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脳に蓄積するマイクロプラスチックの危険性!最新研究が明かすリスクと対策

2025-02-06 06:24:56 | 生物

最近、衝撃的な研究結果が発表されました。人間の脳内にマイクロプラスチック(MP)やナノプラスチック(NP)が蓄積しているというのです。しかも、その濃度は2016年から2024年のわずか8年で約50%も増加しているとのこと。もはや、海洋や環境汚染の話ではなく、私たち自身の脳の問題として直視しなければならない状況です。

この記事では、この驚くべき研究結果を分かりやすく解説しつつ、私たちが日常生活でできる対策について考えていきたいと思います。


🧠 脳の約0.5%がプラスチック?驚きの研究結果

研究によると、2024年時点の人間の脳組織には、1グラムあたり4,800~4,917マイクログラム(μg)のプラスチックが含まれていることが判明しました。これは、脳全体の重量の約0.5%に相当します。

たかが0.5%と思うかもしれませんが、脳はわずかな異物にも敏感な臓器です。例えば、アルツハイマー病やパーキンソン病といった神経変性疾患は、脳内に不要なタンパク質が蓄積することで発症すると考えられています。そんな繊細な脳にプラスチックが蓄積する影響は計り知れません。

さらに驚くべきは、脳内のプラスチック濃度が肝臓や腎臓の7~30倍にもなるという点です。通常、体内に入った異物は肝臓や腎臓で処理され、排出されます。しかし、マイクロプラスチックは血液脳関門(BBB)を通過しやすいため、一度脳に入ると排出されにくく、どんどん蓄積していくのです。


🏠 身近なプラスチックが脳に影響を与えている?

脳内で検出されたプラスチックの76%は**ポリエチレン(PE)**という種類でした。ポリエチレンは、食品包装、ビニール袋、プラスチック容器、ペットボトルのキャップなどに広く使われている物質です。

つまり、私たちが日常的に使っている家庭用プラスチック製品が、食事や呼吸を通じて体内に入り込み、最終的に脳へ蓄積している可能性が高いということです。

特に、プラスチックの粒子は厚さ1μm未満の鋭利な破片状のものが多く、血管にダメージを与えるリスクが指摘されています。さらに、直径5μm以下のプラスチックが毛細血管に詰まると、脳血管の閉塞や神経細胞のダメージを引き起こす可能性も示唆されています。


🚨 プラスチックが脳に与える可能性のある悪影響

脳に蓄積したプラスチックが人体にどのような影響を及ぼすかは、まだ研究段階ですが、以下のようなリスクが考えられます。

脳の炎症
異物が脳内にあると、免疫細胞が反応し炎症を引き起こす可能性があります。慢性的な炎症は、認知機能の低下や神経疾患の原因になり得ます。

血管ダメージ
鋭利なプラスチック片が血管を傷つけ、脳卒中や血流障害のリスクを高める可能性があります。

神経伝達の乱れ
脳の構造に変化が起こると、神経伝達がうまくいかなくなり、記憶力や集中力の低下につながる可能性があります。

ホルモンへの影響
プラスチックに含まれる化学物質はホルモンバランスを乱すことが知られています。特に、脳の発達やストレス反応に影響を及ぼす可能性が指摘されています。


🛑 私たちができるプラスチック対策!

脳内のマイクロプラスチック蓄積を防ぐために、日常生活でできることをいくつか紹介します。

🥤 1. プラスチック製の食品容器を避ける

  • プラスチック容器の食品を電子レンジで温めない(熱でプラスチックが溶け出すため)。
  • ガラスや陶器の容器を使う。

🚰 2. 水道水をフィルターでろ過

  • 水道水にはマイクロプラスチックが含まれていることがあるため、高品質のフィルターを使用。

🍽 3. 加工食品を減らす

  • 加工食品の包装にはプラスチックが多用されているため、新鮮な食材を選ぶ。

🏠 4. 室内の空気をきれいにする

  • 室内の埃にはプラスチック粒子が含まれることがあるので、こまめに掃除
  • 空気清浄機を活用。

🛍 5. 環境に優しい選択をする

  • エコバッグやマイボトルを持ち歩き、使い捨てプラスチックを減らす。
  • プラスチック製品の代わりに竹製や木製の製品を選ぶ。

🌏 まとめ:今すぐできる小さな一歩が未来を守る!

今回の研究で、私たちの脳内にプラスチックが蓄積しているという衝撃的な事実が明らかになりました。しかし、これは決して「もう手遅れ」という話ではなく、今からできる対策を始めることが重要です。

 

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🐼パンダミックな環境保護運動

2020-08-05 17:17:02 | 生物

🐼パンダ(ジャイアントパンダ)は、1980年代に中国中部の竹林に囲まれた山岳地帯に67つのパンダ保護区と無数の野生生物回廊が作られました。

そして、1970年以降から1000頭増え今では1970頭ほど生息しているらしいです。

そういった保護区域には、他の大型動物たちも生息しています。

しかし、10年以上にわたってカメラトラップの画像を調査した結果、

ヒョウ、ユキヒョウ、オオカミ、ドール(アジアの野生の犬)などの大型肉食動物が、ジャイアントパンダが繁栄した場所からいなくなっているようです。

これらの数は、パンダ保護区で大幅に減少したようであり、

オオカミとドールはそれらの中で絶滅寸前かもしれない、トラはすでに絶滅に追いやられているとのことです。

パンダの保護は他の種やより広い生態系に利益をもたらしているようには見えません。

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ほんとに怖いのは目に見えないナノプラスチック

2020-08-03 17:54:56 | 生物

大きなレジ袋やペットボトルが海に浮いていてそのよこで海洋生物が泳ぐインパクトのある写真や動画などネットでよく目にするようになりました。

しかし、ほんとうに危険なのは レジ袋などの大きいプラスチックではなくマイクロプラスチック(microplastics)です。

マイクロプラスチックやナノサイズのプラスチックは食物連鎖に入った場合様々な被害が出てきます。

5㍉未満のプラスチック片のことをマイクロプラスチックというらしいのですがそれはまだ目に見えるサイズが主です。

さらに小さな1㍃㍍未満少なくとも5000分の1のサイズプラスチック片はナノプラスチックといい目に見えないサイズです。

どのようにしてこのナノサイズのプラスチックが作られているのかですが

Nature journal Scientific Reportsで発表されたのは、淡水に居る長さ2㌢の甲殻類Gammarus duebeni が関係しているということらしいです。

ナノサイズのプラスチックは目に見えないので海洋生物の腹の中に入り、他の生物がそのサカナを食べます

さらに、その生き物を人間が食べナノサイズのプラスチックが人間のカラダに入っていきます。

このナノプラスチックが、生物全体にどのような悪影響があるのかいまのところわかっていません。

 

 

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ロボねずみの研究は今どこまで進んでいるのだろうか

2020-07-24 13:59:49 | 生物

2002年ごろ、ニューヨーク州立大学の主任研究者サンジブタルワール(Sanjiv Talwar)は、

ねずみの脳に電極を組み込んでコントロールする「ロボラット」の研究の責任者でした。

彼らの研究により、哺乳類がどのようにナビゲートするかを神経科学者がよりよく理解できるようになると主張していたそうです。

3つの電極を脳に組み込み500㍍離れたパソコンから遠隔でねずみの脳をコントロールし動かし、障害物コース上を操縦、ねじれ方向転換さらには要求に応じてジャンプします。

ねずみは、無理やりではなく操作されているときは快感だそうで、ねずみは自身の意思でそうしていると思っているらしいです。

この話題は2002年頃なので今はもっと研究も進んでいるかもしれません。

ひょっとしたら電極なんてもうつけなくてもよくなっていて無線電波などで人間にも・・自分の意思で判断しているように見えて操作されているかもしれませんね。

 

 

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海水温の影響でセミクジラ絶滅寸前250頭

2020-07-11 11:30:55 | 生物

海水温が上がる影響で、北大西洋のセミクジラは保護されているゾーンより冷たい北に押しやられ船舶の攻撃と網などに絡まれ死んでしまうことがよくあります。

2018年末に推定される北大西洋のオトナのセミクジラは250頭あまりだそうです。

これは過去10年間で 15%減少したことになります。

気候変動によって引き起こされる海水温の上昇により、クジラの餌となるオキアミがセントローレンス湾に移動しています。

クジラは獲物に続いて、保護された海域から大西洋の沿岸沿いの主要な港に近い保護されていない領域に泳ぎ、そこで船と衝突し、網に閉じ込められて死ぬ場合も多い。

商業捕鯨者は大西洋でセミクジラを狩り、1890年代初頭までにほぼ絶滅した。

日本で食べるミンククジラなどとは種が違うので捕鯨とは全く関係がないことを理解する必要があります。

ちなみにミンククジラは、世界で100万頭は生存しています。

クジラはたくさんの種が生存しているので一塊に捕鯨反対というのは賛成できない。

そもそも大西洋の捕鯨は欧州人のクジラを燃料油として乱獲しており食用ではありませんでした。

日本人は食べるためにクジラを獲っているので目的がまったく違うのです。

 

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