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FDMCスノーケリング部屋

FDマリンクラブは、のんびり真面目に活動するスクーバ&スノーケリングのクラブです。囲碁将棋、マラソンもやってます。

酔っぱらいとケンカ十段

2008-04-11 23:59:00 | 陸上部
 今週の東京地方は天気が悪い。月曜、火曜と雨で走れず、水曜は名人戦観戦、昨日木曜もまた雨。会社から帰って、合羽を着てまで走る気にはならない。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 今朝は少し早起きして30分走る。こういう日は出社してからも身体が軽い。帰宅後、夜道を40分ほど走る。大して寒くないので、レースと全く同じランナーらしい格好。クールダウンで四股を踏む形で股関節の柔軟運動をしていたら、作業服を着た初老の酔っぱらいに声を掛けられた。

「おおぉ?お兄ちゃん、何してるの?」
「近所をぐるっと走ってきて、今、整理運動ですけど」
「う~ん、いや違う。得意技は..何?」(会話になってない..)
「(笑)見ての通り、マラソンランナーですよ」(ウソっぽいが)
「いや、その脚は長距離じゃない。ラグビー?」(只の酔っぱらいではない、観念)
「ずいぶん昔、空手をやってたせいかも」
「あ、そう!何とか空手とかあるんでしょ?何?何?」
「え~と、芦原会館っていいますけど、ご存じですか?」
「おお、ケンカ十段の?芦原英幸さんのでしょ?知ってる知ってる!」

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 この酔っぱらい、かなり詳しい。元門下生としてはもちろん嬉しい。
「私も尊敬してたんですよ。芦原さんて若くして死んじゃったんだよね。残念だよね。今、息子さんが二代目としてやってるんでしょ?お兄ちゃんはいつやってたの?」
「もう20年も前です」
「20年前のお弟子さん?じゃ、直接、習ったことあるんだ。あ、そう、いい先生だったんでしょ..惜しいよね、あんな若くして..」
と言って、しゃがみ込んで泣き始めた。

 芦原英幸は有名な空手家ではあるが、見ず知らずの自分の前で、師匠を泣いてくれるのはありがたい話である。少し話し込んでいたら、酔っぱらいのおじさんからもらい泣きしそうになった。
「ありがとう、おじさん。気を付けて帰ってね。自分はまだもうひと回りしなくちゃいけないから」
とウソを付いて、上を向きながら、目の前のマンションなのに回り道して帰った。
 そう言えば、もうすぐ先代の命日だった。忘れてた。


佐倉朝日健康マラソン2008

2008-03-30 23:39:55 | 陸上部
 昨年に続き、佐倉朝日健康マラソン10kmの部に出場。昨年12月からフル、ハーフ、ハーフ、30kmと長いレースが続いていたので、久しぶりの10kmはワクワクする。記録は二の次なので、一番後ろから走り始め、スタート台の小出監督に手を振る。これも昨年通り。
「監督、こんにちは!いきなり最下位ですよぉ!」
「おおー、頑張れー!ははは!」
この会話のために参加したと言っても過言ではない。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 筋肉痛で前半全然タイムが伸びなかったが、体がほぐれた後半は5分ほど早く走れた。「おお、自己大会記録!」と小満足。全体ではもちろん遅い部類で、昨年と今年の2回しか走ってないが…。

 メタボランナーや初級者は、走る度に「記録更新のチャンス」がある。年を取ってから走り始めるのも、持ちタイムが遅いのも決して悪い話ではない。ほんとのゴールは毎度「42年後」と思うようにしている。

Qちゃん、3大会出場?

2008-03-24 23:42:49 | 陸上部
 Qちゃんこと高橋尚子選手が、今秋からの国内3大会(東京、大阪、名古屋)への出場を宣言した。驚いた。ファイテンの契約が残っているからだろうか?

 しかもこれが惨敗当日口をつぐんでいた「夢」だとすると、ちょっと拍子抜けである。勝ってほしいのは山々だが、2ヶ月毎に出場するQちゃんに楽々優勝させるほど、日本人の選手層は薄くない。強豪外国人選手も出場するだろう。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 さて、昨日は移動日で走らず。今日は空腹で夜遅く帰宅。どうするか迷ったが、バナナを1本食べて夜ジョグに出る。週末のLSDが効いたのか、途中から脚が動く。最後はビルドアップで気分良く練習終了。毎度大したスピードではない。練習後、タラフク食べて満足。

 今週末は、佐倉朝日健康マラソンで10kmに出場予定。目標タイムはまだ決めていない。のんびり調整するか、久々の10kmレースである程度走ってみるか..。こういうことを考えるのも大会出場の特典のひとつ。

朝ジョグ

2008-03-22 11:43:29 | 陸上部
 昨夜は飲みに行かず早めに就寝。といっても夜中0時過ぎ。今朝、少しだけ早起きし、寝ぼけ眼でスロージョグ開始。太陽で顔を洗うような感覚が気持ちいい。足首、ひざ、腰、背中など微妙に痛むが、普通といえばこれが普通。長く走れるようになってからは、少しくらい痛くても気にしなくなった。「ま、そのうち治まるさ」

 朝食後、いつもの床屋で髪を短くする。那覇で年に数回散髪するナイチャーはそんなには多くはないと思う。午後が本番のトレーニングだが、最近はスロージョグかLSDのみ。それでも、昨日の2時間、今日の2時間半で身体に活が入り、減量モードに入ったと思う。気温は連日の24℃。日に焼けるくらいだが、風は心地よい。

 夜、飲みに出かける。油断して、結構飲んだ..。次回の自主トレは、多分「初夏の沖縄」。たっぷり汗をかいて走りたい。

フルまでひと月

2008-03-21 23:02:42 | 陸上部
 暖かい沖縄でまたミニ合宿。気温は24度。目標は「4/20かすみがうらマラソンにベスト体重で臨むこと」である。5kgほど落とさなくてはいけない。これは結構キツイ目標。

 私は「フル」にエントリー。とくさんは5kmデビュー戦。二人とも「FDMCランニングキャップ」(FDMC陸上部限定品?)で出走予定。でも、二人で前日飲んでたらどうなるのか少し心配。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 湘南国際30kmから4日休んでの練習再開。気分はノリノリだが、筋肉は結構痛んでいるようで2km走ってギブアップ休憩。ストレッチングに変更し汗を流す。その後、公園内を亀さん走りして何とか30分になった。

 ロードのほうが面白いので、那覇マラソンラスト5kmを逆走し、瀬長島近くの交差点まで行き、同じ道を帰ってくる。最後にまた奥武山公園内をぐるぐる走り、2時間のLSDもどきが終了。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 調子がいいと思っても足が伸びない、逆に、足が多少重くてもタイムはいいという経験など、自分では珍しくなくなった。最近は1時間ほど走らないと体がほぐれた気がしないが、ほぐれた頃にエネルギー切れも起きる。走りながら腰や足の筋肉のコリをほぐす「マッサージ走り」も少しわかってきた。あっちこっち痛くても、走っているうちに治ることも多い。ゆっくり走ることは奥が深い。

2008湘南国際マラソン

2008-03-16 19:00:24 | 陸上部
 2008湘南国際マラソン(30km)に参加。練習不足と私用で棄権しようかと思ったが、明日は人間ドック。「あ、肥満ですね」という医者の一言はいつも癪に障るので、検査は少しでも痩せて受けたい。「4時間制限だしLSDにちょうどいいだろ」と強がっていたが、初夏の陽気で後半はバテた。

 駅から会場までのアクセスはイマイチだが、他は文句のつけようのない大会。西湘バイパスなので沿道の応援は少ないものと勝手に想像していたが大間違い。多くの暖かい声援に力づけられた。HPによると、ゲストとして徳光アナ、欽ちゃん、東国原宮崎県知事、丸山弁護士、知花くららさん(準ミスユニバース)と豪華。招待選手ではエリック・ワイナイナ選手らもいる。(ひがし氏、くららさんは見てない..)

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 私にとっては今年3回目のレース。前2回はハーフ。20kmならとりあえず走れるようになってきたが、30kmはそこから更に絞り出すような面白い距離だった。もちろん、レース中にそんな余裕はなかったが。因みに、フルマラソンは遅いランナーにとっては酷だと思っている。距離より時間が問題で、6時間も7時間もかけて走る場合、身体へ負担は大きい。優勝者は2時間ちょっとしか走らない。

 さて、練習不足&体重増からみれば良く走れたほうで、亀さんハーフのスピードで30km走れた。FDMC陸上部トルネ氏の「終盤にモノを食うな!エネルギーには間に合わない!水飲んで走れ!」という教えもあるが、クリームパン、レーズン、可愛いスタッフが「がんばってくださ~い」と差し出すバナナを無視するわけにはいかない。美味しくいただき、しばし小休憩。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 会場を後にする前、ワイナイナ選手と握手する機会を得た。「また来て下さいね」と声をかけたら、実に流暢な日本語で「また、一緒に、頑張りましょう!」と言われた。このセリフ、勝手に「私への挑戦」と受け取った。よし、頑張ろう!楽しい大会だった。


Qちゃん北京消滅、やはり怪我

2008-03-09 23:55:41 | 陸上部
 名古屋国際女子マラソン、まずは21歳の新鋭・中村友梨香選手(天満屋)の優勝に拍手。前半のスローペースとQちゃんの脱落で興味が削がれるかと思ったが、とんでもない。弘山選手が引っ張り、原選手が仕掛け、坂本選手がかわし、堀江選手が勝負に出たところ、中村選手がまくって独走。後半のスピードで巻き返し2時間25分51秒でゴール。お見事。北京代表もほぼ決まり。

初マラソン中村友梨香が優勝、高橋27位…名古屋国際女子(読売新聞) - goo ニュース
五輪=名古屋マラソン、中村が初優勝・27位高橋はひざの手術明かす(ロイター) - goo ニュース

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 昨日、Qちゃんの復活優勝を予想したが、本人のレース同様惨敗。まあ素人の応援予想などどうでもいいが、「実は怪我で」という部分は当たってほしくなかった。ただ、スタート時に鼻の上が黒いのは何故か気になった。あと、本人が自分のサインと座右の銘の入ったシャツを着るのはどうかと思った。

 引退はしないらしい。「この結果をしっかり受け止める」「言えないが次の目標は決まっている」「ファイテンの社長にももう少しやりたいと頼んだ」とか。ファンとしては嬉しいが、目標はこういう時だからこそきちんと口にしてほしい。怪我が治ればほんとに走れるのかは気になる。チームQでいいのかはもっと気になる。

 最近のスポーツでは一流同士の差は紙一重であり、単なる根性論ではなく「モチベーションの高さ」が結果を左右する。シドニー五輪金メダリストで国民栄誉賞のQちゃんがもう第一線で戦えないのなら引退してほしい。ビッグゲームで優勝を狙う意欲があるのなら選手生活を続けてほしい。

Qちゃん復活優勝か?

2008-03-08 23:47:53 | 陸上部
●応援を込めての予想
「Qちゃん2時間23分で復活優勝、北京五輪代表決定!」

 明日は名古屋国際女子マラソン。「高橋尚子選手の復活なるかが今回の見所!」というと他の選手に失礼だが、現役の国民栄誉賞選手が北京五輪代表になるのか、あるいは、惨敗して引退するのかという運命の日である。

 帰国時のコメントでは好調なのか不調なのかわからなかった。顔も絞り込んでいるのか、単に痩せこけてシワ顔なのかピンとこない。ただ、パーマ屋の息子の目から見ると、髪はしっかり元気そうだった。
 
◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 明日は、天気晴れ、レース時の気温12-15℃、湿度35%、風2~3m程度といったところ。マラソンには結構良い条件、Qちゃんにとってはもっと暑いほうが有利だが、「言い訳できない好条件」でもある。昔のような爆発力があるとは思えないが、怪我さえしていなければ、今回は一流のスピードを見せてくれるはず。31kmあたりから順次ライバルを引き離す展開が理想だが、最近のブランクがどう影響するか。

 名古屋での優勝者は当然として、日本人1位でも2時間25分なら3人目の代表に選ばれるだろう。トラックまでもつれると弘山晴美選手に勝てないし、原裕美子選手のようなド根性組もいる。2時間25~26分の争いになると嶋原清子選手、堀江知佳選手など伏兵も大勢いる。Qちゃんが勝つなら比較的速いタイムであろう。

 勝っても負けても見たいランナーなどそうそういるものではない。心配なのは、周囲に気を使いすぎること。あと「実は怪我してました..惨敗でした」ということにならないよう願っている。


東京マラソン、下級芸人は不要

2008-02-17 18:39:32 | 陸上部
 東京マラソン2008は昨年の雨とは一転して晴天。男子・北京五輪選考レースとしては、JR東日本・藤原新(あらた)選手が有力日本人選手を一蹴し、2:08:40の好記録で2位。ハーフの選手と思っていたが、これからは一気に「マラソン選手」として一目置かれることになりそう。

【東京マラソン2008】教訓生かし成長模索 (産経新聞) - goo ニュース
“新”星現る!東京マラソン一般参加・藤原が日本人トップ2位(サンケイスポーツ) - goo ニュース
九州の“無印”五輪へ名乗り 藤原選手東京マラソン2位 諫早高校時代の監督「信じられない」(西日本新聞) - goo ニュース

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 朝一で沖縄から飛んできたせいか、東京は一層寒く感じる。帰宅してから沿道応援に出かけるつもりだったが、急用ができテレビ観戦に変更。大会は去年の反省から、バナナも仮設トイレもかなり増やしたそうだ。結構なことである。その一方で気になる点もある。
 
 抽選の話。後半の「市民の部」が全国的にどの程度放映されたのか分からないが、日テレ・アナウンス部から若い人がずいぶん出場していた。やはり別枠があるのだろうか。あえて「このメンバーは申し込んで当選した」「私は落選した」と強調するあたり、倍率6倍にしては腑に落ちない。別に、アナウンサーのゴールを見たいわけではない。

 2007、2008と連続当選の人は運が良くてホントに羨ましい。連続参加の制限というと問題があるかも知れないが、人気のマンモス大会で10万人以上落選者がでるのだから「初参加・抽選優先枠」があってもいいように思う。

 芸人や特定の人にスポットを当てるやり方は「大都市型・市民マラソン」には合わないと感じた。難病や障害を乗り越えての挑戦は素晴らしいし、両足義足ランナーで有名な島袋氏(日テレスタッフや徳光さんはあまり知らないようだったが)にも感動した。ただし、これは「愛は地球を救う」ではない。主役は普通のランナーでいい。一般ランナーだって個々にいろいろなものを背負いながら、必死にゴールを目指している。コース名所の定点カメラで、サブ4、サブ5、サブ6の走りをもっと見たい。

 這々の体でゴールしたはずの切れネタ芸人の暴言には辟易した。出たくなければ最初から出なければいいではないか。下らない芸人のサポートのために、直接・間接、どれだけの人が苦労しているのかまるで分かっていない。実に不愉快。アナウンサー以上に無駄な一枠。

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 前回も感じたが「フルマラソン7時間制限」は、必ずしもランナーには優しくない。完走率の高さは大会主催者の自慢かも知れないが、あまりの長時間走は怪我の元。メタボランナーにトップ選手の3倍の時間を走らせることは酷な面もある。「フル6時間制限」「ハーフマラソン新設」という手はないのだろうか。

 キロ10分(時速6km)で42kmがちょうど7時間。一か八かの「記念出場」で完走する人もいるが、記念で終わって「二度と走らない」という声はちょっと寂しい。一方、途中の関門で涙をのむランナーも映し出されたが、おまけで通過させても大抵はゴールにたどり着けないので、門前払いが親心でもある。記念で止めるより、次に挑戦する方がランナーっぽい気がする。マラソンのゴールは42km先ではなく「42年先」に置けばいい。来年走りましょうや、御同輩!

連日の寝坊

2008-02-16 23:28:32 | 陸上部
 沖縄2日目。また寝坊したので、筋肉痛を言い訳に、「ま、午後からでいいだろ」と判断し、遅い朝食をとる。これで3~4時間は走れない。今日も昼食はとらず、午後3時前から亀さん走りを開始。
「でも亀ほど遅くはないよなぁ」
「亀より『カバさんランナーの会』がメタボっぽくていいかも」
「カバっていざ走ると速いらしい」
「ウサギと亀の話は、ウサギの油断を最初から計算に入れる方法が姑息だ」
「亀はもっと練習して速くなってから、ウサギに挑戦するべきだ」
などいろいろ考えて走る。これも楽しみのひとつ。

 筋肉痛も徐々に治まり、ポン爺さんご贔屓の横浜ベイスターズのキャンプ地「宜野湾球場」まで脚を伸ばす。サイン攻めにあっている選手もいたが、私には誰が誰だか分からない。売店のアメリカンドッグでエネルギーを補給し、那覇に引き返す。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 LSDも2時間を超えると満足気分になる。「でも、やっぱり最後は『泊大橋渡り』でしょ!」と経路を変え、もうひと踏ん張り。ケラマに沈む夕日を見ながら気分爽快に締める…という目論見。

 ところが、橋に近づくと太陽が雲に隠れてしまい、一気に肌寒くなった。海風も耳たぶに冷たい。疲れも倍増。結局、「薄暗い橋の上で怪しく蠢くメタボランナー」という構図で終わった。無念。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 ともかく、昨日2時間、今日3時間と走れたのは収穫。明日は朝一の便で帰京し、東京マラソン2008の沿道応援。みんな頑張れ!

ポン爺の記憶

2008-02-15 20:22:23 | 陸上部
 昨日、電車の中で「東京マラソン2008」の受付帰りとおぼしき人を見かけた。大事そうに袋を抱えている。競争率6倍の落選者の私からするとなんか羨ましい。当日はぜひ頑張っていただきたい。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 リハビリ走を兼ねて沖縄に来ている。2月はあまり晴れ間がなく、曇りか小雨という日が続いていて、プロ野球のキャンプも大変だとか。確かに風は冷たい。
 寝坊したのでたっぷり朝食をとって午後からトボトボ走り始める。適当に切り上げようとしたが、「あと10分」「あと5分」と我慢していたら2時間まで行けた。東京は寒いこともあり、最近、練習で長く走ることがない。明日どれだけ疲労が残っているかが問題。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 夜、音信不通のポン爺さんに電話したら、東京マラソン2008のことなど痴呆症のように覚えていない。「マラソン応援の後、みんなでお勧めのオイスター・バーに行こう!」と誘ったのは誰だ一体!
 ちなみにこの爺ちゃん、去年の飲み会で「2月にベイスターズの沖縄キャンプに行きた~い!」と駄々をこねるので、後日手配しようとしたら、「へ?何だっけ?」という有様。来年から小田原新年会には呼ばない。(でいいよね、副会長?)

ようやく癒えた

2008-02-12 23:44:21 | 陸上部
 僧帽筋損傷(多分)から1週間、ようやく痛みも治まり、久々にトコトコ走った。休むとやたら脚が軽いが、これは毎度すぐに疲れる。亀組1年の走歴で学んだことの中に「脚の軽さは要注意、身体の軽さは絶好調」がある。

 LSDのつもりでも、フォームが安定しないので、勢いで段々スピードが上がってしまう。もっとも大した速さではないが。この時期、東京の夜は寒い。それでも身体が温まると、上はTシャツに手袋で何とかなった。

 今日は1時間走って終了。3月は湘南30km、4月はかすみがうらフルが待っている。間に合うには間に合うが、記録云々ではなく、今年はたっぷり走るレースを増やしたい。とくさんも4月の5kmレースでデビュー予定、楽しみ。あとは、ポンさんのデビューを待つのみ。これも楽しみ。


負傷

2008-02-04 23:23:30 | 陸上部
 昨夜、丸亀から帰ってきてから背中が痛い。首が痛い。寝返りが打てない。背中を反らすと電気が走る。今朝はベッドから動けない。「ギブ・アップ...」。そして、会社を休んだ。

 自己診断では、寒い中、脚が動かない分、必死に腕を振りすぎたため、僧帽筋の炎症を起こし、徐々に腫れが広がり胸椎の神経を圧迫、筋断裂ではないが、部分的には損傷してるかも..。とりあえず2~3日かかりそう。

 昼近くなって、恐る恐る歩きながら、人生で初めて整形外科に行った。立つのも座るのも一苦労。驚いたのは、触診もほとんどなく、レントゲンと問診で終わったこと。骨・神経に特に異常はないので、痛み止め、筋緩和剤、胃薬を処方してもらいお終い。「ふ~ん、整形ってこんなもんなのか」

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 「肩こう骨周りの筋肉が固いと脚がスムーズに動かない」というのはモノの本で読んだことがある。今回は、脚を動かすために腕を振りすぎて不覚を取った。寒さの中、そんなに頑張る必要はなかった。いい勉強になった。

 整形外科は「元気な老人」が多かった。「病人」ではないので皆、達者だ。元気がなければ、病院には出歩けない。これも勉強になった。

 昼のスーパーにも久々に行った。中国ギョーザの一件で冷凍食品は皆怪しく見える。おばちゃんだらけで、相撲取りのように元気。買い物姿は堂々としていて頼もしいが、中には一旦買い物カゴに入れた冷凍食品を、店内を何回りかしてから、また冷凍庫に戻す不逞の輩もいた。おいおい、ルール違反だろ。(農薬混入だけが原因ではないのではないか?)

丸亀ハーフ

2008-02-03 20:13:22 | 陸上部
 一流どころが参加する有名なハーフマラソン。天気予報は二転三転し、結局、朝方は雪。レース中も霧雨。レース中の気温は3~4℃。体感温度は雨のせいでかなり低い。初めて、ロングTシャツとTシャツを重ね着した。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 スタート早々トイレに行きたくなって街道のコンビニを探していたが、沿道の応援がやたらと多い。横道にそれるのもみっともないかと思い我慢し、5km地点でようやく一息。先客がいて5分以上ロスしたが、その間、コンビニ客の母子連れやおばあちゃんと談笑。「寒くないの?」「そりゃ寒いですよ!」という会話は暖かい。

 往復コースなので、30~40分走るともう一流どころが帰ってくる。走りながら拍手で迎える。テレビ中継で自分の後姿が映っているのではないかと思い背筋を伸ばす。陸上競技場の使い勝手のよさ、10分前集合でOK、制限時間3時間なども嬉しい。高松空港からのアクセスがもう少しよければ、ケチのつけようがない。

 それにしても寒かった。寒いと疲れる。筋肉が萎縮する感じで無理が利かない。前半はキロ6分半、後半はキロ6分のロング走としてレース終了。体重は6~7kgオーバーの現状ではまずまずか。タイムは全然伸びないが(というか下降気味だが..)、丈夫になったせいか「走れるメタボ」になっている。これはよくない。次回の湘南国際(30km)までには少し減らしたい。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 今日は東京23区も雪景色のようで、朝、テレビを見て「へ~、久々の本格的な雪だね」と旅の空から呑気な感想を持った。ところが、レース後、温泉でくつろぎ、空港に来てみると「帰りの羽田行きの飛行機が3時間遅れの見込み」。おいおい。

 そのお蔭で、まさに「今」ブログの更新をしている。果たして飛ぶのか?その後の電車はあるのか?


福士、ド派手に散る

2008-01-27 22:50:14 | 陸上部
 大阪国際女子マラソン2008は、注目の爆走娘・福士加代子がトラック&ハーフのスピードを生かし前半はダントツの走りを見せたが、後半は墜落に近い失速で惨敗。「マラソンは30kmを過ぎてから」を目の当たりにしたレースだった。

福士は失速、森本が2位 大阪国際女子マラソン(共同通信) - goo ニュース
ヤマウチが逆転優勝=福士失速、森本2位-大阪国際女子マラソン (時事通信) - goo ニュース
大阪国際女子マラソン、新鋭・森本が2位で五輪代表候補に(読売新聞) - goo ニュース

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 男子マラソンで言えば、往年の中山竹通選手を見るようで実に面白かったが、結果は全く違った。トラックの女王は脚がもつれて何度も転び、這々の体でゴールした。準備一ヶ月で北京代表という青写真は、福士を追い抜いて行く本職選手からすれば「マラソンはそんなに甘くない!」という気持ちがあったと思う。もちろん、後半バテる苦しさはみんなわかっているので、「頑張って」という気持ちもあるだろうが。

 一言で言えば「経験の差」である。福士選手もそうだが、ワコールの永山忠幸監督の「指導経験不足」のほうが責任は大きい。確かに完走自体は責任感の強さを感じるし、脱水症状でのゴールもホントに涙を誘ったが、あれほど脚に来ているのであれば、下手に転んで大怪我をしないとも限らない。メダル争いでも引退レースでもないのだから、永山監督には「棄権させる勇気」も持ってほしいと思った。あんな福士を見たくはない。

 次回の福士加代子は「五輪代表」だとか「初マラソン記録」という欲とは全く関係のないレースになる。これでようやく「爆走娘伝説・マラソン編」を落ち着いて見られそうだ。大いに期待している。(同郷だし..)