台風2号接近で
ものすごい風🌪
さらに雨☔️
これじゃ、自転車通勤は危ない、危ない。
ということで
仕事はお休みにしました。
休んでもリスケなので
他の日が忙しくなります。
でも、こんな時でもないと休めないから
ちょうどいい。
時間を気にしていなかったら、
もうすでに夕方になってしまいました💦
みなさま〜〜、
お気をつけてお過ごしくださいませ💕
2014年 春
イタ~リア海外ひとり
イタリア・シチリア
4日目
世界遺産
ピアッツァ・アルメリーナにある
カザーレの別荘
(解説は現地で買ったガイドブックより)
カザーレの別荘のお庭に咲いていた
愛らしいブルーデージー
古代から咲いてるわけないけど、
歴史の一部を見届けている✨

みなさま〜、
本日最終のカザーレの別荘ですが
長いことお付き合いくださり、
ありがとうございました。
↓ バシリカとは
古代ローマ時代に裁判所や商業取引所とされた長方形の建物です。
大バシリカ:商業会議に使われました。
奥行き29.8m
アプス(半円に突き出した部分 11×6.5m)


最後のお部屋は
愛を誓い合った寝室です。
とその前に、
「愛の部屋」のお部屋に行く前に
愛の部屋の前室ってのがあって
まずはそちらから。
ポリュぺモスの前室
床のモザイクは、
ホメロスの「オデュッセウス伝説」の1シーン
ギリシャの英雄オデュッセウスは航海中
巨人ポリュぺモスに捕えられます。
怪物は1回の食事に3人の人間を貪り食い、
オデュッセウスの仲間はもうすでに
6人食べられてました。
オデュッセウスは巨人にワインを勧め、
夜ワインの酔いで眠ったところを
先端が尖った棒で突き刺し、
生き残った仲間と一緒に逃げるという
物語です。

このモザイクは
ポリュぺモスが岩に腰掛け、三つ目で描かれています。
肩には山羊かロバの皮を羽織り、結んでいます。
左足には食事となる山羊を乗せながら
右手を伸ばし、策略者オデュッセウスが差し出す
ワイン🍷を受け取ろうとしています。
↓ 果物の寝室
月桂樹(アポロ神の植物)のメダル型をした
(全部で12個)モザイクは
イチジク、桃、リンゴ、レモン、梨、ザクロ、メロンなど
繊細に描かれいています。

↓ 愛の寝室
こちらの部屋は奥方の私室として使われたと
言われています。
部屋の中央のモザイクは
円形の大きな縁で囲まれた、
2人の恋人が抱き合う場面です。
男女は半裸で抱き合い、男性は左手に壺を持ち
果物のかごを支えています。
女性はローマ帝国時代の典型的な髪型で
真紅塗料で染めた布で前を覆い、
イヤリングをしています。
右腕にはブレスレット、
足にはアンクレットをつけています。
裸でも豪華です✨✨

ローマの女性たちは
スカーフやマフラーの代わりに
ネックレス、ブローチ、ブレスレットなどの
派手な貴金属、宝石類をまとい飾っていました。
また、ふくよかな体型も富の表れで
夫の社会的権力、繁栄を世間に誇示する要素でした。
まあ、今でも
そんな国が存在していますね。
ローマの男性にとって
女性は2つのカテゴリーに分けられました。
一つは娘、母親、妻。
もう一つはそれ以外。
それ以外って、誰のこと〜?
(あ・い・じ・ん?)
そして、女性たちへの振る舞いに敬意を払われたのは、
第一のカテゴリーの女性だけです。
そりゃ、そうでしょ。
そうすることで女性は
結婚まで父親の庇護下、結婚後は夫の保護の元に導かれる
という権力の方程式が成り立っていました。

修復中の遺跡がゴロゴロと。

外にもモザイク

↑ マンマの不気味な影
カザーレの別荘は
63室、42色の多色の床は3500㎡もの面積を有しています。
贅沢な素晴らしいお屋敷は
皇帝やローマの貴族たちが
私的な時間を過ごすために作られました。
みなさま、いかがでしたでしょうか?
床を覆う巨大なモザイクの絨毯ですが
写真では
その圧倒される驚きはなかなか伝わりませんが、
数々のモザイク画を通して
もし、興味深い話に触れる楽しみを感じることができたのなら、
大変嬉しく思います💕




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