謎の美女

2017年　ひとり春旅 

 4/17~26

旅のスケジュールはこちら

8泊10日

今年の旅のテーマは、

オペラ と　ルネッサンス

ヴェネツィア4泊

マントヴァ2泊

そしてミラノ1泊目

オペラの前に少しだけ時間があったので

ミラノ散策に出かけます。

1800年代前半、ミラノの資産家や貴族たちが

絵画や美術品などを集めました。

ミラノ中心地にある

ジャン・ジャコモ・ポルディ・ペッツォーリの邸宅博物館です。

ポルディ・ペッツォーリ美術館の以前の記事はこちら

1470年頃

アントニオ・デル・ポライウォーロ作

〈 婦人の肖像 〉

真珠の髪飾りと豪奢なネックレスとドレスの女性は

裕福な上流階級の女性で

結婚を目前に注文した記念の肖像画と考えられています。

画家のアントニオは

ルネサンスが成熟しつつあった時期に

フィレンツェを中心に活躍しました。

のちのボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロに

受け継がれました。

教会が絶対的権力を持っていた中世から脱して、

人間に光を当てたルネサンス。

現実の女性を賛美しました。

こちらの貴族の館は、

1300年代から1800年代の彫刻、絵画、武具、ガラス、陶器、時計、布地など

立派な収集品、有名なものなどが展示されています。

さらに、19世紀の貴族の暮らしぶりもうかがえます。

でも、人がいないよ〜。

もったいな〜い。

スカラ座から歩いてすぐです。

お立ち寄りくださいね〜。

って、

あたしって別に関係者じゃないんですけど。

また遊びにいらしてね

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