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先日届いたオロネ25素ボディですが、早速N化してみます。
分売購入したオロネ25銀帯素ボディ
数年前に、とある模型店の店頭にTOMIX単品のオロネ25-700(品番2545)が並んでいたので、思わず購入しました。しかし、適当な金帯車がないため - 金帯あさかぜセットが発売されたときに、オハネ等を増備すれば良かったのかもしれませんが - ずっと休車状態でした。そこで、この床下を流用し、今回分売で入手した銀帯ボディとで、銀帯化することにしました。
単品のオロネ25金帯とその床下
届いた素ボディですが、 言葉通り「車体」だけです。床下・台車はもちろんのこと、ガラスパーツおよびホロもついていません。金帯あさかぜからそれらを流用する手もありましたが、折角なのでボディとあわせてガラスパーツも購入しました。ホロについては、以前購入したのが残っていましたので、それを回しました。
別に用意したガラスパーツおよびホロ
単純に組み立てれば、あっというまに金から銀へ転身です。しかし、床下に関しては現行品とかなり違いがあるようです。まあ、走らせることが目的なので、良しとしましょう(実際にコレで販売・流通していたわけだし)。
床下機器周りの差異(上:旧製品、下:現行品)
このままでは、今ひとつ面白くありません。そこで、やはり以前に購入したTOMIX純正のオロネ室内シールを貼り付けてみました。レイアウト上で走行しているときは(個人的には)あまり目立ちませんが、まあ良しとしましょう(オロネなので少しぐらいの贅沢させても)。
さよなら富士・はやぶさ用室内シール
オロネ25を単独で入手する機会はありました。銀帯セットが発売されてから、アキバで「ばら売り」されていましたが、結構いい値段だったので、諦めた経緯があります。今回、1500円程度かかりましたが、休車状態の車両が活用できるようになったので、まあ良しとしましょう(車体を換装させれば容易に金帯に戻れますし)。
銀帯化したオロネ25
さて、もう一方のEF81ですが、これが結構難題のようで・・・
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・幌・ほろ・ホロ - TOMIX
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いつもお世話になっているsalam091様のブログに「KATO12系客車の尾灯をLED化」の記事がありました。既存の基板から麦球等を取り外し、市販のLEDや抵抗を用いてLED化する内容で、これならば高価な分売パーツを購入する必要がありません。恐れ入りました。
参照したブログ:12系客車の尾灯をLED化する(鉄道模型の小部屋)
その後、インターネットを検索したところ、ユーロライナー様がTOMIXの485系をLED化されており、その際購入したLEDパーツセットを紹介されておりました。
参照したブログ:485系 雷鳥編成のヘッドライトLED化(鉄道妄想族 ~土日だけ夢の世界~)
LED交換初心者の身としては、ここはユーロライナー様が取り上げられたLEDパーツセットをまずは利用してみようと思い、LED変換装置を受け取るため、S-BoYへと変身し、14万8千光年の旅(?!)に挑んだ次第です。
某「何でも屋」本店の模型売り場には各種LEDパーツセットが売られておりました。どうやら色や大きさなど40種類以上あるようです。ユーロライナー様が使われた38番の「電球色」は在庫が無く、今回は12番の「白色」と16番の「黄色」を購入してみました。ちなみに白色LEDが5個、抵抗が10個入って525円でした。なお、下図の青い紙左欄の○内の数字を何番として表記しました。
12番 白色LEDパーツセット
早速LEDに換装してみます。麦球が使われているTOMIX14系15形寝台特急彗星のライト基板から麦球を取り外し、LEDと抵抗をハンダ付けしました。LEDと抵抗の取り付け方法は添付されていた説明書(上図の青い紙)に記載されており参考になりました。次回からはsalam091様のように部品だけ購入すればできそうです。
オリジナルのライト基板 LED化したライト基板
換装前の彗星スハネフ15の写真を撮影し忘れてしまいました。単品のスハネフ15を用いて比較してみます。左がLEDに換装したもの、右が従来品です。
LED化した彗星スハネフ15 従来品のスハネフ15
慎重に作業をしたので30分程度要しましたが、簡単にLED化できました。今回はTOMIX製を取り上げましたが、salam091様の記事を参考にすればKATO製も換装できるのではないかと思われます。
salam091様、ユーロライナー様のブログが大変参考になりました。最後になりましたが、ここに御礼を申し上げます。ありがとうございました。
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・S-BoY, yeah! - Personal Diary
・寝台特急彗星 入線 パート1 - TOMIX
おかげさまで主治医より「月曜日から制限解除」を頂きました。お騒がせいたしました。
さて、復帰第一戦目ですが、前回の続き旧マニ50・テールライト点灯化です。
旧マニ50にはテールライト基盤の取り付け設計がなされていないため、それを固定させる必要があります。そこで、ネジを止めるための柱部に切り込みを入れ、そこに基盤を支持することにしました。
床下にライト基盤をのせた様子 ライト基盤の固定に用いた柱部
取り付ける部分に基盤厚と同程度の切り込みを「真っ直ぐ、薄く」入れる必要があります。そこで、1.0mm径のピンバイスを用いて、柱部に真っ直ぐな穴を開けました。貫通したあと、カッターで切り込み、基盤の差し込み部を作りました。これで基盤をある程度固定できるようになります。
1.0mm径の穴を開けた様子 穴に向けて切り込みを入れた様子
切り込みに基盤を差し込んだ様子 床下に基盤を取り付けた様子
基盤を入れると、今度は床下の別の部分と干渉したため、今度は基盤の方に切り込みを入れ、干渉を回避しました。これで一応床下に基盤を取り付けることができました。
基盤と干渉する床下のツメ 基盤に切り込みを入れた様子
次に遮光板を作らなければなりません。プラ板で試作品を作ってみたのですが、光が透けてしまいました。そこで、何か良い代替品がないかと道具箱・宝(ガラクタ?!)箱を探してみたところ、廃車状態となっていた鉄コレの床下パーツが発掘されました。もう既に何の車両の床下か判別できませんが、使っていないので流用することにしました。
用いた鉄コレの床下 切り出した鉄コレの先端部
この床下パーツの先端部に着目し、一部を切り取って基盤に重ねたとこと、ちょうど先端のカーブともマッチし、上手い具合に遮光板として利用できそうです。基盤と干渉する部分などを削り、開いていた穴(たぶんカプラーの取り付け部)を塞ぎました。道具箱にあった鉄コレパーツのランナーを穴に差し込んだところ、ちょうど径が一致したので、このランナーを使って穴を塞ぎました。
単純に被せてみた様子 その横からの様子
ライト基盤に干渉する部分を除去した様子 穴を塞ぐ様子
穴を塞いだ様子 遮光板の後部を塞がない場合の光漏れ
また、このままでは車体後部に光が回ってしまいますので、先ほど利用した床下パーツを適当に切り刻んで、後部を塞ぐ板を作り、接着して箱状にしました。
後部も塞いだ様子 後部を塞いだ場合の光漏れ
現行品のように基盤を床下にカッチリと固定できないため、接触不良が起きると点灯しません。接点部と金属板をしっかりハンダ等で固定した方が確実かとも思いましたが、今回は行っていません。
基盤の上にさきほどの遮光板をのせ、点灯することを確認し車体を戻しました。
点灯および光漏れ状態の確認 車体を戻して点灯させた様子
通電させてみました。見事にテールライトが光るようになりました。ただ、完全に遮光が施されていないので、見る角度によっては光がこぼれいます。まあ、これぐらいはOKでしょう。
上から室内をのぞき込んだ様子
さて、旧マニ50の近代化作業を行ってきましたが、購入したのは台車枠、車輪およびテールライトレンズ(銀河モデル)。流用したのは、ライト基盤、集電板および集電スプリング。そして、犠牲になったのは、現行50形のテールライトプリズムと忘れ去られた鉄コレの床下パーツでした。全作業時間は、現行50形のテールライト交換作業や試行錯誤もしたため、約4時間程度といったところでしょうか。
マニのテールライトが点灯したことよりも、鉄コレの床下パーツの流用を思いついたことが、なによりも楽しかったです! おいおい、あまり興奮するとまた熱が・・・安静にします。
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・50形近代化計画 - マニ50
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・50形近代化計画 - TOMIX
銀河モデルと併せて、現行50形用の台車枠と金属車輪も購入しました。写真では解りにくいのですが、旧台車枠は灰色、現行枠は黒と色合いが異なりますが、あとはほとんど同じです。
購入した分売パーツ 旧台車枠(左)と現行台車枠(右)
室内灯を購入したときに同包されていた集電用板とバネとが手元にありましたので、これらを使って旧マニ50を近代化します。台車については、現行枠に交換し、車輪と集電板を取り付ければ完了です。
手持ちの集電板 現行台車枠に換装した様子
一方、一体形成されているライトですが、ここに現行50形から取り外したテールライトプリズムを装着させます。両者の位置をあわせてみましたが、(時を越えて?!)一致しました。恐るべし、50形!
旧マニ50のテールライトの造形 現行50形からのテールライトプリズム
テールライトとプリズムとの位置あわせの様子
銀河モデルのテールライトレンズの直径は0.8mmと記載されておりました。しかし、前回の結果から、テールライトプリズム径は0.8mmよりも大きいことが推察されます。手元に適当な径がないため、ひとまず0.8mm径で穴を開けてみましたが、やはり穴の大きさが合いません。そこで、貫通後に改めて1.0mm径で軽く穴を拡張してみたところ、今度はピッタリ合いました。
ピンバイスで穴を開けた様子 テールライトプリズムを入れた様子
ところで、TOMIXのテールライト基板(0720 常点灯CL・白色LED)を購入し、換装した経緯があります。換装により取り外したテールライト基板(電球)がありましたので、これを引っ張り出してきました。
今回用いたライト基板(電球)
集電用台車に換装した旧マニ50の床下にこの電球基板を置いてみましたが、案の定きちんと点灯しました。あとは、床下に基板を固定して、遮光板を作り付ければ、旧マニ50のテールライトも現行仕様と同等になるはずです。しかし、どうやって固定すればよいのか、ちょっと考えてみましょう。今日のところはここまでです。
ライト基板を点灯させた旧マニ50の床下
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TOMIX旧50形用にテールライトプリズムをTOMIXの通販サイトで探してみましたが、どうやら分売されていないようなので、銀河モデルのテールライトレンズ(品番N-065)を購入してみました。米粒よりも小さい赤いレンズが8個入っています。無くさないよう細心の注意が必要です。
購入した銀河モデルのテールライトレンズ
このパーツを現行50形の非点灯側ライトと交換することで、純正のテールライトプリズムを確保することにしました。早速取り付けてみました。パーツの直径がやや小さいため、そのままでは簡単に抜け落ちてしまうので、接着剤で固定しました。かなり「出っ張り」がありますので、いつか純正のテールライトプリズムを入手した時に外せると思われます。
銀河モデルのパーツを取り付けた様子
純正テールライトプリズム(上)と銀河モデル(下)との比較
通販サイトで購入しても、恐らく同じくらいの金額になったことでしょう。ひとまず、半歩前進。
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