢として考慮に入れるべきだろうとのこと。

 しかし、放射線治療のためには全身麻酔が必要。
 さらに、治療に入る前には腫瘍の大きさや場所を精査するためにMRI検査が必要。
 ということは、一か八かの全身麻酔・・・をどうしてもやらなければならなくなる。

 賭けのような治療はやりたくない・・・だけど、このままだとセントは薬も追いつかないほどステロイドの分泌が多くなっていくのかもしれない

 いずれ、この辛い選択を避けて通れなくなってしまうんだろうか・・・

 とにかく今は、もう少しだけデソパンを増量して様子を見ることになった。

 1月4日に朝の分を 5/8 に増量したが、さらに 6/8 に増量となった。

 ちなみに、デソパンの副作用に関して、他の治療薬と違い増量してもほとんど副作用は見られないそうで、それだけは安心です。

 治療が終わってから、そのまま車で仙川のモッピー&ナナへハードフードの買い出しに。 

 食事に関してドクターに改めて聞いたところ、美味しく食べているのであれば、とくにこだわらなくていいとのこと。

 脂漏症のラブのために、フードは一般医院で勧められた準食事療法食をネットで購入していたけど、あまり大きな効果は認められないし、以前のモッピー&ナナに戻すことにした。値段もほとんど同じくらいだし。

 杉並の頃は、阿佐ヶ谷店がすぐ近くだったのでよく利用していたけど、こちらに転居してからは吉祥寺店が近い。だけど、吉祥寺店は駐車場がないんだよね。

 というわけで、駐車場のある仙川店へGO。
 セントの治療中、車の中で待たせていたラブのためにリードをつけて一緒にお店でお買い物。セントはスリングに入れて連れてった。

 たかだか30分ほどのお買い物だったけど、スリングに6キロのセントを入れてのお買い物はやはりちょっと重かでしたぁ

 そして、その帰り道、前から行ってみたかった野川公園へ。


セント、1月通院治療記録

2008-01-26 05:18:41 | 通院・治療の記録

締め切り仕事に追われている内に、あっという間に26日

1月1日に通院以来、3~4日に一度の通院で今年はもう8回通院しました。

喜ぶべきか嘆くべきか・・・セントは見た目に大きな変化もなく、元気にしています。

ということで、1月1日も含めて改めて通院治療経過をまとめてUPします。

1月1日 排液量 75ml.

1月4日 排液量 53ml.
      昨年12月26日のACTHと甲状腺検査の結果が分かる。
      ACTH 6.9  甲状腺 1.0
      治療開始以来、ACTHの目標値は5.0以下なのだが、なかなか下がらない。

      昨年4月11日治療開始直後のACTHは65.3という異常値
      次の4月27日には一挙に2.7に下がった。薬の効果が見えた!と喜ん
      だのも束の間で、それ以降は5.0以下に下がることはなく現在に至る。
      よって、今回から、わずかだがクッシングの薬を増量してみることとなった。
      同時に甲状腺の数値も低いのでお薬増量に。
      デソパン(クッシング) 朝夕とも1/2錠→朝5/8錠 夕1/2錠
      チラーヂン(甲状腺) 朝夕とも1錠 →朝夕とも1・1/2錠


      さらに、今後予想される事態に関して、ちょっと厳しいお話がある。
      セントの場合、全身麻酔が使えないために脳内の状態が分からない。
      もしかしたら、脳下垂体に腫瘍がある可能性もあり、その腫瘍が大きくなっていたら
      身体に何らかの変化が現れてくる可能性がある。
      例えば、平衡感覚がおかしくなってきたり、眼球の震動とか、性格の変化など・・・。
      今後、よく観察しておくようにとのことだった。

      もし、もしも、そういった変化が現れ、脳下垂体に腫瘍があることが確定した場合、
      セントはいったいどうなるの?

      命の危険を承知の上で、一か八か手術を受けさせるべきなのか?

      最悪の事態が脳裏をかすめる。

      イヤだイヤだ、考えたくない。想像もしたくない・・・

      セントは絶対大丈夫。もし、生きながらえるのが奇跡だといわれるなら、
      その奇跡を見たい、奇跡を起こしたい。

      そのためには、まずは、最悪の事態などイメージしないこと

      そう思い、現実を直視する事から逃れようとしている私がいる。

      目の前にいるセントは元気。
      その元気を1日1日大切にして、明日に繋いでいくことだけを考えようと思う。 
              
1月6日 排液量 48ml.
      薬増量による変化はまだ現れてこない。

1月9日 排液量 62ml.
      1日の飲水量が300ml台(ラブの分も含む)に。
      ※飲水量はすべてラブの分も含む2頭分。

1月13日 排液量 75ml.
      1日飲水量200ml.台の日も。薬の効果か?

1月16日 排液量 62ml.
      1日飲水量は上下はあるものの、以前に比べたら少なくなっている。
      やはりデソパン増量の効果がわずかに見られるような気がする。

1月20日 排液量 77ml.
       ACTH検査。

1月23日 排液量 52ml.
       検査結果はまだ分からず。多分次回に。



いつになったら、破断した唾液腺が回復するのか、全く予想が出来ない。
当分は、3~4日に一度溜まった水を抜いていくしかない。
手術を前提に考えた場合、このままの状態を長く続けておくと、破断した唾液腺が
他の組織に癒着して、手術が難しくなるという。

しかし、セントの場合、クッシングのせいで手術が全くできない。ならば、いっその
こと、破断した部分が癒着して塞がって欲しいとさえ思ってしまう。

唾液腺は大唾液腺と細かい唾液腺が複雑に混在しており、一部の唾液腺を塞ぐ、
あるいは取り除いても、唾液はちゃんと分泌されるそうなので。

まぁ、焦っても仕方ないので、気長に闘って行くしかないなぁ。
セントのおかげで、3~4日に1度は、ちゃんと顔を洗ってお化粧して外に出るようになったし、
それは私にとってもセントやラブにとっても、とても良いこと。悪い事ばかりじゃないもんね。

・・もし、セントの通院がなければ、1週間でも10日でも家から一歩も出ないで、
数日顔を洗うことも忘れて、仕事ばかりのセントママですから・・・


1月1日通院

2008-01-03 00:01:45 | 通院・治療の記録

              

1月1日 アニマルウェルネスセンターへ

午前中にラブとセントをお風呂に入れて、お出かけの準備。

セントの顎、3日間でまただいぶ水が溜まっているので、身体だけサッとシャンプーで洗ってやる。

ラブはトリミングの予約が取れなかったため、家で散髪してやるつもりが、年末バタバタしていて目の回りをカットしただけ。なのでシャンプー後は全身を乾かすのに時間がかかる。

その点、セントは楽。顔から頭はまだ毛があるけど、体躯、手足、尻尾にはうっすらと毛がある程度。ラブを乾かしている間にセントの毛はほとんど乾いている。

ラブの伸びかけた前髪をお正月用のリボンで束ね、同じリボンをセントのセーターに留めてやり、お出かけ準備完了。

行きはナビを「抜け道」設定にしたところ、通ったことのない裏道に入って行き、方向音痴のママはもう自分がどの方向に向かって走っているのか分からなくなり、必死にナビの指示に従うばかり・・・。
でようやく予約時間の二時少し前にアニマルウェルネスセンターへ到着。

急患らしいワンちゃんの次にセントの番。
前とは違うドクターで、まず診察室で体重を計ってから処置室へ。
間もなくドクターに抱かれて戻って来た。今回もお利口にできました。

排液量:75ml (3日) 体重6.1kg

溜まる量が増えている・・・

これまで顎下に溜まる水の量と飲水量との関係、食事との関係、おやつとの関係をチェックしてみたが、それらと溜まる水の量に関連性は見られない。

もし、それらのどれかとでも関連性があれば、原因になっているものを改善すれば溜まる水の量も減るかと思ったんだけど・・・
どうやら外的な条件は関係なく、単純に唾液腺から唾液がどんどん漏れているらしい。

水抜きが済み、スッキリしたところで帰宅の途に。
帰りは裏道を避けて、素直にナビが勧める最短時間の道を通って帰る。

裏道さえ通らなければ、実は我が家からはすご~く分かり易い道なんです。
一度大通りを左折したら、病院のすぐ近くまでは、ひたすら真っ直ぐ行くだけ。

帰る途中、交差点前からすごい行列が出来ていた。

な、なんなんだ、この行列は・・・

交差点の地名で「総持寺」というお寺の名前しか目に入ってなかったので、お寺に初詣?と思ってしまったが、どうやら総持寺と並んで田無神社があり、行列は神社への初詣客の列らしい。

やっぱ、普通はみんな初詣に行くんだなぁと感心。

我が家の近くにも小さな小さな神社があったようなので、帰宅してからペットバギーにセントを乗せていざ初詣へ。

だが、途中、オシッコをするラブを見てハタッと気がついた。
あっ、お散歩バッグを忘れた
セントはバギーの中だからウンチの心配はないけど、リードで歩かせているラブがウンチをするかもしれない・・・

や、やばい・・・ ウンチの始末がちゃんとできないとお散歩させちゃまずいでしょう。

というわけで、すぐに回れ右をして帰宅。セーフ

朝から何も食べてなかったママはお節にお雑煮でゆっくり夕飯。
セントとラブにも味抜きのおせちをちょっぴりプラスしてやる。

セントの食欲は旺盛で、食べ終わったあとはラブ姉ちゃんのお皿までしつこく舐めてました。

いろんな意味で、新しい年の幕開け。
さあ、今年も頑張ろうね。

          


3日に一度、通院の日々(涙)

2007-12-31 08:21:36 | 通院・治療の記録

         

 今年も残すところあと一日・・・
 早い・・・時間の経つのが早すぎ・・・

 またまたご無沙汰してしまいましたが、早速、18日以降の通院の記録を。

12月21日 ASCへ

 ドレイン手術で縫合した4ヶ所の抜糸をしてもらいました。
 3ヶ所まではいつものようにおとなしくしていたのに、4か所目では珍しくセントは動いて嫌がった。
 傷の治りが悪くて痛い? 主治医の先生がハサミで慎重かつ優しく糸を切ってみると・・・傷痕はとてもキレイ。
 単純にじっとしているのに飽きたからのようでホッ。

 その後、顎下の水抜き。

 排液量: 60ml(3日分)

 18日に68ml抜いてもらったので3日で60mlということは、1日約20mlのペースで溜まっているということ。ふ~

12月23日 ASCへ

 抜糸の傷痕は全く分からないほどきれいに治っています。
 クッシングの場合、傷の治りが悪い場合もあるときいていたので、ちょっとホッ。

 排液量:40ml(2日分)

 今日はラブ姉ちゃんも一緒に。
 いつもは家で一人でお留守番だけど、水を抜くだけなので一緒に連れて行って、セントの水抜きの間、車の中で待っていてもらいました。
 ラブはプライドは高いけど、我慢強くてしっかりしていて、本当に心強い子です。

12月26日 ASCへ

 ACTH検査のための注射をして、採血までの1時間、車の中で待っていたラブ姉ちゃんと一緒に神代植物公園へ。(写真上下)

 1時間後、病院へ戻って採血。今回は甲状腺の検査もするのでちょっと大目の採血だったけど、いつものようにお利口にできました。
 結果は1週間後・・・ということは年明けに。
 ASCでの今年の診察は今日で終了。

 年末年始の水抜きについて主治医と相談。
 
 杉並のホームドクターもASCの主治医も小金井周辺に知り合いの動物病院がないということだったので、自分でネットで探して2ヶ所の動物病院に行きました。

 どの病院も、初診時にはセントの病歴をプリントアウトしたものを持って行き、それを読んでいただいてから水抜きをしてもらった。
 短時間でセントのクッシングを口頭で説明するよりも、これまでの経過をまとめた物を読んでもらった方が正確で分かり易いから。
 
 しかし、2ヶ所目の病院で初めて水抜きをしてもらってから、急速にセントの顎の水の溜まる速度が早くなってしまった。
 ドクターも優しいし、とてもいい雰囲気の病院だったけど、私の中ではその時の水抜きで唾液腺に損傷個所が増えたとしか思えない・・・。

 ASCでは、損傷個所が増えた原因は特定できないし、恐らく“そういう時期”だったのでしょう・・・とのことだったけど。

 頭では“多分、そうかもしれない”と分かりつつも、やはり2ヶ所目の病院の処置への疑惑が消えない。

 こんな気持ちでまた2ヶ所目の病院に行くことはできません。

 どんな事態になろうとも、“そういう時期”だったんだと自分で納得できるほど信頼できる病院、ASCとしっかり連絡を取り合える病院。次ぎはそんな病院に行きたい。

 そんな私の希望を考慮してくれて、主治医の先生が教えてくれたのが、田無(西東京市)のアニマルウェルネスセンター(AWC)。

 AWCは日本獣医生命科学大学のドクターばかりで診療が行われている病院で、セントの主治医先生のお知り合がいるとのこと。
 また各種設備も整っており、なにより休診日がなく日・祝も診察しているそう

 田無方面には行ったことがないけど、この病院に行ってみることを決意。


12月29日 田無・アニマルウェルネスセンター(AWC)へ

 地図をプリントアウトして、さらにナビを設定して出発。
 なのに、近くまで来て迷ってしまったけど、自宅から車で20分ほどで到着。
 時間的には、近所の動物病院に行くのとそれほど変らない距離でした。

 ここは平常の診察には予約が必要なく、私が行った時には数組が待っていた。
 
 今回は新しく作り直した セント治療経過表 を持参して、予診表と一緒に提出。

 間もなく呼ばれて診察室へ。
 担当してくださったS先生は「ASCから電話で聞いてます」と言ってくれて、ホッ。
 
 セントの洋服を脱がせ、まずは聴診器で全身チェック。
 その後、セントは水抜きのために処置室に連れて行かれ、私は待合室へ。

 「お利口にできましたよ」
 とS先生がセントを抱いて待合室まで連れてきてくれました。

 排液量:55ml(3日分)

 このペースでは3日に1度の排液が必要ということで、次回はな、なんと1月1日 元日ですぅ・・・。
 お正月三が日だけは予約が必要ということなので、1月1日に予約しました

 診察料はお高いかも・・・とちょっとヒヤヒヤしてましたが、初診料2000円+処置料2000円の計4000円と消費税。
 初診にしては、まずまずのお値段でちょっとホッ。

 これから先、クッシング治療以外に水抜きに掛かる費用のことを考えたら・・・

 セントを待っている間、チワワちゃん三匹を連れてきていたカップルと話をしたんだけど、そのうちの一匹が生後三ヶ月くらいの時、ワクチンの後遺症で水頭症になったとのこと。そのチワワちゃんは今では11才。

 生後三ヶ月~11才までに掛かった治療費は「高級車が一台買えるほど」とおっしゃっていた。

 それでも、目の前に生きる小さな命は何物にも代えがたいんだよね。
 
 日々の生活を考えると経済的には辛いけど、でもでも、これをバネに仕事頑張るっきゃない。

 お正月はいつも閉じ篭って過ごすことが多いけど、セントのおかげで来年の元日(明日だけど・笑)はちゃんとお化粧して外に出ることになったし、ラブ&セントと初詣にでも行こうかねぇ。ということでセントに感謝っす

では、本年はごごらんいただきありがとうございました。
みなさま、いいお年を

  

※12月26日 石神井公園 色とりどりの落葉の上をお散歩。

 


退院から一週間(3) 2回の水抜き

2007-12-21 09:43:40 | 通院・治療の記録

12月15日 臨時水抜きでASCへ。

13日の退院直前、水抜きをしてくれたというのに2日後にはもう目立つほどに水が溜まりはじめている。

また、深夜緊急となると怖いので、ASCの主治医に電話して、無理を言って水抜きだけをお願いした。

こうなってみると、再び近くの病院に行くのはためらってしまう。
悪い雰囲気ではなかったんだけど、ドクターに対する信頼関係において、ちょっとつまずいてしまったという感じ。

13日の退院時、手術してくださった先生にそのことをお話して、主治医の先生と相談してASCと連携の取れる一般動物病院を探してもらうことになっている。

この日の水抜き量はたった2日間で45ml。
以前なら、2週間から1ヶ月に溜まる水の量だ。

12月18日 ASC 予約日

15日から3日間で68ml、水抜き。

手術をして下さったドクターと主治医、お二人で診療。
抜糸予定だったが、傷の治りが今ひとつなので21日の診療時に抜糸予定変更。

右目の結膜炎(と思われた)がなかなか治らないので、点眼薬をお願いする。

11月1日に始めて行った病院で点眼薬をもらい、以来、もう二本分使いきっているがいまだに眼球中央に白い幕が張ったまま、治っていない。

6月、九州から帰った直後も同じような症状になり、結膜炎ということでASCにて点眼薬をもらったが、その時は一本分でほぼ完治した。

今度は長引いている。ので、改めて診てもらったところ、結膜炎ではないかもしれないとのこと。
また、新しい病気が発現していたのか?!

視力や視野には影響ないとのことで、様子を見ることに。

クッシングの方は、ドレイン手術前辺りから飲水量が減り、数字に比べて安定しているような感じなのだが・・・。
次回、今年最後の検査をすることに。

天気も良いし、帰りは公園に寄ってラブも一緒にぶらぶらお散歩。
病院のすぐ近くの深大寺を散策するか、自宅近くの小金井公園にするか贅沢な迷いの挙句(どっちも都内屈指の広さの公園)、自宅近くに戻って小金井公園へ。

  

写真左:江戸東京たてもの園 前
     セントは転倒防止のために、外を歩くのは当分中止させることにママは決めた。

写真右:江戸東京たてもの園前のお店で温かい山菜うどんをいただきました。

このあと、ぶらぶらと小金井公園の方に移動して、芝生の上にフリースを敷いてしばし日向ぼっこ。
この時だけ、セントを下に下ろしてやった。

可哀相だけど、これ以上、水が溜まらないよう用心するに越したことはないからね、セント。


退院から一週間(1)・・ドレイン手術痕

2007-12-21 07:58:44 | 通院・治療の記録

早いもので、退院から一週間過ぎてしまいました。
ちょっと気分を変えてブログはクリスマスバージョンに衣替え。

ではでは、退院から今日までのセントの様子をご報告。

12月13日(木)

5日振りに自宅に戻り、着替えてホッのセント。
見た目は元気そう。

ラブ姉ちゃんはペットホテルにお泊まりすると毛がパサパサになっていたりと荒れた感じで、見た目にストレスが分かります。

でも、セントは平気みたい。
といっても、パサパサになるほど毛がないんですが

入院中のセントに関しては、ドクターから褒めていただきました。
手術も嫌がらず、ご飯も毎日しっかり食べていたそう。
さすが、セントさん(多食はクッシングの特徴ではありますが

ただ、ドレイン手術の痕はちょっと悲惨。
下の写真左は帰宅直後すぐに撮った写真、右は着替えてからの写真。

 

ドレイン挿入痕、4か所縫合しています。

こうまでして、なぜ、ドレイン手術は失敗(効果なし)という結果になってしまったのか?

まず、私はドレイン手術のイメージとして、シリコンなどの排液管を水(唾液)の溜まった皮膚に(ストローのように)埋め込み、そこから常時水を外に出す・・・ものと思い込んでいました。(通常のドレイン手術というとどうしてもそのイメージになってしまう)

しかし、セントの場合、波型になった細長い板のようなものを水で膨らんだ皮膚に右から左に貫通させて、波型の溝を通って液が排出されるというドレインを入れたのだそう。丸いお団子に串を挿した感じ。なので、一つのドレインに傷が二つ。

ところが、一つの大きな水の袋と見えていたものが、中ではいくつかの小さな袋に分かれていた・・・ということは、唾液腺の数個所が破れていて、それぞれが小さな袋になっていた。

急きょ、ドレインを一つ増やして二つのドレインを入れてみた(なのでドレインの傷は計4か所)。しかし、それでも他の袋に液が溜まるため、二つのドレインから排液しても意味がない・・・。

という結論に達して、ドレインで常時排液する方法は断念せざるを得なくなりました。

あと考えられるのは、全身麻酔による手術。しかし、これは前にも書きましたが、リスクが大きすぎる。

なので、これまで通りに、水の溜まる様子を見ながら適宜抜いてもらう・・・という方法に決定。
仕事が忙しくなると、セントを病院に連れて行くのをつい先延ばしにということが何度かありましたが、これからは先延ばしは一切ナシ、こまめに病院に連れていくこと・・・これは私の心構えひとつで解決できることですので、ドクターにもそのことを伝えて、この方法を選択しました。

それにつけても、考えてしまうのは “なぜ???” ということ。

そもそも、左下顎に水が溜まりはじめたのは今年の2月頃。クッシング症候群と分かる前からです。

参考: 『セント、皮膚病と闘う!』

初めて水を抜いたのは、4月にASCに行きはじめてから。
以後、ASCへの検査通院が1ヶ月に1度になってからは、あまりに気になると近くのホームドクターで抜いてもらっていた(ASCと連携して治療に当たってくれていた)
どちらの場合も、多くて50ml

6月に九州往復で脱水症状に近い状態に陥り、全身状態が心配された時も、顎の水に関しては大きな変化はなかった。

7月の引越しも大きな変化はなし。

9月には引越し後、はじめてこちらの地元のK動物病院に行き水を抜いてもらった。
この時も大きな変化はなし。
この後は、水の溜まる速度が遅くなり、1ヵ月後の10月にASCで抜いてもらった時には量も 30mlに減っていた

それから2週間後の11月1日、引越し後のホームドクターとなるべき病院をどこにするかでまだ迷っていた私は、K動物病院より少し自宅に近いH動物病院にラブ&セントを連れて行った。

11月  1日 H動物病院にて  45ml 最後の方、吸い取った注射器内の液に
                        わずかに血液が混入していた。
                        今まで注射痕が気になったことはなかった
                        が、この時は注射痕が赤くなっていた。
11月15日 ASC 私の都合で延期
11月17日  H動物病院にて  80ml 全部白濁液。前回の注射痕から細菌感染
                       したかもとドクターが謝る。細菌検査の結果、
                       細菌は見られず。
11月22日 ASC 私の都合で延期
11月26日 H動物病院にて 120ml 過去最大量
11月29日 ASC         65ml 主治医、以前は丸い袋が一つだけに見え
                         たのが、今回は袋が二つになっているよう
                         
に見えると訝る。
12月 2日   M医科G緊急診療 80ml 膨らんだ水の袋が喉を圧迫。
                         呼吸困難に。
12月 4日   ASC         65ml
12月9日~13日 入院  退院直前に水を抜いてくれる
12月15日 ASC         45ml
12月18日
 ASC         
68ml

11月1日にH動物病院で水を抜いて以来、急激に水の溜まる速度と量が増えています。
11月26日以降は約3日に一度水抜きが必要に・・・

こうなると、どうしても11月1日の水抜きの時、注射針を誤って唾液腺の一部に刺してしまい、そこが裂けて新たに唾液が漏れ出したのでは? と疑ってしまう。

しかし、ドレイン手術して下さったドクターも、ASCの主治医も、「原因は不明だが、セントの唾液腺の状態が何ヶ所か裂けるほど脆い状態にあった」「どこで処置したとしても、その時期にあった」のだとおっしゃる。

人間とは勝手なもので、自分のことは抜きにして、他に原因を探そうとしてしまう。

仕事を理由に、二度も私はASCへの通院を先延ばしにしてしまった。
その代わりに近くの動物病院に行ったのだが、もしちゃんとASCに連れて行っていたら・・・

また、唾液腺が損傷したのは水抜き処置のせいだったのか?
散歩が大好きなセントのために、枯葉の積もった散歩道を歩いている時、セントは柔らかい枯葉に足をもつらせて何度か顔から転んだことがある。その影響はないのか?

原因・理由の答えを探して、あれこれと考えてしまう。
明確な答えなんか出ないと分かっているのに。

どんな原因・理由があったにせよ、今はとにかく、セントが快適に楽しく毎日を過ごせることが一番大事。

くよくよ考えるより、まずは行動。
ということで、これから先、3日前後に一度の通院を覚悟しているママです。


セント、退院しました

2007-12-16 08:42:27 | 通院・治療の記録

                

13日、セントが我が家に戻ってきました

写真は我が家に帰りついた直後のセント。
入院前とほとんど変化ナシ。元気です。

ですが、ドレーン(排液管)手術は失敗・・・というか、やっても効果がないと分かり、
結局、もとの状態に戻ってしまいました。

ここ数日、仕事関連で落ち着いてブログが書けませんので、後日改めて経過を
ご報告しますので。

早速、昨日(15日)、予約外でしたがASCにお願いして、水を抜いてもらいました。
退院から2日しか経ってないのに、もう45ml溜まってました(ーー;)

退院時に渡された血液検査の結果では、ALPが10.000を超えているという
驚異的な数字が出てましたが、そんな数字に関係なく、セントはとても元気です。

我が家はまた賑やかになりまし

何はともあれ、家族がまた揃った喜びを噛みしめています

 


セント、ついに入院・・・ママ、号泣

2007-12-12 10:03:57 | 通院・治療の記録

12月9日(日)にセントが入院しました。
セントのいない家の中はとても静か・・・

「セントはどこ?」と聞くと、ラブは一瞬スクッと立ち上がってキョロキョロと辺りを探し
ます。でも、いないと分かるとワン用ベッドにうずくまり、ママが構わない限りずっと寝ています。
飛び交う言葉も少なくなり、なんとなく、静か・・・
セントのおかげで、毎日がどれだけ活気があったか、思い知る日々。

では、11月29日(木)に診察を受けてから入院までのこと、改めてまとめておきます。

11月29日(木)
ASC(動物皮膚病センター)へ。

26日にHペットクリニックで抜いてもらった左下顎の水(写真、向かって右下顎)がもう溜まりはじめています。

26日に120ml.、29日のこの日は65ml.抜きました。

この日のACTH(副腎皮質刺激ホルモン)検査結果:15.5
正常範囲内だが前回(6.6)より高値になっており、デソパン1日1/2×2回投与を継続。

写真:病院待合室にて。
ネット通販で購入した赤い洋服、ちょっと大きすぎた

検査の1時間の待ち時間の間、すぐ近くの神代植物公園へ。落ち葉の積もった歩道
を歩いてみるが、セントは洋服が大きすぎて歩きにくそう。
駐車場の車の中で時間をつぶして再びASCへ。

顎に水は溜まっていても元気なセントでした。

11月30日(金)

 前日、水を抜いたばかりなのに、もう下顎に水が溜まりはじめています。

でも、食欲はあるし、一応元気に見えます。










12月2日(日)
 下顎に溜まった水、かなり目立ちます。

しかし、元気だし天気は良いし、ラブ姉ちゃんとおそろいの赤い洋服でお散歩に行くことに。

で、お散歩に行ったのはいいけど、やはり洋服が大きすぎて、セントだけでなくラブまでもとても歩きにくそう。

なので、お散歩を早めに切り上げて、ママは帰るなり二着の洋服の補正にチャレンジ。

同日夕方くらいから、水の膨らみがひときわ大きくなったような気が・・・
珍しくセントが夕飯を半分残した。
多分、水が溜まっているせいで食べにくいのではと推測。
明日は朝一で近くのHペットクリニックに連れて行き、水を抜いてもらおうと思う。

夜になり、寝そべったセントの息遣いがおかしいと感じはじめる。
呼吸のたびに、全身が震えている。

原因は溜まった水が喉を圧迫しているとしか思えない。

  
(写真:クリックで大きくなります)

この状態で朝まで待つわけには行かず、深夜の緊急病院を調べる。

Hペットクリニックより夜間対応動物病院のリストをもらっていたので、その中から
三鷹獣医科グループ病院とペットのための救急車・F&S動物救急をチョイス。

それぞれホームページで連絡先や受付時間や料金などをチェック。
両病院ともに夜間救急は2万円以上かかるらしいが、今はお金よりもセントの命。

救急車の中で処置してもらうより、診療室できちんと処置してもらう方が安心なので、
三鷹獣医科グループ病院に電話して、車でセントを連れて行く。

午後11時半過ぎ、三鷹獣医科グループ病院に到着。
これまでのセントの治療経過をプリントアウトしたものをドクターに見てもらい、水抜きを依頼する。
ドクターは慎重に問診をしてから水抜きをしてくれた。

水抜き量:80ml.

この日の状態と処置内容を書いた診断書を出してくれた。
診療費用は処置料1500円と初診・時間外診療費で計12.600円だった。

帰りは深夜のため、20分くらいで自宅に着。

まずセントをラブの待つ部屋に入れてから、車の中の荷物を取りに行く。
そして、部屋に戻った私はセントを見て一瞬、目がテンに
 
     
その手にはしっかりと北海タラちゃんが・・・

お留守番のラブのために大きめのタラちゃんを与えて出かけたんだけど、ラブは
ほとんど食べてない様子(異変を感じて食欲がなかったんでしょうか)

そのタラちゃんを見つけたセントはちゃっかり、しっかり自分の手に。
  

右や左から夢中で食べるセント・・・
夕飯は珍しく半分しか食べてないし、お腹が空いてたのねぇ。
いつもなら取り上げるところですが、今は食欲が戻ったこと、元気に食べる姿が見ら
れることが嬉しくて、好きなように食べさせました。

食欲不振も、呼吸困難も、やはり顎下に溜まった水のせいでした。


12月3日(月)
朝一でASCの主治医に電話。
昨夜のセントの状態を伝える。水の溜まる速度が早くなっており、今の状態では数日
に一度の水抜きが必要。でないとまた昨夜のような事態を引き起こす可能性がある。

主治医によると、毎週火曜日は皮膚科以外の専門医の診察日で、その先生にも
セントの状態を見てもらい、これからのことを判断しましょうとのこと。

セントの食欲は普通に戻っている。

無糖無脂肪ヨーグルトのトッピングは中止した。
投薬時、錠剤二種はバナナを小さく切った中に埋め込み、粉薬は無糖ヨーグルトに
混ぜて与えている。
この無糖ヨーグルトのメーカーは固定していず、スーパーに買い物に行った時には
だいたい、森永とか明治の無糖ヨーグルトが安売りになっているのでどちらかを購入。
ただ、今与えている無糖ヨーグルトは11月29日に初めて行ったスーパー・イオンの
オリジナルブランドの無糖無脂肪ヨーグルト。甘味抜きだとこれが結構スッぱい。
で、やっとハタッと気が付いた。

酸っぱいものは、唾液腺を刺激する!!!
余分な唾液が出てしまう・・・

というわけで、他の無糖ヨーグルトに比べてとりわけ酸っぱいこのヨーグルトは即時
中止にした。(あ、誤解なきよう。健康時に食べるのは何ら問題はないですので)

12月4日(火)
午後、指定された時間にASCへ。

火曜日だけ診察に来られているのは川口動物医療センターのA先生。
このA先生と、主治医のS先生とでセントのこれまでの経過や直近の状態などを診
て、今後の治療方針を話し合う。

水の溜まる原因としては、唾液腺が損傷(断裂?)ており、そこから唾液が皮膚の間
に溜まっていると思われる。

A先生によると治療法は二つ考えられるという。

①全身麻酔下による唾液腺手術
 皮膚を切開して、唾液腺の損傷部を縫ってやる。
 しかし、この場合、いくつかの危険が考えられる。

 一つは全身麻酔薬によって起こる危険性。血栓などができ易く、そのため血管が
詰まり命を落とす危険がある。当然、全麻使用前には血栓予防薬を処方するが、そ
れでも危険がないとは限らない。

 次に、唾液腺の損傷部分の縫合に関して。損傷した周辺の唾液腺が脆くなってい
る場合、縫合しても縫合部分がすぐに崩れてまた断裂する可能性がある。

 さらに、損傷した唾液腺が目視出来る場所にあれば手術そのものは難しくないが、
目視できない場所に潜り込んでいる場合、唾液腺の近辺には顔面神経があり、手術
により顔面神経に影響が出てくる恐れがある。
  
②局所麻酔によるドレーン手術
 水(唾液)の溜まっている箇所にドレーン(排液管)を挿入し、液が溜まらないよう
常時、排液してやる。

 この場合、一番気をつけなければならないのはドレーン孔からの細菌感染。
 特にクッシング症候群では免疫機能が落ちており、通常より細菌感染しやすい。
 そのため、家庭での厳密な消毒管理が必要になる。

A先生は、最初から大きな危険を犯して①を行うより、まず②の処置をして、その
結果を見てはどうかという。
S先生も同意見。

もちろん、私もA先生の話を聞きながら心の中では②を選んでいた。
大バクチみたいな①は不安が大きすぎるし、毎日の消毒が大変だったとしてもやは
り②の方法でしょう。

ということで、川口動物医療センターにて9日にドレーン手術を行うことに決定。

12月9日(日)

4日、ASCで手術日が決まり、4,5日の入院が必要ということを聞いて以来、ママの
脳裏には不安が浮かんでは消え、浮かんでは消え・・・

大分前に読んだ「多摩センター動物訴訟」や「多摩センター動物病院事件のまとめ
で、入院した動物たちの悲惨な状態が記憶に甦る。

だが、しかし、問題の病院と全く異なるのは川口動物医療センターのA先生は、とて
も信頼できる先生だということ。
手術に関する説明も丁寧に十分行って下さった。
なので問題病院とは比べものにならないほど安心なのだが、そうはいっても、セント
には肉体的負担と同時に精神的負担も掛かってくるわけで、どんな急変が待ちうけ
ているかも分からない。

心配し出したらきりがない。また私が心配しているとセントも不安になる。
不安なことばかり考えないで、まず一番は、A先生を心から信頼すること、そして、私
ができることを準備しておくこと。

そういうわけで、ここ数日はセントに異変が現れてから現在までのことを、要点を抜
き出して表に作り直す。

A先生にセントの状態を正確に把握しておいて欲しい。そのための情報を作っておく
ことが今できる私の精一杯のことだった。

そしていよいよ当日の朝。
ギリギリまで作っていたセントの経過表、飲水時間と食事時間の記録表とそれをグラ
フ化したもの、5日分のハードフード、毛がないセントのための着替え二着などを、こ
れまた手作りの「清水セント」の名札をつけた“お泊まりバッグ”につけて出発。

自宅から外環自動車道で川口市の病院へ向かう。
カーナビ通りに走っているのに、大泉近辺で二度も曲がる所を間違ってしまい、
約50分後、予定より10分遅れて午前11時30分過ぎに川口動物医療センターへ到着。

午前の診療は11時30分までだけど、まだ何組かの患者動物たちが待っていた。
その中にシーズーちゃんもいて、同じシーズー同士自然に会話が。
このシーズーちゃんも一般動物病院を経てASCに辿り着き、そこからこの病院に来
ることになったのだという。
文京区から通っているとのこと。・・・むむむ、みんな家族の動物のために一生懸命
なんだなぁ。

間もなく、A先生が待合室に出て来られて、「セントちゃんが入院に耐えられるかど
うか、まず様子を見てみたい」
とのことで、セントを階上のお泊まり室に連れて行く。

待つこと約1時間で診察室に呼ばれる。
セントは新しい環境にもすぐ慣れた様子で、お泊まり(入院)は問題ないとのこと
神経質なラブに比べて、好奇心旺盛で人もワンちゃんたちも大好きなセントのこと。
やはりね、と納得。

これでセントを約5日間入院させることが決定したわけだけど、あと問題は面会。
50分かかったとしても、できることなら毎日セントの様子を見に行きたい。

だけど、セントの身になれば、「ママが迎えに来た! おうちに帰れる!」と毎回期待
するにもかかわらず、ママはセントを置いたまま帰ってしまう・・・では、却ってセント
が可哀そう。

「心配で心配で、毎日でも会いたい・・・なんて思うのは人間側の勝手な感情なんでし
ょうね」と思わずA先生に向かって呟いてしまう。
「実はそうなんですよ。動物たちは割りと平気なんですよ」とA先生は笑って答えた。

それでママの腹も決まった。
治療に集中するセントの心を乱さないために、緊急のことがない限り中途半端に
様子は見に行かない、と。

そして、ママはセントを病院に預けて一人で帰って来ました。


が、が、帰りついた途端に、心配とセントのいない寂しさに涙が噴出すように出てきて、
ついには声を上げて泣いてしまいました。

ラブがそんなママを心配そうに見ている・・・

いつもはいるはずのセントがいないというだけで、この大きな寂しさはなんなのでしょう。

セントの場合は、病気を治すために入院しただけで必ず元気に帰ってくると分かって
いるのに、家の中にセントがいないことがどうしようもなく淋しい。
ペットを亡くしたペットロスの人の気持ちが本当に本当によく分かりました。

ひとしきり声を上げて泣いたあと、今度はラブの気持ちが心配になって来る。

「私がいるのに、セントじゃなきゃダメなの?」

ママがあんまり淋しがり悲しんでいると、ラブのそんな声が聞こえてきそう。

「ラブがいてくれるから、まだママの淋しさは少なくて済んでるんだよ。いてくれて
ありがとうね、ラブ」

そう言ってラブを何度も抱きしめました。

12月10日~

翌日もセントのいない寂しさで、なんども涙ぐんでしまいました。
同時に病院から電話がないことにホッ。電話があるとすれば緊急事態ですから・・・

本日午後からセントの退院について電話で聞く予定。
順調にいっていれば、明日はお迎えに行けるはずです。

早く早く、セントに会いたい・・・


セント、深夜緊急診療へ

2007-12-04 13:18:40 | 通院・治療の記録

日曜日(12/2)の夜、呼吸するたびにセントの身体が震えており、
朝まで待てずに、ついに深夜の緊急診療(三鷹獣医科グループ病院)へ
駆け込みました。

左下顎の水の溜まり方が早くなって、喉を圧迫したために呼吸が
苦しくなったようです。


今日は今からASCに左下顎の水に関して相談に行ってきます。

改めて、また報告UPしますので。


板挟みのママでした

2007-11-29 00:02:00 | 通院・治療の記録

  

 (写真:26日小金井公園にて)

 セントの通院日、15日(木)を一週間延ばしてもらって22日(木)に通院予定が、当日になっても執筆中の映画シナリオの目処が立たず。徹夜で仕事して一睡もせず当日朝に。

 こんな状態で車を運転できないし、お金は掛かってもタクシーで往復するべきかなどといろいろと迷った。

 ただ、やっとやっと筆がどんどん進み始め、頭の中はストーリーがどんどん膨らんでいる今、一歩外に出たら、その状態に戻るまでまた時間がかかり、仕事の上がりがどんどん遅くなってしまう。
 
 悩み、迷った挙句、22日の朝8時過ぎ、ASCの主治医のドクターに電話して、診療日の変更が可能かどうか相談。

 左顎下の水のこと以外で特に大きな変化はないし、ということで変更することにOKをいただく。
 で、次の診療日は二、三日後かと思っていたら、予約は一週間後しか取れないとのことで、次の通院日は22日からさらに一週間後の29日になってしまった。

 セント、ごめんね・・・お仕事の都合で・・・と心が痛む。

 すでに予定より2週間近く遅れているシナリオを何とかUPさせれば、あとは数日自由になる。なので、何がなんでも仕事を仕上げようと必死に。

 ようやく23日夜にシナリオ第一稿UP。
 24日昼過ぎ、監督に手渡して、とりあえずはホッ。

 ホッとして改めてセントを見たら、また顎下に水が溜まって大きく膨らんでいる。
 なんだか水の溜まる速度が速くなっているような気がする。

 これまでも、水の溜まる速度は早くなったり遅くなったりしていたんだけど、今回は特に早いような。

 29日まで待っているわけにはいかないので、月曜日(26日)に11月から行き始めた近くのH動物病院へセントを連れて行く。
 前回の細菌培養検査の結果、細菌は検出されなかったとのこと。

 実は前回17日に水を抜いてもらいドクターの勧めで細菌培養検査をお願いしたんだけど、その時、結果が分かったら電話しますと言われていたのに、結果の電話がない。
 ASCの場合は検査結果はいつも「○曜日くらいに電話してください」とこちらから電話するように指示される。なので、H病院のドクターも「電話します」ではなくて、私の方から問い合わせしなくちゃいけなかったのかしらん、と思い直し、今回診察に行けばすぐ教えてもらえるものと思っていた。
 しかし、あれから1週間以上経っているのに、検査結果がまだ届いてないということで、検査機関に電話して検査結果を聞き、その結果、シロだったというわけ。

 う~む、検査機関が違うと結果を出すのに、そんなに時間がかかるものなんだね・・・

 緑膿菌もその他の細菌も心配ないという結果どおり、今回の液は前回のような白濁した濁りはなく、今まで見慣れた薄い茶褐色のさらさらの液に戻っていた。

 ただ、抜いた液の量はこれまで最大の120ml。

 驚き、心配する私にドクターは明るく、さり気なく言った。

 「クッシングっていうのは、すぐ死んでもおかしくないほど重大な病気なのよ。それがこんなに元気にしているんだから、水が溜まるくらいでそんなに心配しなくてもいいんじゃないかな」

 ガ~ン・・・あのあの、明るくアッサリおっしゃいましたが、親としてはその言葉、かなり悲しいんですが・・・

 「クッシングっていうのは、すぐ死んでもおかしくない・・・」

 って、その言葉。

 H病院のドクターは、私を励ますつもりで言ったんだと思う。
 でも、いずれは長い別れが来るとしても、セントに一秒でも一分でも長く生きていて欲しいと願う私にとって、聞きたくない現実の言葉だった

 この病院に通うのは3回目だけど、前回も「あれっ?」と思うような言葉がドクターから聞かれ、なんだかなぁ、と思った。

 今回も、むむむ、無神経じゃないかなぁと思わないでもないけど、でも、それをカバーするほどこの病院の良い所もあって、やはりホームドクターはこの病院になるかなぁと思っている。

 良い所って言うのは・・・
 どんなに混んでいても診察にたっぷり時間を掛けてくれるし、こちらの話もじっくり聞いてくれ、説明もちゃんとしてくれる。

 杉並の8年近くお世話になったホームドクター(男性)の時は、必要最小限のことしか会話はなくて、診察は事務的に終わっていた感じ。
 それに比べたら、H病院は女医さん二人にスタッフも全て女性で、気さくな雰囲気で、その点は安心感がある。

 それからホームドクター探しで一番気を遣うのは、ドクターのプライドを傷つけないようにということ。

 私はシナリオライターになる前は、地方の歯科医師会で歯科衛生士の仕事をしており、その時、患者さんの中には他の病院や他の医師の話を持ち出して、他と比較する人もいたりして、そんな嫌なタイプの患者さんにも接して来ている。

 だから、そういう風に受け取られないよう、セントには専門病院の主治医がいること、杉並に住んでいた頃はその主治医と自宅近くのホームドクターが連携を取りながら治療に当たっていたこと、引越ししたために主治医と連携を取りながら治療に当たってくれるホームドクターを探しているということを、最初にきちんと話して理解していただくようにした。

 ASCの主治医にはH病院での処置と投薬について報告、新たに郵送してくれたお薬のうち、抗生剤はH病院で処方されたケフレックスに変更してくれた。

 H病院のドクターにも、ASCがケフレックスに変更してくれたことを報告。
 
 ちょっと気を遣ってしまうが、でも、両病院が上手く連携してセントの治療に当たってくれれば、それが一番大事で嬉しいことなので、患者としてはそれくらいの気遣いは当然かも・・・。

 

 明日は(あ、もう今日になってしまった)久々のASC。やっとやっと行ける・・・


ケフレックスかタリビットか・・・

2007-11-18 23:21:52 | 通院・治療の記録

    
         (排液前)                       (排液後)

 

左下顎に溜まった液がパンパンになって、表面がちょっと赤く見える。

予定通りなら15日にASC(動物皮膚病センター)に行く予定を、私の仕事の都合で
1週間延ばしてもらった。

セントそのものは、食欲もあるし元気だし、心配はないんだけど、
が、この状態で放置しておいて破裂したら・・・
と思うと、仕事を理由にして先延ばししている場合じゃない!

ということで、昨日、近くの動物病院へ11月1日以来、2回目の通院で排液してもらう。

今までは、どんなに濃い色でも唾液に近い黄色か褐色だった。
しかし、今回はなんと乳白色の液がどんどん出てくる。

排液量は全部で 80ml.!

今までの最大量だ!!!

すぐに顕微鏡で見たところによると、細菌の存在はなかったが、白血球が増えている、
つまり炎症を起こしている可能性があるとのこと。
ただ、顕微鏡では細菌は見られなかったが、白色の液が緑がかって見えるところから、
緑膿菌の存在が疑われるらしい。

今回の排液の細菌培養検査を依頼。

今、ASCでもらっている抗生物質の名前は不明だが(その前はセンセファリンだった)、
ASCの抗生物質を中止して、今回処方されたケフレックスを服用するようにとのこと。

こちらのドクターには「一応、ASCに相談の上、ケフレックスを開始」する旨、了承してもらった。

今回こうなってしまったことに関して、本来ならば15日にASCで排液してもらっていれば
こうはならなかったかもしれない、私の都合でこうなってしまって・・・と内心自分を責める。

その時、ドクターが意外なことを言った。

「前回の排液の時の注射の痕から化膿したかもしれない。もしそうだったら、ゴメンなさい」

はっ? えっ? ゴメンなさい?

実は、11月1日に初めてここで排液してもらった後、注射痕が赤黒くなっていたこと、
ちょっと気になっていたんだよね。
杉並のホームドクターでもASCでも、これまで何度も排液してもらっているけど、
注射痕が気になったことはなかった。

注射痕からの化膿・・・可能性は高いかも。

ということで、本日、ASCの主治医に電話で抗生物質変更に関して相談。

そこで意外なことが分かった。

以前処方の抗生物質  センセファリン(=ケフレックス)
現在処方の抗生物質  タリビット

ASCでは最初、セファリン(=ケフレセンックス)を処方していたが、効果が薄いので
現在のタリビットに変更したのだという。

近くの病院のドクターにはちゃんと、以前はセンセファリンを処方されていたということは伝えている。
しかし、それを分かった上でのケフレックスの処方。
センセファリンとケフレックスは製品名が違うだけで、成分は同じセファレキシンで、効果も同じ。

ASCの主治医から見たら、効果がなかった薬に戻すということになり、
電話ではちょっと判断しかねている様子だった。

しかし、「では、次の診療まで数日間、ケフレックスで様子をみてみましょうか」
ということになった。

電話の後、改めてセンセファリン(=ケフレックス)とタリビットのことを調べてみたら
なんと、センセファリン(=ケフレックス)は緑膿菌には効果がないと書いてある。

近くの動物病院で「緑膿菌の可能性がある」といいながらケフレックスを処方したことに
ASCの主治医が「???」となったのは当然だったのだ。


そんなこんなで、ケフレックス服用に関してはちょっと複雑なんだけど、今までの
タリビットに耐性ができてしまって効き目が薄くなっている可能性も否めないので、
次のASCの診療まで数日、ケフレックスを試してみることになった。

 

後悔先に立たずだけど・・・
近くの病院まで車で゛15分くらい。なので、サッと行って処置してもらえば1時間くらいで帰れると思っていた。

だけど昨日は土曜日ですごく混んでいて、結局、行って帰るまでに3時間・・・

これなら、ASCに行った方が早かったかも・・・