海水温が上がる影響で、北大西洋のセミクジラは保護されているゾーンより冷たい北に押しやられ船舶の攻撃と網などに絡まれ死んでしまうことがよくあります。
2018年末に推定される北大西洋のオトナのセミクジラは250頭あまりだそうです。
これは過去10年間で 15%減少したことになります。
気候変動によって引き起こされる海水温の上昇により、クジラの餌となるオキアミがセントローレンス湾に移動しています。
クジラは獲物に続いて、保護された海域から大西洋の沿岸沿いの主要な港に近い保護されていない領域に泳ぎ、そこで船と衝突し、網に閉じ込められて死ぬ場合も多い。
商業捕鯨者は大西洋でセミクジラを狩り、1890年代初頭までにほぼ絶滅した。
日本で食べるミンククジラなどとは種が違うので捕鯨とは全く関係がないことを理解する必要があります。
ちなみにミンククジラは、世界で100万頭は生存しています。
クジラはたくさんの種が生存しているので一塊に捕鯨反対というのは賛成できない。
そもそも大西洋の捕鯨は欧州人のクジラを燃料油として乱獲しており食用ではありませんでした。
日本人は食べるためにクジラを獲っているので目的がまったく違うのです。